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女性建築士・ふるとちかこの徒然なるままに

ひとりっぷ #3

2024-02-14 10:51:33 | 日記・エッセイ・コラム

山崎では、もう一か所。

アサヒビール大山崎山荘美術館にも足を運びました。

こちらも、いつか訪ねたいと思っていたところ。

山崎の駅からは、ちょっと急こう配の坂を登らねばならないとの情報でしたが、

無料送迎バスにタイミングよく乗れました。

大好きな藤田嗣治展が開催されておりました。

藤田画伯の作品は、企画展や秋田県立美術館で、何度か観賞してきましたが、

こちらでは、書簡の数々、大戦時の挿絵など、これまで機会が無かったものが展示されていて、

見応えがありました。

建物もやっぱり素晴らしい造りでした。

別荘として、大正時代から建設が始まったとのこと。

設えはとにかく見事。

ステンドグラス、照明器具、マントルピース。

竣工昭和3年、結構な勾配の斜面で、資材の運搬に苦労されただろうと、気になって仕方なかった。

建設時期が超竹居とほぼ一緒。

住所は大阪になってしまうけど、サントリーの山崎蒸留所も大正時代に着工しているらしいから、

当時、この辺りは、人気のエリアだったのかもしれないと思ってしまいました。

安藤忠雄氏の設計による増築棟は、もうちょっと山荘風にして欲しかった気もしますが…。

 

失敗と後悔は、テラスからの景観を見てこなかったこと

その景観の為に、ここに建てただろうと思っていたのに、聴竹居の見学時間が気になってすっかり失念。

やっぱり、こちらももう一度!

山崎って、京都としてはメジャーではないイメージですが、見所満載。

私としては、もう少しゆっくり散策したいエリアでした。

@ふると

 

 

コメント
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