PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

最低限これだけはチェック

2012-02-17 18:56:09 | 日記
 中古戸建の外観のバランスをまず、物件から少し離れて、建物全体の印象を

チェックしよう。

 建物の形状からだけでっも、構造的なバランスのよしあしについて、いろいろな

ことが分ってきます。建物の形状は強度に大きく影響します。理想の形はどっしりと

した箱型です。2階3階が1階よりも大きい頭でっかちな形状(オーバーハング)は、

大地震のとき被害が大きくなる傾向があります。また、建物は、壁と床で支えられて

います。開口部の面積比率が高い建物は、壁量が不十分で強度が不足している可能性

が高いと考えられます。大きな吹き抜けがある物件も要注意です。開放間があり魅力的

に感じますが、2階の床がない分、耐震性には不安が残ります。


 基礎コンクリートのヒビ

外観をチェックしたら、次に見たいのが、基礎のコンクリートの状態です。コンクリート

やモルタルは、新築後、年月を経って乾燥してち縮んできます。その際、ヘアークラック

と呼ばれるヒビ割れがよく発生します。小さなものなら基本的に構造上問題はありませんが

地震などでかかった力に耐え切れずに生じたヒビ割れだと、大問題になります。



重要なヒビ割れかどうか、その判断基準となるのは、ヒビ割れのすき間が0.5ミリ以上かどうか

で判断していきます。ちょうどシャープペンシルを携帯すれば、簡易診断に役立ちます。シャーペン

の芯がすき間に入るかどうかで判断してみて下さい。

では、本日も読んで頂きありがとうございます。