8月の和菓子コースのメニュ
ーは、カステラ、がんづき、くるみせんべいです。
カステラは、新聞紙の焼き型を各自手作りしてから作ります。
しっかりした型なので、一度作ったら何度でも使い続ける事ができます。
2個入りの缶のお茶の箱でも同じサイズのカステラを作る事ができます。
型さえ作れば、簡単なのに洋菓子のスポンジとは違った本格的なカステラを作る事ができます。
生地作りより型作りの方が時間がかかるかも
がんづきは、岩手の郷土菓子。
黒糖入りの蒸しカステラ。と言った方がわかる方も多いかと思いますが、黒糖を使っていなくても、重曹を使う事によって、黒糖を使っても使わなくても色の濃い仕上がりになります。
教室では、黒糖入りのがんづきを作ります。簡単なのに一日たってもしっとりのがんづき。
しっとりさせる方法は、意外な方法なのにとっても単純。
実は、他で講習を頼まれたときに今まで教室で実習したレシピはもったいないと思って、メインにならないようなシンプル和菓子という事でがんづきを選んだところ想像以上に大好評でした。
作りなれている方も参加されていましたが、しっとりのコツをしっている人がいらっしゃらなかったみたいでとっても喜んでいただけました。
こんなにがんづきが、人気メニューだったなんて、と改めて実感し、今年度のメニューに取り入れました。
あまりに簡単なので、2品目のお菓子にしました。
くるみせんべいは、くるみクッキーを言った方がいいかもしれません。
会津では有名な武者煎餅を意識して作ってみました。
香料なしなので、独特の風味はないですが素材の美味しさを味わえます。
3品実習するので丸くすると時間がかかるので四角にしてみました。
ごまやピーナッツでアレンジしても美味しそうです。
過去の和菓子コースに参加された方には申し訳ないくらいの、一緒に3品も実習できる贅沢な内容です。
カステラは、手作りした型に入れてお持ち帰りしていただいます。3人以上の場合は、他に見本文もカットしてお分けします。
がんづきは、18㎝位のものを作りますが、その日の人数に合わせてカットします。
くるみせんべいもその日の人数でお分けします。こちらは、ビニール袋でも大丈夫なので、がんづき、見本のカステラが入るくらいの容器があれば、じゅうぶんです。
人数にかかわらず、3?くらいの密封容器があれば間違いないと思います。