PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

マンション・災害時の避難ルート

2012-02-11 18:27:21 | 日記
 火災や地震などの災害発生時に重要なのは、いかに素早く安全な場所に避難出来るかと言う事です。

安全対策と家が防犯に目を向けがちですが、災害時の避難対策も安全対策であり。マンション選びには

重要です。

 では、避難経路は、主に「玄関」「バルコニー」「共用部に面する窓」の3ケ所です。 玄関のチェック

ポイントは、地震対策が考慮されているかどうかという点です。玄関は重要な避難ルートとなりますので、

玄関ドア「耐震枠付き」が一般的になっています。耐震枠は、枠とドアの間に特殊な部材が挟んであり、

万一地震で玄関ドアの枠がゆがんでしまっても、枠とドアの間に設けたすき間によって、ドアを開けることが

できるよう対策が施されているものです。「耐震枠付き」は新築のマンションの場合は当たり前についていないと

いけません。念のために確認して下さい。

 なお最近では、耐震枠の許容範囲を超えるゆがみの場合には、玄関ドアそのものがはずれるタイプの耐震枠付き

玄関ドアもありますので知識として押さえておいて下さい。

 また、停電時でも点灯する「保安灯」と呼ばれる照明設備があるかどうかも要チェックです。この保安灯は

取り外しが可能で、懐中電灯の役割をはたすものが多く見受けられます。


 玄関から避難できない場合は、バルコニーから避難する事になりますが、バルコニーには、隣接した住戸へ

避難できるように、いざというとき蹴破って移動できる隔て板が、隣戸間に設置されています。また、消防法

の規定により下階に避難するための避難するためのものですが、避難ハッチが備え付けられているのは、二方向

避難が確保できない角住戸数が多い場合、中央に位置する住戸からは、かなり離れてしまい、避難に時間がかかる

こともあるので注意が必要です。避難経路を確認し、何枚の隔て板を蹴破る必要があるのかを確認しておきましょう。

 では、本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

追伸:窓の面格子がはずれるかどうかも重要です。確認をお忘れなく!