お抹茶、大丈夫かなあ?
また気分悪くなったらいやだなあと用心しましたが、
今日は全然平気で美味しく頂きました。
今日のお菓子は節分の鬼とお多福さん。
すごく可愛いです。

鬼はトラのパンツはいてます。
大蛇に追いかけられる夢を見ました。
危機一髪で逃れました。
目が覚めて、「あー、怖かった!でも、今日は金運がいいかも!」とにんまり。
そして、初釜に行く準備をしました。
着物を着ました。
長い帯をしゅるしゅる巻いて、はたと気づきました。
大蛇は袋帯だったのか!
昨夜、リハーサルで帯を締めてみたのですが、新しい帯なので柄出しが難しく四苦八苦。
疲れて、ま、いっか、明朝はうまくいくでしょ!と、時間切れで布団に入ったのでした。
長ーいものに巻かれて焦った気持ちが夢を見させたのか???
そして、正夢だったか、朝もまた帯結びに四苦八苦。
時間切れで「コートを着るからいいか!現地に着いたらやり直しをしよう」と、初釜に向かいました。
会場の新高輪プリンスホテルのお茶室に着いたら、狭い茶室は「やりなおし」の人で大賑わい。
「後ろ手伝って!」との声が次々かかり、自分のを直す暇なく
Donちゃんの帯揚げも直してあげて…結局、自分のを直し忘れました。
どひゃー、写真を見て気付きました。
私の帯揚げ「お団子状態」でした。あせあせ。
Donちゃんの着物は和田光正先生の更紗の訪問着。
私の着物は叔母のおさがり。加賀友禅とたとう紙に書いてありました。
着付け教室で教わった通り、訪問着なので半衿をいつもより沢山出しました。(出し過ぎた?)
半衿はバイヤス衿芯とバイヤス衿で私もDonちゃんもシワなくバッチリです。
薄茶の「水屋」です。お薄の影だしのために皆さん、せっせとお茶を立てています。
手前の坊やは一番若いお弟子さん、4月から小学生です。
きれいに盛り付けられた写真は撮り損ねましたが、お菓子は↓です。
「丹頂」です。頭が赤い「丹頂鶴」です。
可愛くて、頂くのにちょっと気が引けました。
きれいどころ?勢揃い。
さてさて、ながーい大蛇ならぬ袋帯に悩みましたが、次回はもう少し上手にできるかも???
ちなみに週末帰宅したダンナがしみじみと
「ずいぶん、長いこと着物の練習しているのになかなかうまくならないものだね~」
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24日は生まれた日に亡くなった息子の誕生日&命日でした。
暮にお墓参りができなかったので、車がないと不便な所にお墓はありますが
電車とタクシーを乗り継いで、母、私、娘、POPOちゃんでお参りしてきました。
息子は元気に成長してくれていたら、今年33歳、わっ!おっさん!!
しんちゃん、甥っ子POPOちゃんですよ。かわいいでしょ。
柄杓がいたくお気に入りでした。
バアバ(母)も頑張り良く歩いて、お墓参りに来ましたよ。
うちは神道なので、お墓のてっぺんが尖っています。
電車やタクシーの乗り継ぎに色々手間取り、お花を買いそびれました。
最近、主人の姉夫婦がお参りに来てくれたのか、きれいなお花が供えてあって安心しました。
私の手作りのおはぎをお供えしました。うちの子ならおはぎは好きでしょう。
ダンナもムコ殿ミー君もPOPOちゃんもおはぎ、大好きですからね。
息子と義父母に家族の健康を祈ってきました。
一番親しい友人DonちゃんとAnpanちゃん3人で久方ぶりに(元)女子会(現おばん会)をしました。
イタリアンレストラン「IL PINOLO LEVITA」
かんぱーい!!
食べるのとしゃべるのに忙しく、この後の写真撮影はすっかり忘れました。
サラダ又はスープ、パスタ又はピザ、フォカッチャ、コーヒーの簡単なランチコースです。
Anpanちゃんは早起きをして、私とDonちゃんの為にお菓子を作って来てくれました。
チーズケーキにエクレアにきれいな和菓子。
これも家族みんなのお腹に即入り、撮影忘れ。
梅の練りきりだけあったので、かろうじて撮影しました。
こんなきれいな和菓子が作れるなんて、すごいなあ!!
お話を戻します。
お腹がいっぱいになったところで、本日のメインイベント「エリザベート展」を見ました。
ずうっと前にコミックで「皇妃エリザベート」を読みましたが
「美容」にとても気をつけていた人という以外はくわしく覚えていませんでした。
改めて今日、本当に美しい人だと思いました。
元々美しい人ではありますが、その美しさを維持、向上するための努力は壮絶ともいえます。
ウエスト50センチを保つために口にするものは、えっと肉汁と果物と乳清だったかしら?
つり輪にぶら下がったり、乗馬やランニングもしたそうです。
髪の毛を大事にしていて、洗髪の日は公務はお休みだったそうです。
それに、エリザベートが使っていた道具や家具やドレス、装身具、どれも本当に美しい。
「シシイの星」と呼ばれる髪飾りの美しいこと。(シシイはエリザベートの愛称)
お安い「シシイの星」のレプリカのペンダントやブローチも売っていましたが、ホンモノを見た後はかすんでしまい、買う気にはなりませんでした。
華やかな外見と違い、苦労の連続の人生だったようですが
100年以上たったオーストリアから遠く離れた地に住むオバサン3人に感銘を与え
優雅な美しい気分にしてくれたエリザベートさん、ありがとう。
エリザベートが凶弾に倒れた年齢は私たちぐらいなのですが、デスマスクはとても美しかったです。