ブログのネタ探しで、外を歩き回ることもしなくなりましたが、体力維持のために適当に運動をしては居ます。
昨日は自転車で遠出して、最遠点で自転車を置いて、今度はその付近を歩き回り、自転車を置いた場所に戻ります。
自転車での帰途に雨に遭い、しこたま濡れてしまいましたが、ネタ探しのためではないので、カメラを持ち歩かなかったのは幸いでした。
そんな程度の運動量なら今のところは維持しておりますので、老人ボケがやって来るのもしばらくの間はスローペースになりそうです。
今回の「回想」は1996年のお盆休みに行った中央アルプスですが、この時は標高2800メートルくらいの高さの稜線を歩いているのに、暑くて暑くて・・・初期の熱中症にかかり、ひどい目に遭いました。
実行図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/da/ed8bf58e627999fc7a55f4e5753580ec.jpg)
地図の南(下)から北(上)に歩き抜けました。
鳥瞰図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/68/b9d0a3ebbed66e0a2b5ead6426c49340.jpg)
こうしてみると稜線上を歩いているので、涼しそうなものですが、この時は風が無くて、それはいやらしい暑さに悩まされました。
断面図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/de/d7b208c65367d55f568381d509dd23d9.jpg)
一旦稜線の高みに到達すると、あとはもう、大きくは上下していません。
須原駅 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/f0/e7e5a139257308f40bbd724bf5934309.jpg)
8/11日。
自宅を朝の5時過ぎに出て、その頃は未だ運行していた、東海道本線の長距離鈍行「ながら」に乗ったところ、全席が詰まっているのでびっくりしました。
名古屋からは中央西線で、この須原駅までやってきました。ここでタクシーを呼んで、登山口まで運んでもらいます。
今朝沢出会い ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/b3/e3f818764b80c6138670495eab2ca5c5.jpg)
ここでタクシーから降りて、少しの間林道歩きです。
福栃沢出会い ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/a9/7f1e3648b70a9ac54ab1906ad10ee28c.jpg)
この場所から山道に入っていきます。
樹林帯 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f9/89b5f0c499d2c9332f5f00871241957e.jpg)
こういう樹林帯の中でしたら、ひどくは暑さを感じないで済みます。
越百小屋 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/93/b1d2358982a2380dc9b5097aabf5e6c0.jpg)
この小屋は男性が一人で切り盛りしていましたが、山小屋としては好印象でしたね。
夜はきれいな星空でした。
越百山 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/7c/18c51962ab5902d087e65ec28eed67ad.jpg)
8/12日。
小屋を早朝に出ます。
目の前にこれから登る越百山が雄々しく聳えています。
越百山頂上(2613m) ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/90/ba09002fb98b3ac638de4f3f2ee50e00.jpg)
山頂は横から来る朝日で輝いています。
行く手 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/7a/fd343a53e38ce06f94d10cb160401a96.jpg)
これから向かう峰が近くに見えます。
富士山 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/f7/8ec73a6e38173af6faa26bff7fb41354.jpg)
富士山が雲海に浮かんでいます。
南アルプス ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/6e/baf2f43795805a20dd8088588b651283.jpg)
南アルプスと富士山の関係はこうなっています。
さぁ、これから稜線を北上していきます。
南駒ヶ岳(2841m) ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/a9/eb9812aa844c59141571e20a67394a7b.jpg)
ここに来るまでに仙涯嶺(2734m)の岩峰を過ぎて来ましたが、その間は高山植物の姿を主に追っていました。
空木岳と赤梛岳 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/00/ef92fc37f05b01e36ff043387aae0d2e.jpg)
これから歩く稜線が良く見えています。
このあたりで暑さを感じ始めてきました。
今から考えると、日差しを遮るものの無い稜線上ですので、風の無い時には辛いですね。
赤梛岳(あかなぎだけ=2798m) ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/23/f2e5d2dd73cf9815e3731ee9ebd7cf44.jpg)
ガスが巻いて、暑いし・蒸すし・・・・・結構耐え難くなってきています。
空木岳(2864m) ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/e1/b55a316e97fa7b127866b4f36035ad48.jpg)
空木岳の山頂には午前11時頃には着きましたが、暑さにヘバりました。
これから先にはとても歩けそうもないので、その日の行動を停止することにしました。
眼下にある山小屋に行きます。
駒峰ヒュッテから空木岳山頂 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/1a/890a40d5cb8d2276f41c65e728ee0e46.jpg)
8/13日。
駒峰ヒュッテに一晩お世話になり、翌朝はすっかり体力回復して縦走に戻ります。
昨日降りてきた山頂に登り返していきます。
木曽殿越 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/8d/135b084a5528d132c191467d8124bc5f.jpg)
空木岳から北に下ると、東川岳との鞍部にこの小屋があります。
この場所は木曽義仲が越えて行ったという伝承があります。
恵那山 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/f7/b35a3fcb2d1b6c592300c74291b39747.jpg)
木曽殿越あたりから振り向いたところで、恵那山が近くに見えていました。
前日に歩いた部分 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/4a/8ee3fda0032ae831580be5a42cd1d83b.jpg)
南駒ヶ岳が遠のき始めました。
東川岳(2671m) ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/7e/ada9387de3ff734cb4e3841f8d7ae507.jpg)
木曽殿越からそう歩かないで東川岳の山頂に着きます。
宝剣岳 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/ce/303e96100f63fd10bc55ab747a68ea06.jpg)
遠くに宝剣岳が見えていましたので、ズームして確認します。
この日は前日とは違って、雲が出ていますので、暑さはそれほどでもなかったようで、行動は捗り、あの宝剣岳のもっと先まで歩いています。
空木岳を振り返る ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/be/ddb29cc2f79ad5a44098d3677948afbd.jpg)
間に木曽殿越という鞍部を置いて、距離1.3km先に見返す空木岳は、200mほどの高度差があり、迫力があります。
赤梛岳と南駒ヶ岳 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/3c/098e7be8b422a0d065e416533c4bd15f.jpg)
空木岳の右隣りには、赤梛岳と南駒ヶ岳が連なります。
木曽御嶽 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/59/210975f5fbcbfe9caae5e99b246124a0.jpg)
東川岳からもう少し北上したところで、木曽御嶽も近くに見ることが出来ました。
エーデルヴァイスの一種 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/e1/34dc4b0acf0bbf076455f3eceb039ffe.jpg)
桧尾岳を通り過ぎて、宝剣岳に向かって歩いて行く途中で、エーデルヴァイスの一種を見ました。
ここではコマウスユキソウといっていますが、一般的にはヒメウスユキソウというようです。
宝剣岳(2931m) ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/9e/085c6de8305181ca8beb092d375e53de.jpg)
宝剣岳のこの穂先に登ってから、なおも北上していきます。
木曽駒ヶ岳(2956m) ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/5c/e9b174d02e5f2c1a65829f0d350bfde6.jpg)
宝剣岳からこの山頂に来る間、稜線上にたくさんのコマクサを見ました。
ここのものは赤い色が濃くて、ずいぶん派手に感じました。
しかし、これより以前(1980年頃)に、この頂上小屋に泊まった時には「この山域でコマクサを見かけた人が、それを知らせて呉れたら賞金を出す。」というお触れ書きがあったのを記憶しています。
つまり、新田次郎の小説「聖職の碑」の時代には、この付近に自生していたコマクサは、その後、人によって薬草として採取され尽くし、絶滅してしまったようなのです。
それが、ほんの15年ほどの間にびっくりするほどの生育振りですから、これは怪しいと思って、この時に宿泊した山小屋でこのいきさつを話したところ・・・・・・・、
「実は他の地方(東北の方)から持ってきて移植した」ということが判明しました。
だから赤い色が濃かったのですね。これは環境の攪乱ですが、見る人が楽しむならそれも仕方のないことなのでしょうか。
8/14日。
駒ヶ岳の山頂部にある小屋で一泊して、下山する日となりました。玉ノ窪小屋から木曽駒高原スキー場に向かって下ります。
高原スキー場に着いてから、備え付けの電話で、タクシーに来てもらい、木曽福島駅まで行って、中央(西)線、東海道本線にて帰宅しました。
昨日は自転車で遠出して、最遠点で自転車を置いて、今度はその付近を歩き回り、自転車を置いた場所に戻ります。
自転車での帰途に雨に遭い、しこたま濡れてしまいましたが、ネタ探しのためではないので、カメラを持ち歩かなかったのは幸いでした。
そんな程度の運動量なら今のところは維持しておりますので、老人ボケがやって来るのもしばらくの間はスローペースになりそうです。
今回の「回想」は1996年のお盆休みに行った中央アルプスですが、この時は標高2800メートルくらいの高さの稜線を歩いているのに、暑くて暑くて・・・初期の熱中症にかかり、ひどい目に遭いました。
実行図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/da/ed8bf58e627999fc7a55f4e5753580ec.jpg)
地図の南(下)から北(上)に歩き抜けました。
鳥瞰図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/68/b9d0a3ebbed66e0a2b5ead6426c49340.jpg)
こうしてみると稜線上を歩いているので、涼しそうなものですが、この時は風が無くて、それはいやらしい暑さに悩まされました。
断面図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/de/d7b208c65367d55f568381d509dd23d9.jpg)
一旦稜線の高みに到達すると、あとはもう、大きくは上下していません。
須原駅 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/f0/e7e5a139257308f40bbd724bf5934309.jpg)
8/11日。
自宅を朝の5時過ぎに出て、その頃は未だ運行していた、東海道本線の長距離鈍行「ながら」に乗ったところ、全席が詰まっているのでびっくりしました。
名古屋からは中央西線で、この須原駅までやってきました。ここでタクシーを呼んで、登山口まで運んでもらいます。
今朝沢出会い ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/b3/e3f818764b80c6138670495eab2ca5c5.jpg)
ここでタクシーから降りて、少しの間林道歩きです。
福栃沢出会い ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/a9/7f1e3648b70a9ac54ab1906ad10ee28c.jpg)
この場所から山道に入っていきます。
樹林帯 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f9/89b5f0c499d2c9332f5f00871241957e.jpg)
こういう樹林帯の中でしたら、ひどくは暑さを感じないで済みます。
越百小屋 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/93/b1d2358982a2380dc9b5097aabf5e6c0.jpg)
この小屋は男性が一人で切り盛りしていましたが、山小屋としては好印象でしたね。
夜はきれいな星空でした。
越百山 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/7c/18c51962ab5902d087e65ec28eed67ad.jpg)
8/12日。
小屋を早朝に出ます。
目の前にこれから登る越百山が雄々しく聳えています。
越百山頂上(2613m) ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/90/ba09002fb98b3ac638de4f3f2ee50e00.jpg)
山頂は横から来る朝日で輝いています。
行く手 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/7a/fd343a53e38ce06f94d10cb160401a96.jpg)
これから向かう峰が近くに見えます。
富士山 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/f7/8ec73a6e38173af6faa26bff7fb41354.jpg)
富士山が雲海に浮かんでいます。
南アルプス ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/6e/baf2f43795805a20dd8088588b651283.jpg)
南アルプスと富士山の関係はこうなっています。
さぁ、これから稜線を北上していきます。
南駒ヶ岳(2841m) ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/a9/eb9812aa844c59141571e20a67394a7b.jpg)
ここに来るまでに仙涯嶺(2734m)の岩峰を過ぎて来ましたが、その間は高山植物の姿を主に追っていました。
空木岳と赤梛岳 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/00/ef92fc37f05b01e36ff043387aae0d2e.jpg)
これから歩く稜線が良く見えています。
このあたりで暑さを感じ始めてきました。
今から考えると、日差しを遮るものの無い稜線上ですので、風の無い時には辛いですね。
赤梛岳(あかなぎだけ=2798m) ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/23/f2e5d2dd73cf9815e3731ee9ebd7cf44.jpg)
ガスが巻いて、暑いし・蒸すし・・・・・結構耐え難くなってきています。
空木岳(2864m) ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/e1/b55a316e97fa7b127866b4f36035ad48.jpg)
空木岳の山頂には午前11時頃には着きましたが、暑さにヘバりました。
これから先にはとても歩けそうもないので、その日の行動を停止することにしました。
眼下にある山小屋に行きます。
駒峰ヒュッテから空木岳山頂 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/1a/890a40d5cb8d2276f41c65e728ee0e46.jpg)
8/13日。
駒峰ヒュッテに一晩お世話になり、翌朝はすっかり体力回復して縦走に戻ります。
昨日降りてきた山頂に登り返していきます。
木曽殿越 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/8d/135b084a5528d132c191467d8124bc5f.jpg)
空木岳から北に下ると、東川岳との鞍部にこの小屋があります。
この場所は木曽義仲が越えて行ったという伝承があります。
恵那山 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/f7/b35a3fcb2d1b6c592300c74291b39747.jpg)
木曽殿越あたりから振り向いたところで、恵那山が近くに見えていました。
前日に歩いた部分 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/4a/8ee3fda0032ae831580be5a42cd1d83b.jpg)
南駒ヶ岳が遠のき始めました。
東川岳(2671m) ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/7e/ada9387de3ff734cb4e3841f8d7ae507.jpg)
木曽殿越からそう歩かないで東川岳の山頂に着きます。
宝剣岳 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/ce/303e96100f63fd10bc55ab747a68ea06.jpg)
遠くに宝剣岳が見えていましたので、ズームして確認します。
この日は前日とは違って、雲が出ていますので、暑さはそれほどでもなかったようで、行動は捗り、あの宝剣岳のもっと先まで歩いています。
空木岳を振り返る ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/be/ddb29cc2f79ad5a44098d3677948afbd.jpg)
間に木曽殿越という鞍部を置いて、距離1.3km先に見返す空木岳は、200mほどの高度差があり、迫力があります。
赤梛岳と南駒ヶ岳 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/3c/098e7be8b422a0d065e416533c4bd15f.jpg)
空木岳の右隣りには、赤梛岳と南駒ヶ岳が連なります。
木曽御嶽 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/59/210975f5fbcbfe9caae5e99b246124a0.jpg)
東川岳からもう少し北上したところで、木曽御嶽も近くに見ることが出来ました。
エーデルヴァイスの一種 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/e1/34dc4b0acf0bbf076455f3eceb039ffe.jpg)
桧尾岳を通り過ぎて、宝剣岳に向かって歩いて行く途中で、エーデルヴァイスの一種を見ました。
ここではコマウスユキソウといっていますが、一般的にはヒメウスユキソウというようです。
宝剣岳(2931m) ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/9e/085c6de8305181ca8beb092d375e53de.jpg)
宝剣岳のこの穂先に登ってから、なおも北上していきます。
木曽駒ヶ岳(2956m) ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/5c/e9b174d02e5f2c1a65829f0d350bfde6.jpg)
宝剣岳からこの山頂に来る間、稜線上にたくさんのコマクサを見ました。
ここのものは赤い色が濃くて、ずいぶん派手に感じました。
しかし、これより以前(1980年頃)に、この頂上小屋に泊まった時には「この山域でコマクサを見かけた人が、それを知らせて呉れたら賞金を出す。」というお触れ書きがあったのを記憶しています。
つまり、新田次郎の小説「聖職の碑」の時代には、この付近に自生していたコマクサは、その後、人によって薬草として採取され尽くし、絶滅してしまったようなのです。
それが、ほんの15年ほどの間にびっくりするほどの生育振りですから、これは怪しいと思って、この時に宿泊した山小屋でこのいきさつを話したところ・・・・・・・、
「実は他の地方(東北の方)から持ってきて移植した」ということが判明しました。
だから赤い色が濃かったのですね。これは環境の攪乱ですが、見る人が楽しむならそれも仕方のないことなのでしょうか。
8/14日。
駒ヶ岳の山頂部にある小屋で一泊して、下山する日となりました。玉ノ窪小屋から木曽駒高原スキー場に向かって下ります。
高原スキー場に着いてから、備え付けの電話で、タクシーに来てもらい、木曽福島駅まで行って、中央(西)線、東海道本線にて帰宅しました。