瀬戸内を巡った5月2日のこと、二回目の本日は犬島。
古くは御影石の産地で賑わったところ、また1900年代初めには銅の精錬所も建てられた島。
しかし、銅の生産は10年で終了してしまい、廃墟と化していたその精錬所跡を
犬島美術館として再生、近代産業遺産としても公開されています、。
そして、妹島さんが手がけた『家プロジェクト』なるものも公開されていると言うし・・・。
従妹達に『なんで犬島!?』と言われたって、私としては犬島に渡るのは当然でしょう!!
アクセスは豊島から船で、約30分。 ↓豊島港
犬島に上陸すると、ちょっとかっこいいチケットセンターがあります。
ここで、美術館と家プロジェクトの入場券、そして帰りの船のチケットを購入してから、島内観光スタート。
黒い外壁は板を焼いて炭化させたもので、島内のアチコチで使われていた仕上げ材です。
御影石も色合いがいいですよね。
この島で焼かれたと言う独特のレンガを使った構造物と、手付かずの自然との対比が印象的です。
通常「レンガ」と称されるものが所々に補強で使われているのと比べると、色も大きさも異なることが分かると思います。
銅精錬の副産物を使ったレンガなのだそうです。
色々尋ねる私に、「このおばさん、妙なところに喰らい付くな・・・」って感じで、スタッフの方が説明してくれました。
案内板も黒いレンガと違和感がないように、わざと錆びを出した物が使われていました。
美術館は造りが独創的で、ちょっと怖い感じも・・・。
家プロジェクトはvol.2で。
@ふると