フィギュアスケート全日本選手権が終了しました。
宇野昌磨くんはゲームをやめたのかな❓
という印象よりも、コーチの存在がいかに選手にとって大きいのか、という事を感じさせられました。ランビエールコーチを得て、昌磨くん、表情も明るくなってその結果、ジャンプで1度も転倒する事はありませんでした。よっぽど、コーチと馬が合うのかもしれません。見ていて、一番上のお兄ちゃんと末っ子の弟、という感じがして微笑ましいです。
対して全日本出場が5年ぶりという羽生結弦さんですが、滑る前から体調悪いのかなという印象を受けました。ショートの時は伸び伸びと滑っていたような印象でしたが、今回は違いましたね。それでも、転倒がなければトップだったと思います。
羽生結弦選手、この一週間の調整がとっても大変で、時にはスケートが滑れないという日もあったようです。
今の羽生選手にとって、1番の敵は体力ではないでしょうか。世界選手権まであと3カ月。今後は世界選手権が行われるカナダに帰ってゆっくりと体をほぐしてもらいたいものだと思います。
今後はさらに体力の問題が全面に出てくると思うので、来季はグランプリシリーズは出場しない、というのも一つの選択肢かもしれません。
さて、その二人の戦いを横目に、男女ともジュニアが台頭してきて何より、の戦いになりました。男女とも表彰台にジュニアの姿を見ると、世代交代ですかね。歳を取るという普通の事が、スポーツの世界では厳しいものになる、という事を改めて思い知らされた大会。