日大豊山水泳部 活動日誌

インターハイでの総合優勝を目指して、日々練習に励んでいます。

Bチーム次の世代へ

2023-06-15 14:39:10 | Bチーム

付属戦が終わり新たにレギュラーが決まっていくなか、

Bチームの高校3年生は大学受験に向け引退する者もでてきました。

Bチームでは高校3年生の野田くんから、高校2年生へバトンタッチされます!

写真左  白石君(B1チームリーダー)

写真中央 杉山くん(Bチーム全体リーダー)

写真右  溝上くん(B2チームリーダー)

3名が代表となりBチームを引っ張っていきます。

他の高校2年生はそれを支え、後輩はさらに次へと続いていくことを期待したいです。

以上

 

近藤恭一

 

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令和5年度 水泳部紹介動画

2023-06-15 11:21:14 | 入部をお考えの皆様へ

youtubeに掲載されています。

https://www.youtube.com/watch?v=OUkS3ZTBzMU&t=9s

どうぞご覧ください!

 

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部活動はなぜ「ブラック化」するのか

2023-06-14 18:39:34 | トピックス

部活動の「ブラック化」が教育関連のニュースとして取り上げられています。

なぜ部活動がブラックといわれるようになったのでしょうか。

それは、生徒にしろ教員にしろ、自分の気持ちに反する活動を強制されることから出てくる言葉だと思います。

部活動というのは、学習指導要領によると「教育課程外」の教育活動です。

あくまでも生徒の自発的・自主的な活動に基づくものです。

そのため必ずしも教員が担当しなければならない業務でもありません。

休みがないことや長時間の活動、極端な勝利至上主義、保護者の過剰な期待など生徒も教員もやっていて楽しくなくなるような活動が「ブラック化」する原因ではないでしょうか。

生徒の側からすれば、目標が何であるにしろ、楽しさや充実感のある活動がしたいはずです。

教員の側からすれば、極端な負担になることなく、生徒の希望に応える仕事がしたいはずです。

大切なことは、そのバランスを見極めることであると考えます。

日本の部活動は、世界的にも珍しい教育活動であるといわれています。

かつての教員は労働時間など気にすることなく、献身的に部活動に励んでいました。

そのことが日本の教育効果を高め、スポーツや文化活動の向上に役立ってきたはずです。

しかし少子化や働き方改革の問題で、部活動のあり方を見直す必要が生じてきました。

その対応策として、部活動の地域移行や大会への民間クラブ参加が認められるようになっています。

そして、学校から部活動が徐々に消えつつあります。

時代の流れとともに変えていかなくてはならない部分はありますが、ここまで部活動の価値を高めてくれた諸先生方の努力を何とか後世につなげていく方法はないものでしょうか。

なつかしい旧校舎のプールです。

 

竹村知洋

 

 

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部活動の意義 その5 「時間を活かす」

2023-06-14 07:53:14 | トピックス

部活動は時間を有効に活かすことができます。

部活動により違いはあるかと思いますが、多くは学校の施設を使うため、授業後にすぐに練習に入ることができます。

保護者による送迎も必要ありません。

例えば本校水泳部であれば一番遅いチームでも平日であれば18:30、土曜日であれば17:00には活動が終了します。

日曜日を休みにしていますので、休息もしっかりとることができます。

民間のスイミングクラブになると、たいてい選手クラスが始まるのは18:30や19:00だと思います。

そうすると練習の終了が21:00や21:30となり、帰宅はさらに遅い時間となります。

学習塾やクラブチームなど他の習い事でも一度帰宅してからいくとなると、同じようなものではないでしょうか。

中高生であれば早めに食事をとり、学習や睡眠時間をしっかりと確保することが健全な成長につながるものと思います。

日本人の傾向として「石の上にも3年」とか「継続は力なり」が美点として受け継がれていますが、「何とかひとすじ」だけでなく、特に青少年時代は様々なことを経験するのもよいと思います。

そのためには限られた時間を有効に活かし、家族との食事や外出、他の趣味やスポーツに取り組むことも大切な経験です。

それは部活動を担当する教員やコーチにも同じくいえることです。

活動時間もやたらと長くするのではなく、できるだけ短い時間に集中して取り組んだ方が生徒にも先生にもよいと思います。

水泳の場合、年間を通して土日に試合が入っており、夏の大会はお盆の時期ですから休みが少なくなるかもしれません。

それも近年は有給休暇や振替休日の取得が義務付けられてきましたから、上手く利用していきたいものです。

練習は毎日、色々なチームで分けて、短時間に集中です。

 

竹村知洋

 

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部活動の意義 その4 「人間力を高める」

2023-06-13 17:39:13 | トピックス

人が生きていくうえで大切なのは、テストで良い点を取ることだけではないことはいうまでもありません。

何が大切かということは人それぞれかと思いますが、それらをまとめて「人間力」と呼ぶこととします。

部活動は総合的に「人間力」を高めるのにふさわしい活動といえます。

例えば、先輩や後輩との関係を通して人に対する「思いやり」を学んだり、大会に向けて自分の能力を限界まで引き出すことに挑戦することを通して「忍耐力」を養ったり、成功や失敗を経験することで「豊かな情緒」を育んだりすることです。

学校は成績によって序列があり、産業界もそれに従って人材を採用していることで、テストで点数をとる能力が高ければ、将来の選択肢が広がる可能性はあります。

経済的に安定することは生きていくうえで大切なことですが、それが人生の価値とイコールではありません。

むしろ将来を考えると、受験学力だけが高くて「人間力」を備えていない人の方が心配になります。

学校は人間を育成する場所であり、それは学力を高めることだけに限りません。

そして多くの生徒は、勉強のためだけに学校に来ているわけではないと思います。

私たちは部活動を大切な教育活動の一環であると考えています。

部活動に取り組むことによって、教室の授業だけでは養うことが難しい総合的な「人間力」を培うことができるからです。

「思いやり」や「忍耐力」は点数のように目に見える形で示すことはできませんが、そのような「人間力」を備えた人は将来、有意義な人生を歩むことができることでしょう。

昨今のニュースでは部活動が廃止や削減の流れにあることを報じていますが、一度やめたものはそう簡単には戻せません。

大切なものを失う前に、もう一度部活動の意義について考えてみる価値はあると思います。

毎朝、みんなで清掃しています。

 

竹村知洋

 

 

 

 

 

 

 

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Bチーム「当たり前」からの脱却

2023-06-13 15:10:54 | Bチーム

昨年までコロナにより様々なものが制限されておりました。

豊山Bチームも例に漏れず、昨年度までまったく練習ができておりませんでした。だからでしょうか。

コロナ過のBチームの選手には、

「練習ができない」のが当たり前。

「スピードが遅い、泳げない」のが当たり前。

「何かあれば休んでもいい」のが当たり前。

というような考えを持つ者や部活動を簡単な理由で休む者も少なからずいます。

社会がコロナ制限からの脱却に向けて動いている昨今で、Bチームも変化していかなくてはなりません。

現在、Bチームには指導者が3名いますが、100名以上在籍しているため、指導には中学生や高校生の先輩たちの協力も必要不可欠です。

怪我をして泳げなくても、陸上トレーニングや後輩への指導、マネージャーの手伝いなどBチームとしてできることは、たくさんあります。

Bチームには、これから「負の当たり前」からの脱却を意識し、練習に意欲を持って参加してもらいたいと思います。もはや、いままでの「当たり前」はこれから無くなっていくことを選手には伝え続けるつもりです。

以上

 

近藤恭一

 

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部活動の意義 その3 「自分らしさを生かす」

2023-06-13 05:45:31 | トピックス

本校には現在200名以上の部員が在籍しています。

日大豊山水泳部というと、なぜか全員が実績のある速い選手ばかりであるというふうに誤解している人がいます。

本校水泳部のなかには泳げないから泳げるようになりたいという生徒もおり、入部の目的は人それぞれです。

他のクラブと兼部している生徒もいれば、学校外の習い事をしている生徒もいます。

全国大会の出場や活躍を目指している生徒もいますし、マネージャーを希望して入部する生徒もいます。

特別進学クラスの生徒もいれば、体育クラスの生徒もいます。

オリンピック選手から初心者まで多様な生徒が在籍しているのが、日大豊山水泳部なのです。

当然、練習時間や内容は分けており、それぞれの泳力に応じた対応をしています。

大会に関してもそれぞれの力量や希望に合ったものに出場することになります。

大会出場に関しても本人の希望で申し込みをしますので、強制したりはしません。

学校のほうでもそれに見合ったコーチの人数を確保しているので、細かい対応が可能となっています。

途中で退部するという生徒は少なく、たいていは中学または高校3年間、豊山中学出身の生徒は6年間在籍している生徒も多いです。

泳ぐのが速いかどうかは問題ではなく、水泳部の活動を一生懸命にするという気持ちさえあれば、泳力にかかわらず、誰でも入部は可能です。

勝利至上主義が問題となっていますが、勝利を目指してインターハイや全国中学を目指すことから学ぶことは多いです。

3年間で4種目を楽しく泳げるようになることを目標にするのもありです。

これまでも入学時に15mしか泳げなかったのが、3年目には50mを30秒切るぐらいにまでなったという生徒もいます。

水泳部は授業が終わってからすぐに練習に入りますし、基本的に日曜日を休みにしていますので、学業との両立も十分可能です。

3年生で全付属生徒の中で医学部進学が可能なほどの優秀な成績を取った生徒は、今年のレギュラー選手に選ばれています。

このような対応ができるかどうかは学校によると思いますが、部活動に取り組むことでそれぞれの希望に応じて好きなスポーツを楽しむことができ、「自分らしさ」を生かすことができます。

 

チームを細分化し、活動しています。

 

竹村知洋

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スイミングマガジン 7月号

2023-06-12 15:56:16 | ニュース

日大豊山水泳部顧問から夏へ向けての取り組みが特集されています。

どうぞご覧ください!

 

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梅雨時期のBチーム

2023-06-12 15:34:25 | Bチーム

本日のB①水中練習です。

写真からも参加人数が少ないように感じます。

豊山水泳部でもインフルエンザでの欠席や体調不良者も出ています。

練習中も体調管理を徹底するように指導しております。

以上

 

近藤恭一

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部活動の意義 その2 「深く幅広い人とのつながり」

2023-06-12 10:01:38 | トピックス

部活動を通して、クラスや学年などの垣根を越えた幅広い人間関係をもつことができます。

例えば日大豊山水泳部は中高合同クラブなので、中学1年生から高校3年生までが同じプールで活動をしています。

ちなみに今年(2023年)の水泳部員は、中高あわせて総勢204名です。

このような人間関係を授業や学校行事だけでつくるのは難しいことです。

そして大会や合宿にいけば、同じスポーツを行う他の学校の生徒ともつながりをもつことができます。

全国大会に出場するようになれば、全国的な人とのつながりになります。

さらにスポーツを通じて、日本以外の国とのつながりもできてきます。

例えば数年前に日大豊山高校の練習に参加するため、ニブロム・ニクラス君ははるばるスウェーデンからやってきました。

いまだに年に数回は連絡を取り合っており、ニブロム君との練習は良い思い出となっています。

つまり部活動を通して、様々な人間関係をつくり、よりよい経験を得ることができるわけです。

やはり人間はオンライン上でつながっているだけで心を通い合わせることは難しいのではないでしょうか。

水泳というスポーツを通じて、あらゆる年齢や性別、学校、または国を越えて「幅広い人間関係」をつくることができるというのは大変すばらしいことです。

だからこそ世界中の人が集まって競い合うオリンピックは、「スポーツ最大の祭典」と呼ばれるのでしょう。

中高生の時代の人間関係は、一生のつながりになることもあります。

例えば日大豊山水泳部OB会(豊水会)には80代から10代までのOBが在籍しており、現在は約1000人の会員によって構成されています。

同じ経験をした人たちが結ぶこのような人間関係は、日大豊山の水泳部に所属していたことであるからこそ生まれてくるものです。

そして部活動を通した教員と生徒との関係も、より深いものになります。

このような関係は、同じ目標に向かって共に努力を積み重ねることから生まれるものです。

部活動のつながりは、より深く幅広い人間関係を築くことができる絶好の機会であるといえます。

人間関係が希薄になっている現代であるからこそ、学校の教育活動を見直してみる価値はあるのではないでしょうか。

前列右から4人目がニブロム・ニクラス君。

スウェーデンの大会会場から、プレゼントしたセームをもって。

OBの宮坂君の講演会。

優勝祝勝会(2017年)の会場で、中1から高3まで勢ぞろい。

 

竹村知洋

 

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