吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク・ヨガ講座:第108回目「信念を崩壊させる片足鶴」

2019-10-29 12:33:36 | 美容と健康


AlexanderTechniqueヨガ講座:第108回目
「信念を崩壊させる片足鶴」10月29日



信念を崩壊させる?
良い意味にも悪い意味にも、とらえることができます。
ここでいう信念崩壊は、当然良い意味です。
脳のリミッターを外すということですね。すると眠っていた力や才能が開花します。

片足鶴のポーズで、なんでそんなことが可能なのかというと、
だって見るからに難しそうじゃあないですか。
簡単だという人は、既に達人の域にある人でしょう。

私も初めてチャレンジしたときには、こりゃダメだと思いました。
でも孔雀ポーズなんかで浮上感に慣れてしまうと、何としてでもやりたくなるもんです。
あとは毎日ちょこちょこ繰り返していると、ある日フワーッと浮上します。

その時、私の信念は崩壊しました。
すると今まで目に見えていなかったものが、見えるようになりました。
聞こえていなかったものが聞こえるようになりました。
幻覚や幻聴のことではありません。
中心が安定して高密度になると、物事のしくみが直感的に分かるようになります。

片足鶴はアレキサンダーテクニックのプライマリーコントロールを強力に働かせることが可能になります。
プライマリーコントロールは内に秘めた調整作用で、ヨガでいうクンダリニーです。

クンダリニーは下手に扱うと暴れてたいへんなことになります。
なぜ暴れるのかというと、
気道がふさがっているので、頭に向かってうまく流れることができないからです。
そうなると電気のショートが起きて厄介なことになるわけです。

長期間の瞑想だけでクンダリニーを起こした人は、おかしくなることがあります。
だからハタヨガはアサナで体をまず鍛えて、気道を開いておくのです。
すると陰と陽、静と動のバランスが乱れずに、クンダリニーを昇華できます。

1)片足鶴の手のポジション。

いくぶん逆ハの字に置くとよいです。手のひらは大きく開きましょう。
手の間隔もあまり広すぎないで、頭をマットにつけて三角形を作るようにします。

2)これが片足鶴のスタンバイです。
初心者の人がぶつかる最初の難関ですね。片足鶴をやるには、横足鶴が気軽にできることが最低スペックです。


3)頭を持ち上げたらアレキサンダーテクニックのダイレクションを思い出します。
「頭がリードして体が追従する」


4)ダイレクションのタイミングがうまく合うと、
プライマリーコントロールは発動して、インターナルアクションが起こります。

すると
「力なんかいらないもんね~何もしないのがコツなのさあ~」
と涼しい顔して言うことができます。
そうするとまたあいつは悔しがって、地団駄の踊りをするわけです。

●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
http://spiralb.com/
070-5594-6328
headneckup★gmail.com(星を@に変えてね)
吉田篤司


アレクサンダーテクニーク・ヨガ講座:第107回目「横足鶴で中心エネルギー高密度化」

2019-10-29 11:17:07 | 美容と健康


AlexanderTechniqueヨガ講座:第107回目
「横足鶴で中心エネルギー高密度化」10月29日



横足の鶴はパールシュヴァバカアサナといいます。
浮上系ポーズの中では、比較的、取り組みやすい、
そして練習するだけでも丹田強化が即座に起こるので、
週末ワークショップや個人レッスンでもおこなっています。

疲れたときや元気が出ないときにやると、
瞬時に心変わりしてエネルギーアップします。

初めて体験する人は、あまりの急激な変化に、逆に怖くなってしまうこともあります。
面白いのが
「私はそういうのはへっちゃら。ぜんぜん大丈夫だよ」
という人が、いざ高密度なエネルギーに直面すると、おののいてしまうことがよくあります。

それでも数回やれば、すぐに効果を実感して、
完成ポーズまで一気にできちゃうと、中毒になります。
毎日やらずにはいられなくなります。
そして次から次へと難易度の高いアサナにチャレンジしていくんです。
ここまで来ると体も心も無敵といった感じになります。

1)両脚を左腕の外側に並べます。
そして片足を上げたり下げたりしてバランスを体に馴染ませます。小脳がやってくれるんです。


2)両足あげましょう。
ここまでやるだけでも十分にエネルギーが体の中心、丹田に集まってきます。
チャクラで言うと、マニプーラカとスヴァディシュターナの連携作用が出てきます。

エネルギー密度が高くなると、体温があがり発汗作用が出ます。
サウナに入って汗流すのとは、ぜんぜん違います。
外側を温めるのではなくて、体の芯から熱を出すんです。

3)両足を持ち上げた状態が、平気で楽しくできるようになったら、
頭を持ち上げるのも、もうそんなに難しくはありません。
背中の詰まりや、邪気・病気は吹き飛ばしましょう。空間も浄化されます。

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