アレクサンダーテクニーク:頭と首と骨盤:姿勢7
前回の背中と肩甲骨の関係性をさらに発展させていきましょう。かなりテクニカルです。自分が今までやっていた動きとはまったく異なることにビックリするでしょう。「こんな気がする」だとか「こうだと思う」そして「そう感じる」とか誰もがよくありますが、実際にやってみると、多くは間違いなのです。そしてその間違った思いから今の自分が出来上がっていることをお忘れなく。
今回は左手の親指を左側の肩甲骨の下部突起に触れます。そして右手の甲を左側の肋骨に触れます。
1)左手で左の肩甲骨を右方向、同時に右手で右肋骨上の皮下組織を右に動かします。
2)すると胴体は右スパイラルでひねられて、背中は絞り上げられながら反り返ります。目線は上に向かいますね。
3)このとき左右の手の方向性は背中で右斜め下に向かいます。これはスパイラル筋膜の一部です。(写真は丸まって見えますが、錯覚です。背中はひねり上げられて反り返っています。)
4)次に左手で左肩甲骨を左、同時に右手で右肋骨の皮下組織を左方向に動かします。
5)すると今度は胴体がスパイラルでひねられて背中は丸まります。目線は左の床を向きます。
6)このとき左右の手の方向性は背中で右斜め上に向かいます。このスパイラルの動きを繰り返しましょう。
7)胸椎のが解放されて背中の流れがスーッと通ります。これがニュートラルです。
スパイラルの流れを理解して、今日もまた元気にパワーヨガやりましょう。もっと良い体にしましょう!
【アレクサンダーパワーヨガ Part-64】
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司