
原題 Jason Bourne
行ってきました、ボーンを見に。
岡谷スカラ座です。
この映画館には珍しく??ほぼ満杯の座席。皆さん、シーンと画面に見入っていたような雰囲気です。
前三部作のおまけのような映画です。が、アクションはすごい。全編アクションで埋め尽くされている、と言っても過言ではありません。
特に最後のカーチェイスの場面。一台一台の車が木の葉のようにひらひらと舞い上がり、ってどうやって撮影したのか、とそっちの方を考えてしまいました。


ですが、アクション場面の画面の展開が激しく、一体どういう動きになっているのか、私には理解不能なところが多かったです。
それにしてもニッキーがこんなに早く画面からいなくなってしまうとは。。。。彼女、好きだったんですけど。

また、トミーおじさん、彼が出ている映画と言っても最近ではどうしても例の「宇宙人ジョーンズ」のイメージが強すぎて、映画の画面がほとんどお笑いのように思えてしまっていたものですが、今回は違いました。
CIA長官のずる賢さ、凄さが感じられ、宇宙人ジョーンズは全く頭の中には出てきませんでしたね。それにしても、この一作だけの出演とは。。残念。
アクションは息を継ぐ暇もないほど凄かったように思いますが、今回の新シリーズ(と思います。)と前三部作を比較すると、どちらかというと前三部作の方が好みです。
今回は、ボーンが抱えている心の苦しみというのがそれほど感じられませんでした。また、ストーリー的に意外だと思う部分がなかったような気がします。
ボーンの実のお父さんが絡んでくる話ですが、謎解き部分が少なかったような印象。
その時に出ていた昔のボーンの映像っていつ撮影したのでしょ? 前三部作にありましたっけ???
前三部作の方がストーリー的にまとまっていたし、もっともっと意外な部分が隠されていたように思います。
際一作目で、海中に漂っているボーンの姿から、徐々に彼の真相が暴かれていく、というところはとっても面白かったですね。
パメラ・ランディにもう会えない、というのも寂しい。彼女、ボーンシリーズの第二の主役みたいな存在でしからね。

またこの映画でよくわからなかったのが、ヘザー・リーというCIA職員の役割。彼女の立ち位置、というのがよくわかりません。
CIAの中では、一体どういう存在なんでしょう。偉い人?また、ボーンの見方?敵?

それはまた次回で、みたいですが、早く作らないと。
というのも、ボーンだって年をとります。早く制作しないと同じようなアクションシーンは撮れないと思いますよ。
ということで評価は
🍎🍎
でした。
またじっくりと見てみると評価も変わるかも。
硬派のアクション映画です。
映画『ジェイソン・ボーン』日本版予告編