ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/13日 自称「雲霧霞雨左衛門」の行く焼岳 中尾高原ルート (ダイジェスト)

2018-06-15 07:06:48 | 草花
北アルプス南部に位置する焼岳を歩いて来ました。
先年、木曽御嶽であの痛ましい噴火災害がありましたので、この焼岳などは入山規制の最右翼の山ではないかと考えて、今のうちにご挨拶しておこうと思い立ちました。

この山を歩くのは今回で4回目か5回目になるのですが、前回歩いた時は上高地から中尾温泉までこの山を通り抜ける行程でした。

今回は中尾高原の登山口から山頂までを往復することにしました。しかし、単純に行き戻りするだけではつまらないので、焼岳小屋まで稜線部を回遊するようにして見ました。
未だ写真の整理がついていませんので、このコースのダイジェスト版として初回のレポートをします。

駐車場所 ↓

この場所で車中泊をしてみました。前日は車の周りにブユが襲来し、とても車外に出ることができませんでした。車が小さくなった分だけ、寝心地が低下して、今後の山行ではテント持参しかないと思い知りました。
翌朝(6/13日)起きると、小雨が落ちてきています。
”雲霧霞雨左衛門”の面目躍如ではありませんか。
「登山届」をポストに入れて出発します。



源泉 ↓

歩き始めは車道歩きです。これは中尾温泉の源泉になるのでしょうか、湯気が建屋から吹きあがっています。



登山口 ↓

登山口のあたりで道路工事がされています。



林道交点 ↓

山道を登って行くと、左から林道が当たってきます。作業用の車両ならここまで来られるということのようです。
登山者はその林道を横切って、本格的に山に取付きます。



白水の滝 ↓

山の中に水音が聞こえてきます。対岸に大きな滝が掛かっていて、それの落下音が聞こえてきたのです。
あの滝を「白水の滝」というようです。落差は45メートルということです。



1km以内 ↓

木曽御嶽の噴火災害以来でしょうか、この山にもこんな注意喚起の標識が造られていました。
もしかすると、この山は木曽御嶽よりも、噴火の点では、もっと危険な山かもしれません。



秀綱岩神社 ↓

山行のレポートを読むと、皆さんが「秀綱神社」とされていますので、建物がありそうに思いますが、お参りするために近寄ると、「秀綱岩神社」と書かれたお札がありました。建て物の代わりに、岩がお守りしているようです。ここまでは小雨に降られてやって来ました。



小屋の分岐点 ↓

稜線周回の基点に来ました。まずは右の道を採り、左の道で戻って来るようにしています。
雨は上がったようで、やっと雨具から解放されます。



中尾峠 ↓

ここで稜線に乗り上げます。この稜線は穂高岳に続き、それは槍と穂高の稜線にもなります。



山頂方面 ↓

雲か霞か・・・・近くの峰が良く見えません。それでも目的の山頂まで歩きます。



上高地 ↓

左側の眼下に上高地が見えて来ました。大正池のあたりが見えているようです。



噴気孔 ↓

あたりに硫黄臭が漂い、噴気も見られ、周りの岩が黄色くなっています。



山頂 ↓



かなり傾斜のある道を丁寧に詰めていくと、山頂に着きます。
ここは焼岳の北峰であり、最高地点の焼岳南峰は、道が険しくて入山規制されているようです。



上高地の眺め ↓

ここからは上高地が良く見えます。



山頂の湖 ↓

小さな湖ですが、良いアクセントになっています。



焼岳南峰 ↓

この下で、二人の登山者が、登ろうかよそうか、としていたようですが、取付くことなしに戻ってしまいました。


中尾峠を目指して焼岳の北峰を下って行きます。



中尾峠北東の峰 ↓

中尾峠に下りると、目の前の北東方向に、小高い山が聳えています。焼岳小屋はこの向こう側にありますので、この山を越えることにします。



霞沢岳 ↓

小高い山に登りつくと、今まで雲に邪魔されていた霞沢岳が、しっかり見えて来ました。



焼岳小屋 ↓

焼岳小屋に着くと、小屋前に長野県警察の皆さんが休憩を入れていました。


小屋からは、山を下って行きます。


踏み抜き ↓

雪の上をわざわざ歩いたら、踏み抜いてしまいました。



笠ヶ岳方面 ↓

”雨男”が山を下るにしたがって、天気がどんどん回復してきます。
笠ヶ岳方面もチラリと見えて来ました。



ブナの大木 ↓

帰り道では、ブナの大木に目を楽しませてもらっています。



車道歩き ↓

車道歩きをして、この山行の締めくくりとなります。
コメント (2)
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