Full-Tone

女性建築士・ふるとちかこの徒然なるままに

旧亀井邸

2024-12-23 09:47:20 | 日記・エッセイ・コラム
海商の館 旧亀井邸

東北を代表する総合商社、株式会社カメイの初代社長亀井文平氏の建てた邸宅。
大正13年創建。
塩竈神社の東参道の途中にありました。
まあまあな階段の参道です。
和洋併置式と呼ばれる、和風建築と洋風建築がひとつの建物の中に存在するスタイル。
まず、中に入るとガラス窓が多いことに気が付きます。
アルミサッシに替えられているところはあるけれど、どうやら建てられたままの様子。
当時、ガラスはとても貴重な物だったし、
贅沢に使用する際には、十分な検討を行ってしっかりと造られたのでしょう。
また、地形を生かした造りで、内部の廊下はスロープ状。
生活し辛かったのではとも感じました。
豪華さとは違うんだけど、奇をてらってない上品さが漂う空間でした。

@ふると









コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

塩竈

2024-12-21 10:13:27 | 日記・エッセイ・コラム


12月8日日曜日。
前日、まあまあ呑んで、お風呂に浸かって、寝たのが確か午前1時過ぎだったと思うけど。
限られた時間だからね、いつも通りに6時に目覚める。
ダラダラしつつも、着替えてコーヒーを買って、歯磨きして、7時半にはチェックアウト。

JR快速で塩竈へ。
循環バスを待つ間、地元のおばあちゃんと楽しいおしゃべりをする。
先に下りたおばあちゃんが、ずっと手を振ってくれた姿が焼き付いてる。
「魚卸市場」へ。
お目当てはマイのっけ丼。
市場感満載だし、魅力的すぎる新鮮なお魚に目移り。
海老、ホタテ、つぶ、鯛、いくらの5色丼を作りました。
生ガキを食べたかったけど、まんぷくで、心を残してしまいました。

再度、循環バス。
塩竈神社を参拝。
東参道の途中に位置する、旧亀井邸を探訪。
前日、仙台の方たちに勧められた、杉村惇美術館も訪ねる。
スマホの地図上には見えない、アップダウンが私を苦しめる。
けれど、たぶん、きっと、再び訪問の可能性は低いと思い、頑張る。笑。
そこからかなり悩みながら、菅野美術館。
これがまた、驚くなかれのアップ・アップ・アップの坂道を辿る立地。
帰りのダウン・ダウン・ダウンも中々。笑
旧亀井邸、杉村惇美術館、菅野美術館については、そのうち。

@ふると


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台

2024-12-19 18:40:41 | 日記・エッセイ・コラム


12月7日土曜日、仙台。

ちょっと早めに仙台入りして、桜岡大神宮を参拝。
桜が咲いていました。
お昼に食べたラーメン屋さん。
お店に保護猫ちゃんが3匹もいて、店主の方とお話が盛り上がった。
会場近くだったからなんですが、私のすぐ後に、参加される先生がお二人続けて入って来られる。
全くの偶然だけど、示し合わせたようだねと。
で、私としたことが、おいしかったラーメンの写真を撮り忘れ。

シンポジウムが無事終わって、懇親会。
その後、金曜日から始まった、光のページェントへ。
東北のイルミネーションでは、さきがけ。
若かりし頃、仙台クリスマスデートしたのよね。
32~33年前かな~。アハハ!
定禅寺通りは、規模が縮小され、メディアテークの方もライトアップされているのだとか。
思い出の中のイルミネーションより寂しげな感じが。
年のせいなのか、観たシチュエーションなのか、あるいは節電なのか。

その後、超ディープなお店で、二次会。

@ふると




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンポジウム

2024-12-15 18:29:04 | 日記・エッセイ・コラム

先々週の記録

12月7日土曜日、仙台へ。
建築学会東北支部の意匠・建築史シンポジウムに参加。
東北各県のヘリテージマネージャーの活動状況を報告する集まりでした。
喉をやられて焦っていたのは、報告者として登壇することになっていたから。
持ち時間の10~12分、お役目を果たしました。

沢山の情報を得られたことはとても有意義だったけれど、
他県の取り組みはやっぱりすごくって、本当に実績をあげられる活動が出来ていないことをひしひしと感じたのも事実。
伸び代があるってことですね。
次回もあるらしいので、それまでには、もう少し実りある成果を持って行けるようにしたい。
「する」と、言い切れないのがなんとも。

@ふると

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミポリン

2024-12-10 12:01:16 | 日記・エッセイ・コラム
中山美穂さんが亡くなられた。
あまりにも衝撃的で残念。
なにより、ご本人がもっとも無念だろうと思います。

20代の頃、「世界中の誰よりきっと」何度歌ったことだろう。
映画「サヨナラいつか」は、激しい愛の表現が見事でした。
辻仁成氏の原作はたぶん2度読んだんだよね。

機会があったら、ご覧いただきたい映画があります。
2018年に公開になった【蝶の眠り
中山美穂さんが演じる人気作家が、若年性アルツハイマーに侵されて、何かを残したいと大学の講師を勤める。
そんな中で出会うのが、韓国からの留学生。演じるのはキム・ジェウク。
距離が縮まるうちに、ふたりは恋に落ちる。
年の差も、格差も、今の時代、臆することなく、貫いてもいい気持ちだっただろうに。
病に侵された女流作家が、留学生の彼に託す思いが描かれた、ラストシーンに感極まります。

この映画のロケが行われた、阿部勤氏が設計された阿部氏のご自宅「中心のある家」
(阿部さんは昨年お亡くなりになりました)
八戸工大で「私の好きな建物」を紹介する時間があるのですが、ここ数年、お話してきました。
学生時代に雑誌で見て、とても魅かれるものがあったことを話し、
この建物の特徴などを話してきました。
そして、最後に映画のことも必ず話して、できれば見て欲しいと。
背景として登場する建物が、単なる場所ではなく、物語を左右する舞台になるのよね。
観てくれた学生がいたかどうかは分かりません。笑
この建物ありきの映画なのかと思うくらいの展開なのですが、中山美穂さんの存在感が素晴らしかった。
もう何度も観たけれど、今一度観てみようと思います。

@ふると
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

濁声

2024-12-05 00:16:12 | 日記・エッセイ・コラム
うがい・手洗い・マスクを気を付けていたら、風邪と無縁な4年間だったのに、
先週、不覚にも風邪を引いてしまった。トホホです。

インフルエンザもコロナも陰性、発熱もだるさもなし。
ただ、喉をやられ、濁声の日が続いてます。
置き薬を飲んで、ひどくならないので、すぐに治るだろうと思っていたのに、
声はひどい状態。夜横になってからの咳も出るしね。

そんなわけで、これは耳鼻科だな~と、火曜日の夕方に診察を受けてきました。
実は、今週末にほんの少しの時間なのだけど、プレゼン発表する役目を仰せつかっているので、
このままだと、ヤバいと。
「土曜日プレゼン発表があるので、声、治したいんです!」と懇願したら、
「出せるだけのお薬を出してあげましょう」と。
そんなわけで、人生初の処方薬を頂いてきましたぜ。
風邪薬、咳止め、抗炎症剤、抗アレルギー剤、胃腸剤、うがい薬、トローチ

「話をするのが多いの?」と、聞かれました。
風邪とは言え、元気なので、日曜日にお出掛けして。
月曜日は工大非常勤で、火曜日はお客様のところへ行って、
3日連続でおしゃべりし過ぎたのもよくなかったらしい。
さすが先生!
マスクをして、できるだけ話をしないで、プレゼンに臨みたいのだけど、
ちょっと練習もしなくちゃだし。
悩ましいな~。

@ふると

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近読んだ本

2024-11-28 09:25:50 | 最近読んだ本
ときどき旅に出るカフェ 著:近藤史恵

先日、シリーズ2作目を先に読んでしまった、1作目。
読了された方たちのレビュー評価はこちらの方が高かった。
確かに、こちらの方がどのお話にもちょっとした仕掛けがあって、読んでいて面白いかも。
色んな国のスイーツとか飲み物とか、手軽な物ならちょっと試してみたくなったりしてね。
やるかどうかは…。汗
「ロシア風」と言いつつ、ドイツのスイーツ。
似ている物がロシアで食べているかは謎とかね。
スイーツの由縁とかも深いのだけど、登場人物の人間味が深い。
そして、やっぱり、カラーの挿絵か写真か、絶対必要だと思う!
@ふると

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空き家相談会

2024-11-26 09:58:31 | 日記・エッセイ・コラム
先日、「空き家相談会」に、建築士会からの相談員として参加しました。
司法書士、宅建士、建築士、それに開催地の行政担当も揃っている会です。
実は、2年ほど前から参加していますが、今回はご相談が多かった。
空き家をどうしたらよいか、悩んでいる方が多いと言う事ですね。
しかし、その相談内容はケースバイケース。
相続や税金にお話が及ぶこともあります。

例えば、空き家になっているご実家。
場所が良いので、住み替えしたいけれど、リフォームが良いか、建て替えた方が良いかと言う内容、とか。
 回答)新築の場合、資産価値は上がるが、解体費や確認申請手続きがかかる
    リフォームの場合、諸費用は押さえられると思う。
    将来売却することになったとき、築年数による資産価値がどう影響するか確認した方がよい。

例えば、親(ご存命)名義の空き家になっている実家を子がリフォームした時、贈与税がかかるか、とか。
 回答)金額にもよると思うが、対象になる場合があるので、関係機関に確認してみてください。

例えば、空き家になっている土地・建物を売りたいのだけど、そのままでも売れるか、更地にした方が売れやすいか、とか。
 回答)解体費用の見積もりを取ってみる。不動産会社に相談してみる。どちらが費用対効果があるかくらべてみてはどうでしょう。

無料の相談会ですし、専門分野のことではないので、この程度の回答しかできないのですが、
各分野揃っているので、他の方からもお知恵を頂けることもあります。
伺っていると、解体を迷っていおられる方の多くは、建物に愛着があるのですよね。

今回得た情報としては、
① 新築工事の価格が高騰しているので、中古物件が売れ筋の様。
  まだ、住めそうなら、不動産会社に相談してみるといいですね。
② 空き家の解体費用の補助金が、市町村にある事。
  こちらは、上限枠が少ないので、早めに情報入手してください
  因みに、今回情報を得た市と町は、今年の分は終了したそう。

相談会は公的は立場で参加しているので、名札は付けないし、それぞれ名刺も出しません。
勧誘・営業行為ももちろん無し。
広報などで情報入手できると思います。

@ふると
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リフォームのご相談

2024-11-21 08:08:21 | 日記・エッセイ・コラム
先月のことになりますが、
戸建て住宅のリフォームのご相談がありました。
ご相談内容を伺って、聞いただけでもお考えになっている予算を
かなり上回ることが間違いないので、その旨お伝えしました。
これに加え、小職の業務は、ご要望を図面にまとめ、応じて機器選定を行って、
お見積もり必要な図書を作成します。
そして、工事が始まると、その工事監理にも参ります。
およそですが、解体残材処分費を除いて、純粋な工事費用の10~12%を業務報酬にさせて頂いております。
そんな諸々を説明して、後日現場調査のお約束をしてきたのですが、保留となりました。
予算面でのことが、ネックとなってしまったようです。
仕方がないです。
今、新築、リフォームに関わらず、建築費がググッと上がってしまっています。
加えて、解体処分費も考慮し、更に、大がかりな工事になると、仮住まいも必要になることも。
リフォームの場合、目に見えている物なので、図面が必要ないと思われがちですが、
見積の基本になる物です。
手描きのスケッチ的な物でも、内容を共有しなくてはならないです。
そして、それが工事にかかわる人達に、内容を確実に伝えるツールでもあります。

更に、リフォームの場合、その場で判断しなければいけない諸々が発生します。
価格だけではなく、俯瞰的に物事を判断することも必要になる場合があります。
折角のリフォームを悔いの無いようにして欲しいと思っております。

@ふると
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

確認申請

2024-11-20 08:05:07 | 日記・エッセイ・コラム
たまには、仕事の話もね。
施工会社さんから、確認申請の業務を頂いたのだけど。
建物は、なんの問題もないのだけど、
接道の問題で、敷地に諸々難儀なことが潜んでおりました。
建築基準法でいうところの、みなし道路という道路に接している長さの取り扱いが、
県民局と申請をする民間の審査機関で、見解が異なったため、右往左往。
諸々の確認のために、町役場にも行ったり、トライアングルから抜け出せない。
県民局の見解に従って、県民局申請でもいいのだけど、
どうやら民間の審査機関に申請してほしいって感じの物言い。
まあ、何とか、申請受付までにこぎつけました。笑
まだまだ、修業が必要なようです。
@ふると
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする