ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/03日 治部坂峠 蛇峠山で紅葉の景色を楽しむ 帰途に月瀬の大杉 

2014-11-06 06:35:22 | 草花
この三連休の内の日曜と月曜に、二家族で秋の野山を楽しんできました。

場所は愛知県から長野県に抜ける国道153号線沿いの治部坂峠付近で、ついでに蛇峠山も歩いてきました。
治部坂峠は標高が1200mくらい有り、ここにスキー場があるくらい標高の高いところです。
そして、蛇峠山は標高1664mの二等三角点を持つ山で、山頂付近にレーダーやアンテナの立ち並ぶ山です。

子持ち桂 ↓

道筋に「子持ち桂」という看板があり、これは前々から気になっていたところでしたので、立ち寄ることにしました。心細いような山道を車で進み、たどり着いた場所の崖の下にこの木はありました。

子持ち桂 ↓

下まで降りてみると若夫婦が子授かりの祈願をしているところでした。桂の株はひこばえしていて、50株くらいがまとまっていて、樹高27m、ひこばえの外周は18mにもなるようです。
愛知県の天然記念物に指定されていました。

雨の上がった翌朝 ↓

宿舎に着くまでは雨降りでしたが、翌朝は素晴らしい上天気で、朝日を浴びた木々の葉は金色に輝いて見えました。

蛇峠山を歩く ↓

治部坂峠から蛇峠山に行ってみることにしました。
道のりは思っていたよりも長くて、未だ幼い孫を背負ってみたりして何とか蛇峠山のアンテナ群の立つ頂に着きました。 周辺にはまだマツムシソウが咲いています。

カマツカ ↓

道端にカマツカの赤い実がありました。

大川入山 ↓

9月には大川入山からこちらの蛇峠山を眺めましたが、今度は蛇峠山から大川入山を眺めます。

レーダー雨量計 ↓

山の手前の頂にこんな建物が出来ていました。以前に来たときには無かったものです。
この施設は電波を発射して、雨粒から反射された電波の強弱によって雨量を計測する装置のようです。

奥三河の山並み ↓


南アルプス ↓


白根三山と塩見岳 ↓


荒川岳(の悪沢岳)・赤石岳 ↓


山頂 ↓

少し離れた場所に二等三角点を持つ蛇峠山の山頂があります。

山頂の表示板 ↓


山頂の展望台 ↓


二等三角点 ↓


塩見岳 ↓


悪沢岳・赤石岳 ↓

この日は結局、富士山が見えませんでした。

ツツジ科の紅葉 ↓

さすがにツツジ科です。 素晴らしい紅葉を見せてくれます。

近くの山 ↓

こちらは恵那山・大川入山と地続きの山です。

電子基準点 ↓

むかし天測点のあった場所だったような気がしますが、新しい金ぴかのものが建っていました。
これは電子基準点といってGPS衛星からの電波を受信して、この場所の位置を観測するシステムのようです。

馬の背から南木曽岳 ↓

馬の背(標高1457m)という見晴らしの良いところから遠望します。

馬の背から蓼科山 ↓

ごく薄ぼんやりと蓼科山も見えていました。

月瀬の大杉 ↓

帰りの国道沿いで「月瀬の大杉」の案内が出ていました。これもかねてより気になっていたものですので、この際寄っていくことにしました。

月瀬の大杉 ↓

右脇に人が二人いますね。この樹のスケールの大きさが分かると思いますが、これは長野県では一番大きな樹木だということです。推定樹齢は1800年以上だそうです。

月瀬の大杉 ↓

1844年に江戸城の本丸が焼失したときには、この樹を使って復興しようとか、明治年間にこの樹を売却しようという話が起きたそうですが、そういうことを乗り越えて、今は国の天然記念物として地域の人たちから大切にされています。
ネットで知ったことですが全国の巨樹ランキングの三十何番目かにランクアップされていました。

コメント
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