寒いです❗️
台風が来ているからもっと蒸し暑くなるのかと思っていたら、とんでもない❗️一気に2ヶ月くらい寒さが進んでしまいました。昨日までクーラー使っていたのに、今日は床暖房です。着る物も一気に秋モードです。
こんな天気なら、コロナでなくても風邪引きそう。
と、昨晩はエリザベス女王のお葬式というかイギリスの国葬が行われました。
讃美歌と共に厳かに進行していきました。
BBCニュース - エリザベス2世の国葬、葬列から埋葬式までhttps://t.co/KAdbFsXRC4 pic.twitter.com/hujQXTMghq
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) September 20, 2022
が、私の個人的な感想なんですが、どうしても違和感を感じてしまう。というのも、
棺
があるから。
日本のお葬式でも地方によって色々と異なりますが、私のところではお葬式に棺がありません。というのも、お葬式の当日の朝早くに荼毘に伏してしまうから。お見送りは近所の人。ですから、お葬式の場所には棺ではなくて骨壷だけです。
こういうお葬式が多いので、棺があると、どうしても生々しさを感じてしまうのです。
それに、あんなに動かして、ご遺体は大丈夫だろうか、とか心配してしまう。
海外のお葬式では、ご遺体がそのまま横たわっていて、参列者がキスをしていくようなシーンを映画で見た事がありますが、そういうお葬式にはとてもじゃありませんが、参加できません。
なぜか骨壷だと、そんな生々しさをかんじないというか、、、。
それに、あの大きな聖堂の中にポツンと柩が置かれてしまうと、棺の小ささにあらためて驚いてしまうというか、エリザベス女王って、こんなに小さいんだな、なんて思ってしまうのです。当たり前なんですが。
昭和天皇の大喪の礼では、棺を直接見る事はできませんでした。運ばれる時も、
葱華輦 そうかれん
というもので運ばれ、その中に安置されている棺は直接見る事ができません。
御簾の影におわします、というか、、。
ですから、そうかれん で運ばれてくると、亡くなったという実感は湧かず、お隠れあそばした、というような言い方がぴったりのように思えてしまいます。
エリザベス女王の様な、類まれなる才能と運の持ち主であっても、布に隠れていると言っても棺を見せられてしまうと、意外と小さいんだな、とか、普通の人だったんだな、なんて思ってしまいます。
ダイアナ妃の時はこういうことを思わなかったのですが、エリザベス女王の場合は女王としても普通のお葬式だった、なんて思ってしまいました。
でも、こんなふうに思うのはたぶん、昭和天皇の場合は非日常的な儀式であって、エリザベス女王の場合は、日常的なお葬式のひとつであったから、かもしれません。
エリザベス女王閣下、ご苦労様でした。