母の夏やせがひどいので、念のため、大腸の内視鏡検査をすることにしました。
ちょうど身近に内視鏡検査で引っ掛かった人が二人いたので、私もついでに受けてみることにしました。
先週、母が受診。
腸の大掃除をする2リットルもの薬も飲み干し、検査も余裕で受けた母。
今週の自分も楽勝だな。と、思っていました。
母は病院で2リットルの薬を飲んだのですが
様子がわかった私には「ご自宅で飲んでから、午後病院にい来てください」とのこと。
この写真の頃はまだ余裕があったが・・・
飲んではトイレへを繰り返し、腸内がきれいになるまで飲み続ける。
が・・・残り1リットルになる前に飲もうとすると「おえっ」となってしまう。
涙目になりながら1.5リットルまで飲んだところで、もうダメ。1滴も飲めません。
そうか…自宅では甘えが出ちゃうんだわね~
病院では誰もが飲みほしていたもの。
正直に「1.5リットルしか飲めませんでした」と申告し、検査開始。
痛み止めの点滴(麻酔)をする時に「胃カメラ飲んだ時、麻酔がなかなか覚めなかったなあ。
看護師さんに言った方がよいかなあ。でも、痛み止めが効かないで痛いのはイヤだなあ」
結局、何も言わずに普通に検査をしました。
胃カメラの時はもうグッスリ寝てしまい、胃カメラが入ったことも分からなかったのですが
今度はしっかり感触があります。
腸の曲がったところをナニカが通り、すごーーーーく痛い。
う~ん、とうなることしかできない。
母は全然痛くなかったって。親子でも痛みの感覚は違うのか!!
そのうち、やっと痛みを感じなくなる頃、検査は終わりベッドへ車いすでGO。
ふかふかのソファとベッドがあり、どちらにしますか?と聞かれたけど勿論、ベッド。
身体を動かすクラクラとし、吐き気がし、最悪の気分。
何か聞かれても答える気力もない。
そのまま地獄の底までずーーーんと行き、目が覚めたのは5時半。多分3時間は寝ていた。
起きられますか?と聞かれ、起きてみるも、体に力が入らず気分が悪い。
もう少し休ませてもらうことにした。
次に目が覚めたのは6時45分。娘から、携帯に電話。バイブの振動音がしているけど出られない。
でも、時間に驚いて、帰る支度をしました。
長い廊下を手すりを伝わりながら歩き、出口近くのソファに座ったまま
付き添いの看護師さんがお会計もタクシーを呼ぶのもしてくれた。
タクシーの運転手さんが病院内まで迎えに来てくれて、乗せてくれて
やっと家に帰りました。
しかし、家族に説明することもできません。、ベッドから頭を上げることもできません。
真っ暗な底に沈むような感覚で、ひたすら寝てました。
母がお粥を作ってくれても、全然起き上がることもできず、このまま死ぬんかい?と思ってました。
ひどい夜が明けて、朝になったらだいぶ元気になりました。
そうしたら、なんと娘が熱を出してトイレで嘔吐してる。
どうも私の方が元気そうだ。母は今日はデイサービス。母の体のためには行ってもらった方が良い。
よれよれしながらPOPOちゃんに朝昼兼用ご飯を食べさせ、自分も口にしてみたら、あ、食べられる。
月曜日夕方、うどんを食べたきりで何も食べずに水曜日の昼。人生最大のダイエット。
人間、食べなくちゃ、力が出ないとつくづく思いました。
それから長い廊下を手すりにつかまりながら歩いた時、母は歩くのが辛い時、こんななんだな
身体が重くて、思い通りにならないっていうのはこういうことなのかも・・・と思いました。
只今、水曜日の夜、元気になりました。
D混にも行かれなかったけど、これで、明日からの「月末仕事」に行かれます。
なにしろ風邪で14日から今日までずうっと、休んだからもう休めない。
ドリンクでも買ってから仕事場に行こう。
みなさんも、検査にはご用心。