ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

12/17日に初雪 三日月と今晩の月

2020-12-18 20:47:24 | 草花
三河の平野部では昨日(12/17日)早朝に初雪が降ったようです。
朝起きて、実に頼りない積もり方をしていて、それは時間の経過とともに跡形もなくなってしまいました。
それがこの冬初めて見る雪でしたが、日本海側では車に閉じ込められるほどのドカ雪が降ったようで、自衛隊の出動要請をする事態となってしまいましたね。

コロナの感染者数もどんどん悪い記録を作っていますが、何とか踏みこたえて、明るい気持ちで正月を迎えることになって欲しいものです。

我が家では毎年、お盆とお正月に集まって会食することにしていましたが。今年のお盆はパスして、すぐ先のお正月の集まりもやらないことにしました。
コロナ対応の生活ももうすぐ一年になりますが、日本中で我慢のしどころが続きますね。


ここのところ外に出ていませんので、記事を作るネタも枯れ気味ですが、怠けグセがつかないよう、生活のレポートをしておきます。

この冬のいちおう初雪 ↓

有名どころの句を並べます。
初雪や古郷見ゆる壁の穴 一茶

初雪のたちまち松につもりけり 日野草城

初雪や水仙の葉のたわむまで 芭 蕉

ちらちらと初雪ふりぬ波の上 正岡子規

うしろより初雪降れり夜の町 前田普羅

初雪の 底を叩けば 竹の月 与謝蕪村

初雪やうけてをる手のそとに降 千代女


この中で与謝蕪村の句はちょっと難解でした。
”底を叩けば”・・・・・・”底をつく”とか”底をはたく”といった感じでしょうか。
雪が降り終わり、夜空には、冴え冴えとした月が竹林の上に懸かっている・・・・といった意味になるのでしょうか。


外の車に薄く雪 ↓

初雪や土の混りし雪だるま 榎本栄子

浮み出て初雪の不二歪みなし 菅 裸馬

初雪や川ひとすぢの国境 大和美人

二句目の菅 裸馬さんは、まさか、我が宰相の御親戚ではないでしょうね。為政の最高責任者はいろいろと大変な目に遭っていますので、雪をいただいた富士山を初夢で見ることが出来るようになるといいのですが。



昨夕(12/17日)は三日月(月齢2.7) ↓

三日月の地はおぼろ也蕎麦の花 松尾芭蕉

三日月のほのかに白し茅花(つばな)の穂 正岡子規

これやこの冬三日月の鋭きひかり 万太郎

雲嶺に三日月の匕首飛べりけり 松本たかし

三日月に必ず近き星一つ 素 堂
一番下の句については、昨日暮れてすぐに見た月のすぐそばに、確かに明るい木星がありました。
おまけに驚くほど近づいて来ている土星もありましたね。


月齢3.7 ↓

これは本日(12/18)夕方に見た月です。
一日前の月と比べた時、なるほど”一日の長”がありますね。
コメント (4)
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