オリンピックを目前にして、スポーツの世界では嬉しいニュースが続いています。
まずはアメリカで行われたゴルフの全米女子オープン。日本人2人がプレーオフってのも信じられませんでしたが、そして優勝したのが、19歳の笹生優花さん、というのも信じられませんでした。でも、スイングとか拝見していると物凄く力強い。もしかしたら大物になるんでは、なんて勝手に予言してしまっています。
笹生さん、フィリピンと日本の混血なんですね。TOKYO2020はフィリピン代表で出場するとか。
それもいいじゃない、と私は思う。
今回の大会には大勢のフィリピン人の方々が応援に来ていたそうです。フィリピンの希望の星みたいになっているような感じ。日本とフィリピン、両方の国民を喜ばす事ができていいんじゃない、と思う。特にフィリピンの方々はとっても喜んでいるのではないでしょうか。大坂なおみ選手もそうですね。
笹生さん、英語もフィリピン語もまだまだみたいなので頑張ってね。
そして、陸上の山縣亮太選手の100メートル日本新❗️ 9秒95です。アナウンサーも驚いたような感じで、実況で時間を正確に言えていなかったみたい。山縣選手、生まれた時は未熟児で、NICU(新生児集中治療室)に何日もいたらしい。その子がいまや、という感じですね。
でもまだ、オリンピック出場が決定した訳ではないということで、24日の日本選手権で3位以内に入らないと代表には選ばれないということです。
さらに、体操の内村航平さん。見事、体操で4回目の出場を決めました。一時期は低迷していて、年齢的にももう無理なのではと思ってはいましたが、頑張りましたね。世界最高得点も決めました。
ご本人はまだまだ、と仰っていましたが、オリンピックは何が起こるかわからないので、油断大敵、ですね。
こんな感じで、ゾクゾクと。
オリンピック直前に選手たちの輝かしい活動が続くって、もう、これは、オリンピック GO❗️なのでは、と思います。
世間では、やはりコロナのこともあるので、オリンピックやるなんて信じられない、と仰っている方も大勢いると思います。ですが、いまはワクチンの接種後の抗体価の上昇がほぼ100%という報告もあるワクチンの接種が急ピッチに勧められています。足りていなかったワクチンも5月以降、急速に増えてきています。
そして何より言いたいのは、
社会はCOVID-19だけではない
という事。
残念ながら、この度の感染症で亡くなられてしまった方もいらっしゃるし、未だに入院中の人もいらっしゃいます。ビジネスがダメになった人も大勢います。
が、生きている以上、人間としての生活を続けていかないといけないわけです。緊急事態宣言が出ているところもありますが、外出禁止令が出ているわけではありません。人間としての生活の中には仕事もあるだろうし、家族の生活もあるだろうし、こころを豊かにするものと触れ合う時間もあると思います。
そして、そういうものがないと、未来への希望もなくなってしまうと思う。
色々と最初から問題のあった今回のオリンピックですが、もしこの最終段階で中止となったら、無意識のうちにみんなの心に失望感、虚無感というものが広がって、ひいては国力の低下につながってくるのではないのか、と思うのです。
コロナで我慢していたのに、オリンピックも中止❗️か、と。
そうは全く思わない、と思っている人も大勢いるとは思いますが、オリンピックという叩く物がなくなった、という虚無感に襲われるかもしれません。なんて。
そんな残念、虚無感、失望感がひいてはみんなから元気の元を奪って、国力の低下につながっていくかもしれません。
オリンピックというのは、単なる世界大会ではありません。多くの競技が行われ、この4年に1回の大会を目指して選手も頑張り、この期間中には多くの選手のみなさんが世界中から日本にいらっしゃり、そして世界中の目が日本に注がれるわけです。それだけ、多くのエネルギーが日本に集まるということです。
そのエネルギーをうまく使うかどうかはその国の良さにかかってくると思います。
私としては、来年の北京オリンピックこそその地で開催できるかどうかわからないと思っているので、今回の東京でのオリンピックでこそ、コロナの感染率が世界的にみて低い日本の良さを世界に知らしめるべき、そういう大会だと思っています。
IOCがどうとかの問題もありますが、それも、東京大会を機に変わっていった、と後の人々に評価してもらえば良いのではないでしょうか。
もし、本当に今回の大会がダメなものだったら、これほど選手の皆さんも頑張らないだろうし、もっと前に、大きな問題が起こっていたかもしれない。今まで色々な出来事がありましたが、コロナの中で良い大会を迎えるように、ということなのではないのかと思う。
世界中からのエネルギーを良いものに変えていくのは、日本次第。オリンピックは特別。
良い国には良いエネルギーが与えられ、悪いところでは悪事がバレていく、かもしれません。
という事で、選手の皆さん、頑張ってね。期待に押しつぶされないように。
追加)朝日も信濃毎日も平気でオリンピックのニュースを報道するのかな。
国民的不安と不満が頂点に達している中、前向きな意見に接することができて心からホッとしています。
今や五輪と言えば、どんな動きでもどんな発言でも、たちまち「炎上」のネタです。
「運動会は中止されるのに、何で五輪はやるの?」と言う子供の「疑問」まで、クローズアップされています。
この他、「元」要職にあった人から「あの人は今」状態の人まで、反対や違和感の声が噴出しています。
とにもかくにも、五輪で人々が外に出るようになり、世界中から人が集まるので、感染拡大し医療逼迫すると言わんばかりです。
かつ、「変異株」の拡大の機会になり、「五輪変異株」の可能性があるとまで言われています。
それを言うなら、国内各地でサッカーの国際親善試合が開かれたり、この春も大阪でフィギュアの世界選手権が開かれた事実、さらには五輪後も甲子園が開幕しようとしている事実はどう説明するのでしょうか。
世界各地では全米女子ゴルフに全仏テニスとありましたし、さらにはバレーボールのネーションズリーグまで開かれています。
これら大会が行われた地で感染爆発し、医療逼迫し、選手や取材クルーにまで被害が及んだ話は寡聞にして聞きません。
「五輪を素直に受け入れられないし、快挙があっても素直に喜べない」って声もあります。
が、今回の笹生優花さんや松山英樹選手、さらには大谷翔平選手らの快挙に列島が盛り上がった事実はどう説明するのでしょうか。
朝日は社説で「五輪中止」を主張しましたが、その朝日自体が五輪のスポンサーで、しかも甲子園は開催の方向と言う、「特大ブーメラン」になりかねない事態にもなっています。
これだけ東京開催には反対や不満や不安の声が山盛りでも、次の北京には完全にスルーと言った状況です。
こうして見ると、東京五輪を槍玉に上げているというより、もはや目の敵にしているとしか言いようがありません。
菅総理や小池都知事、政府側にも「何故NOと言えないのか」「勇気ある決断を」と言う声が強いです。
が、菅総理のG7での決意表明は事実上の「決意宣言」と見て良いでしょうし、賛同も事実上の「ゴーサイン」と見て良いでしょう。
こうなれば開幕後、あれだけ反対の声を取り上げていた新聞やテレビ、そしてネット民がどの面下げて五輪を盛り上げるのか、今から楽しみです。
全面的にあいるさんの意見に賛成です。本日もバイキングでオリンピックを馬鹿にしたような物言いしかしていない坂上某に驚いてしまいました。これで、視聴率上がるのでしょうか?北京オリンピックには何も言わないマスコミが不気味です。