AlexanderTechniqueヨガ講座:第98回目
「前屈ポーズ各種」10月23日
前屈ポーズ・ストレッチは見た目は簡単だし、誰もがすでに幾度もやったことがあります。
だけど正直言って、本当に簡単なのか?というとそうでもありません。
特に体が固い人が頑張りすぎると、筋肉や腱を損傷させたりもします。
またやり過ぎると、その反動で筋肉はますます固まってしまいます。
ヨガを始めると、たいていの場合は柔軟系のポーズから始めるので、私も昔はさんざんやりました。
でもあるレベルまで伸びると、その後はいくらやってもほとんど変わり映えしませんでした。
筋繊維自体に個人差があるので、
柔軟系ばっかりやっていても体の本質的な部分の改善は、それほど引き出せない、
というのが私の経験です。
また丹田強化にも浮上系ポーズに比べると、あんまり効果ありません。
それでは柔軟系ポーズは何のためにやるのか?というと、
1)普段まったく運動していない人が、ちょっと体を動かしてリフレッシュするため
2)激しい動きをする前のウォーミングアップ
3)ヨガに人生を捧げて、各アサナの完成をめざす
4)単純に楽しいし気持ちがいいから
となります。
中でも4)の楽しいからとか気持ちがいいから、というのが一番の理由だと思います。
やっぱり体は動かすものです!
というわけで私の苦手な前屈ですが、
酢を飲み始めてからは、これでも以前とは比べ物にならないほど、伸びが出せるようになりました!
1)まずは初級のマハームドラーです。
足上げてみる。
2)トゥリヤンガ・ムカイカパーダ・パスチモッターナ・アサナ
恐ろしく長い名前ですね。片足を女の子の得意な座り方でやります。
足上げてみた。
3)半跏府座でやるパスチモッターです。
4)パーダーングシュタ・アサナ。背中は丸めないで、できるだけ反らせます。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
http://spiralb.com/
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吉田篤司
AlexanderTechniqueヨガ講座:第97回目
「丹田力が成功のカギ」10月23日
なぜ丹田はそれほど重要なのか?
答えは体の中心だからです。
中心があって物体は初めて安定した動きが可能になります。
そして最も重要なことがエネルギーに満ちることです。
肩こりや首痛、背中のつまり、その他多くの不調和の原因は、
エネルギーが分散して変なところに集まってしまっていることにあります。
肝心の体の中心はスカスカ状態なのです。
だから丹田にエネルギーを凝縮して密度を高めると、体は当然のごとくしっくり整います。
さらに第二の脳といわれる小腸もちゃんと下腹部・骨盤に収まります。
腹のすわった人になるんです。
そしてこの丹田を強化するにはヨガの浮上系ポーズが、ダントツで優れているんです。
秘密は重力との作用による筋反射です。
今回は賢者カウンディンニャⅠのクロスレッグで気持ちよく鍛えましょう。
初心者の人こそやる価値があります。
1)いつものように基本姿勢から左右の脚をクロスします。
左ひざを右肘に引っ掛けて、右脚は後方に伸ばす。これがカウンディンニャⅠのスタンバイです。
2)ここからが丹田強化の気持ちいい運動です。お尻を左側に下げていきます。
3)どこまで下がりますか?地面スレスレの限界まで下げてみてください。
これが強化方法です。力をこめる気持ち良さがありますね。
墜落してもOKです。誰にでもお勧めの運動です。
4)体の使い方、バランスコントロールができたら、同時に頭を持ち上げちゃいましょう。
5)次は左足を着地させて、かわりに右足を持ち上げます。
そして後方にストレッチで伸ばします。これもまた気持ちがいいのです。
反対側から見ると、左ひざが右肘にガッチリかみ合っているのがわかりますね。ここが大切です。
内臓が絞られてデトックス効果があります。
つまりカウンディンニャⅠの練習は、やるだけでお腹が引っ込んで、美容にも若返りにもよく効くんです。
6)丹田が十分に強化されると、体はマットから垂直浮上します。
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吉田篤司