AlexanderTechniqueヨガ講座:第106回目
「シールシャアサナの変形」10月28日
シールシャアサナは頭頂をマットで支える逆立ちで、
ヨガには複数の変形ポーズがあります。
今回はバッダハスタ・シールシャアサナです。
腕を組むようにしてバランスします。
三転倒立ができれば、特に問題なくできますが、
手の置き方が変わると、バランス的にちょっと怖いです。
その怖さ、スリリング体験がアドレナリンを出して、体のエネルギーは高まるわけです。
スリリングな体験なら、どんな事でもアドレナリンは出ます。
だからギャンブルで巨額なお金をかけた勝敗ドキドキは、
外野で見ているだけでもアドレナリンは出ますが、そういうやり方では体は強くなりません。
また医療薬品のアドレナリン投与しても、やはり体は強くなりません。逆に副作用で危険です。
自分の体を積極的に動かしてこそ、有益なアドレナリンになります。
1)腕を組んで基本姿勢になります。
2)頭と首、背中に連続性を作ると、足は簡単に浮上できます。このバランス状態が最も大切です。
このとき額をマットにつけて支える人がいますが、お勧めできません。
アレキサンダーヨガでは頭頂を使います。
3)バランスがとれたら、もうこっちのもんです。開脚しましょう。
4)あとは自動的に足が上がっちゃいます。
腕の組み方が慣れないと、やっぱりちょっと怖い。
慎重にハラハラ感を楽しみましょう。(ドキドキはしません)
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
http://spiralb.com/
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吉田篤司
AlexanderTechniqueヨガ講座:第105回目
「片足鶴で舞い上がろう!」10月28日
片足鶴のように難易度の高いアサナは、腕力だけではうまくいきません。
たとえ持ち上がっても苦しくなるので、せっかくの鶴がだいなしになってしまうのです。
片足鶴をはじめ、他の浮上系ポーズにも言えることですが、
「身軽さ」「上に行く」「舞い上がる」といったイメージ感が重要になります。
アレキサンダーテクニックでは、それを“Think UP”といって、
「やらないで思う」と教えています。エネルギーを上昇させるんです。
パワーヨガでもこうした教え方をしていたのですが、
残念なことに一時期、脱落者が続出してしまったのです。エネルギー負けです。
内気な人が、いきなり圧倒的なパワーのエネルギーに直面すると、おじけづいてしまうのです。
内気な原因は、丹田がスカスカなので、
大腰筋を鍛えるアサナをどんどん練習すれば、すぐに陽気になって元気になります。
怖いかもしれないけど、勇気を出して一歩踏み込みましょう。誰も襲ったりしませんから。
それで、舞い上がる秘訣として、片足鶴をやる前にピョンピョン飛び跳ねてください。
ピョンピョンというよりも、フワーン、フワーンという感じで舞いがるわけです。
ちょっとやってみると、これだけでもリフレッシュ効果はありますね。オフィスワークの人にも良いです。
そうしたら片足鶴です。
1)基本姿勢からスタンバイになります。
2)しばらくこの姿勢で安定。呼吸を整えましょう。
3)そこで息を吸ってグッととめて、クンバカします。全身全霊で両手でマットを押しつけます。
そこで“Think UP”舞い上がってください。
4)無重力状態をイメージするとうまくいきます。
5)さらに前腕を前に傾斜させながら、両肘を伸ばしていくと、ポーズ完成です!
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司