ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/10日 甲斐の茅ヶ岳と金ヶ岳周回 その3:女岩のコルから、冬木立の中を茅ヶ岳の山頂まで

2015-11-16 07:15:46 | 草花
稜線に突き当たったところを、”女岩のコル”と言っているようですが、その場所には道標はありましたが、そのような名前の標記はありませんでした。

ここを過ぎてから、3分ほど歩くと、深田さんの倒れた場所が、突然という感じでやってきます。
脳卒中ということでしたから、「脳血管障害」というカテゴリーに入り、今でも生活習慣病としては、ガン、心疾患に次ぐ死因になっています。気を付けないといけませんね。

そこでお参りをしてから、山頂を目指して歩きますが、今回の記事は、この部分をレポートすることになります。

女岩のコルの道標 ↓

北側に晴れ間が見えています。この調子で富士山・南アルプスが、見えるような空になるとよかったのですが、この日の天気は、どんどんこれ以下になっていきます。



女岩のコルの様子 ↓

コルとは稜線上の凹所であり、鞍部ともいわれます。沢筋からここに乗り上げて、これから後は稜線歩きに入ります。



深田久弥終焉の場所 ↓

道標のところから、歩いて3分ほどしたところに、突然その地が現れました。
もう少し先だと思って歩いていたので、現れ方が”突然”という風に思えた次第です。
この場所を山頂の15分ほど手前としていますが、小生はここからまだまだ22分歩いて山頂につくことになります。



アキノキリンソウ ↓

この時期になると、さすがに、咲いたものは残っていませんでした。



ヤマハハコ ↓

これでもまだ花の面影が残っている方です。



瑞牆山 ↓

稜線上で北東の方角が見えるところに来ると、雲間に岩峰が見えます。奥秩父の山並みの西端にある秀峰、瑞牆山のようです。
もう少し右を見ますと、金峰山があるのですが、山頂部分が雲に邪魔されて、シンボルとして有名な五丈岩のあたりが全く見えませんでした。



眼下の黄葉 ↓

眼下には黄葉した山襞が広がります。



イワカガミ ↓

最期の山行で、深田さんが見たかったイワカガミでしたが、今山行では花の時季ではないので、紅葉した葉を二枚と、花の枯れ穂を一本頂き、山頂まで持って行き、深田さんを偲びながらお供えする準備にします。



光がこぼれる ↓

西側の空には、雲間から光がこぼれる景色が見えました。



痩せ尾根 ↓

尾根道は痩せていますが、恐怖を感じる道ではありません。



冬の木立 ↓

葉はすっかり落ちて地面を覆っています。木々は枯木立になっています。



山頂 ↓

どうやら登り詰めたようです。



山頂 ↓

全体的にはこんな佇まいです。



山頂 ↓

山頂の道標越しに、これから向かう金ヶ岳を撮ります。



小レリーフ ↓

まるい台の上に立体的な地図がありましたが、生憎、視界不良のために、役に立ちませんでした。



山名標示 ↓

もう一つ山名を標示していました。
ここに立てば、きっと富士山、南アルプス、奥秩父、八ヶ岳がばっちり見えるはずですが、この日の空模様はそれを許してはくれませんでした。
雨男は雨男らしく、それなりに山を楽しんでおきましょう。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする