サッカーの試合会場などで、日本人が試合後にゴミ拾いをして綺麗にしている、というニュースが話題になる事がありますが、こういう行為は、学校での放課後お掃除が義務となっているところで教育を受けた者にとっては、普通のことかな、とも思えます。
カタールで開催中のサッカーワールドカップ、日本人サポーターが「日本代表の試合でもないのに」スタジアムの清掃を自主的に行ったとのことで報道されているらしい。
— 世界一のブサメン (@sekaiitibusamen) November 22, 2022
義務教育で通う学校で掃除する習慣がある国が非常に珍しいせいか、わざわざ報じるほどのことかと日本人なら思うだろう。よき伝統。 https://t.co/ZXHE7nLJnw
私は若かりし頃、高校留学なるものをした事があります。
初めて学校に行った時、放課後になっても誰もお掃除をしない。日本では、小中高と放課後お掃除は当然のごとく行われていたわけです。
ですから、授業が終わったら帰っても良い、と言われても、なんとなく落ち着かない。
えっっ、お掃除しないの❓
と、逆に不安になった。
そこでクラスメイトに
お掃除はしないの❓
と聞いてみた。
帰ってきた答えは、
掃除する人がいるから、その人たちが掃除してくれる
というものでした。
ですが、今まで自分達が使っていた教室とかを自分達で掃除して帰らなくてもいいのだろうか、と、しばらくはお掃除しないことに慣れる事ができませんでした。
お掃除してくれる人ってどういう人なんだろうか、と探してしまったり、、。
これも、今から考えると、小中高で刷り込まれた習慣ですかね。、当時はイヤイヤながらやっていましたが、何年もそういう事をしていると、しないと逆に不安になるような感じ。
そんな、放課後はお掃除するという事を、学校教育で習慣づけられているというかやらされている日本人は、行事が終わったら自分達のいた場所を掃除する、という行為が自然と出てくるのかもしれません。
こんな民族、日本人しかいないかも。
お掃除も教育の一つとして行われていますからねえ。
でも、そんな日本でも、日本人によるゴミポイ捨てが問題になっているところもあるようです。
最近は、トイレ掃除も児童にさせている事を問題視されているところもあるようです。要するに不衛生とかで。また、いろいろなところにお金を使うのだったら、お掃除をする人を雇ったらどうなのか、という人もいるようです。雇用も創出するとかで、、。
が、放課後お掃除を義務付けられていた私からしてみれば、お掃除をする人を横目で見ながら下校するのも、悪いような気がしてしまいます。
また、お掃除を通して、同級生のさまざまな違いを発見できたり、また、授業以外で友達とお掃除で遊ぶ事ができて、私は楽しかったですよ。
また、欧米では掃除などの躾は家庭でするものだから学校の掃除はしなくて良い、という人もいますが、自分の使った場所を綺麗にするという事を教える事も、大切な事だと思います。
職場でも 朝掃除をして 帰る前掃除して
というのを やっているのは、殆どなく、わが社だけみたいな感じです。
だいたいのところは、掃除する人を雇って行っているらしいです。
色々な意見有りますが まあ出来る限り続けて行きたいですね。。。