恥ずかしながら、最近まで私は、尾崎紀世彦さんはあの大ヒット曲 また逢う日まで だけの一発屋、と思っていました。
しかし、実際は違っていたんですね。
これほど、歌がうまかったとは❗️それに、いろいろな歌番組に出演していたということも、実は初めて知りました。カバーされていた歌も多く、英語の発音も完璧すぎて、さらにびっくり‼️
でも、ご自分の歌がなかったのか、世間的にはそれほど取り上げられなかったと思いますが、これだけの歌唱力、もっと認められても良かった、と思いますが。。
歌い方とか声が布施明さんとそっくりのようにも思えますが、布施明さんは一生懸命に歌っているのに対して、尾崎紀世彦さんはサラッと歌えているのが、違いだと思います。
しっかし、尾崎さんのような歌手は、今、世界には誰もいないというか残っていない。
圧倒的な歌唱力と一瞬でその場の空気を変えてしまう個性。歌の表現力が違ってきている現代では稀有な存在です。
私としてはじっくり聞かせてくれる歌手の方が好みかな。全く、今では、みんないなくなってしまった、ような状況になってしまいました。
そして、今ではYOASOBI とか ADOのような、昔では想像もつかなかったようなリズムと歌詞の歌が世界を席巻しています。これも、時代の流れでしょうね。
余談ですが、昔の歌番組は、オーケストラとかバンドをバックに歌手が歌う事が多かったように思えますが、そのようなことをテレビで見れなくなったのは残念です。
オーケストラの皆さんの様子とか指揮者の方を見るのも楽しかったのです。が、紅白なんか別室で、なんて、演奏する人は邪魔者のような扱い。指揮者や演奏者も、歌を作っている歯車のようなものではないでしょうか。