全15回に亘りお届けしてきた『秋天の法則』ですが、な~んの役にも立ちませんでした。
【結果】
◎ ①アサクサキングス…8着(6人気)
◎ ⑫タスカータソルテ…17着(5人気)
▲ ④アドマイヤモナーク…12着(13人気)
【血統傾向】

■父ロベルト系が4年ぶりの優勝
■父ロベルト系は秋天と相性が悪かったのだが、これで東京開催の秋天過去20年で2-1-1となった。
■同様に、ウオッカの母父ネヴァーベンド系は、過去20年で初めて3着以内に入ったことになる。
■父SS系が6年連続2着
■2年連続で非SS系が優勝
■SS二代目は、またしても2着が精一杯。秋天でオヤジ越えが出来る日はいつのことだろうか。
■ディープスカイの母父ダンチヒ系は、01年1着アグネスデジタル以来で、過去20年間で二度目の3着以内。
【血統リンク】

■3年連続で毎日王冠連対馬が秋天で連対
■ウオッカは当然として、今年もまた血統リンクが成立。但し、大系統で。
毎:3着SS系×ノーザン系
天:2着、3着がSS系×ノーザン系
残念ながら、本番直前9Rの結果を見ずに馬券を買わざるを得ませんでしたが、
9Rの結果を踏まえれば、ウオッカ⇒ダイワ⇒ディープの馬券は簡単に買えた。
いや、マジで。
こちら↓

注目したのは、リファール系とグレイソブリン系
読みどおり、9Rでグレイソブリン系が2着の母父に入っている。
そして、ここからが秋天のキモ。
9R:字面では出てこないが1着の父アドマイヤボスの母父はGS系トニービン
秋天:ウオッカの父タニノギムレットの母父はGS系クリスタルパレス
9R:3着の母父ネヴァーベンド系リヴリア
秋天:ウオッカの母父ネヴァーベンド系ルション
9R:2着の父アグネスタキオン
秋天:2着、3着タキオン産駒のスカーレットとディープ
9R:1着の母父ダンチヒ
秋天:3着ディープの母父ダンチヒ系チーフズクラウン
とこのように、
あとからだったら何とでも言える血統傾向!!をこれからもヨロシク。
ちなみに、私がいつも参考にしている成駿、班長サカマキ、水谷氏の推奨馬は奇しくも⑰ドリームジャーニーであった。
根拠は三者三様だったが、納得できたのは水谷氏のそれだけだった。
的中とはならなかったが、狙い目は血統傾向としては全く正しかった。
水上学のトレジャーH」より引用↓
「最初におことわりしておくが、馬券的な意味での本命はウオッカである。
前で競馬ができるようになった今、しかもダイワスカーレットの先導でスロー
になりそうで、2番手から33秒台の上がりで先頭に立つのは目に見えている。
課題は、ではこのウオッカに出し抜けを食わせる馬がいるかどうかということ。
そして目に留まったのが ⑰ドリームジャーニーだ。
推奨する最大の根拠は、今開催の東京芝2000mでは、ディクタスの血を汲む馬
が好走していることだ。絶対数の少ない系統だけに、これは異様な現象。
父か母父サッカーボーイという馬、そして母父ディクタスであるステイゴール
ド産駒。これらの連対が、他の年にないほど多い。
これに該当するのがステイゴールド産駒のドリームジャーニー。しかもゴール
前に坂のないコースの方が断然切れる馬。小柄でモマれない方がいいために、
大外枠もマイナスにはなるまい。
もちろん、Bコース替わりで内枠の先行馬が有利なのは百も承知。ただ追い込み
一手は夏場に卒業しているし、中団からの競馬で33秒台を駆使すれば、おそら
く馬券圏内に飛び込める。
⑭ウオッカとの組み合わせが大本線。
3連単でのヒモとして内から③エアシェイディ、④アドマイヤモナーク、
⑤サクラメガワンダー、⑦ダイワスカーレット。
なおディープスカイは消す。
ダービーのパフォーマンスはあくまで同世代での高レベル。後方からの競馬に
徹すると見ているが、それだと上がり32秒台が必要になる。先行策を採れば脚
が鈍る。ウオッカが33秒台で上がれるだけに、この相手では厳しいだろう。」
私は、傾向で目立ったリファール系とGS系に注目したが、水上氏はファイントップ系。
どちらも当ってないのは一緒だけど、この辺がプロと素人の違いなんだろうな。たぶん。
=つづく=