☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

MSCの法則3~Forigners

2009-11-19 18:00:00 | 京都の法則
 マイルSCに参戦する2頭の外国馬の血統診断を。
ポイントは、日本でお馴染みの血統であるかどうかに尽きる。

☆エヴァズリクエスト(牝4歳・イギリス)…ソヴィエトスター×トーファン
 ここまでの通算成績は7-2-3-13と、4歳にして既に25戦を消化。
 父はヌレイエフ系ソヴィエトスター。父自身の名前はちょくちょく目にするが、その産駒の活躍馬といわれると覚えがない。
 一方、母父トーファンというのは、日本では全く馴染みがないが、ストップザミュージックの直仔。ストップザミュージックはヘイルトゥリーズンの枝で、たまに見かけはするものの、これといった代表産駒が思いつかない。
 いくら前走G1を勝ったからといって、ちと厳しいのでは。

☆サプレザ(牝4歳・フランス)…サーム×プレザントタップ
 ここまでの通算成績は4-2-1-2。
 父のサームというのは初めて聞くが、ミスプロの直仔。その母父はサドラーズウェルズなので、血統構成としては、ミスプロ系×サドラー系となって、あの世界のエルコンドルパサーやザカリヤと同じである。
 一方、母父のプレザントタップはタップダンスシチーの父でお馴染みで、母父では先の武蔵野Sを制したワンダーアキュートがいる。

 日本の馬場に合ってそうなのはサプレザの方だが、問題はマイルCSの傾向に合致するかどうか。

 残念ながらSS系×ノーザン系が大活躍のマイルCSには合致しないが、03年1着ハットトリックの母父がリボー系である。また、字面では出てこないが、このリボー系を内包する馬は、03年2着ファインモーションと05年3着のラインクラフトの2頭がいて、奇しくも両馬とも牝馬。ファインモーションは今回のサプレザと同じ4歳の時に2着に入っている。



=つづく=




MSCの法則2~Trend

2009-11-19 00:00:00 | 京都の法則
 今も昔もリピーターの活躍が目立つマイルCS。おかげで最近ではSS系×ノーザン系だらけ。 

 父SS系が目下6連勝中で、過去6年でSS系×ノーザン系が5-3-2
これはデュランダル、ダイワメジャー、そしてダンスインザムードの影響なのだが、その3頭が出走していない昨年でも、SS系×ノーザン系がきっちりと1着と3着を確保。

 どうやら今年もこの血統構成には逆らわない方がよさそうだ。

=つづく=