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オーシャンSの法則

2014-03-04 00:00:00 | 中山の法則
◆血統傾向◆

新設された06年以降の過去8年。この距離はどちらかというと苦手としている父SS系だが、【4-1-2】と芝1200mの重賞では、なかなかの健闘をみせている。父SS系で複数回馬券になっているのは、フジキセキ1頭のみだが、これはキンシャサノキセキによるもの。

父SS系以外では、ノーザンダンサー系の活躍が目立つ。父、母父合計で、ストームバード系【0-2-3】、ダンチヒ系【0-1-3】。しかし、近年ではその勢いが衰えてきており、代わりに3年連続で馬券対象馬を送り込んでいるミスプロ系の台頭が目立つ。

そして、注目は何といってもG1馬・リアルインパクトが出走すること。
☆リアルインパクト…ディープインパクト×メドウレイク
半兄のアイルラヴァゲイン(父エルコンドルパサー)は、07年にこのレースを制した。母父メドウレイクが属するプリンスキロ系は、08年1着のプレミアムボックスの母父でもある。父ディープに短距離のイメージは沸かないが、勝利へのバックボーンは十分に揃っている。

◆コース傾向◆

先週は2鞍のみの施行。バクシンオー×SS系が2着2回。3着は2レース連続で父SS系が入った。

◆100万馬券の使者◆
<人気>

過去8年で1番人気【1-1-2-4】、2番人気【2-1-0-5】、3番人気【2-0-0-6】と、上位人気は軒並みアテにできない。二桁人気の馬も5頭が馬券になっており、人気薄からでも入れるレース。
新設されて今年で9回目を迎えるが、過去8年で三連単100万馬券が3回(うち2回は200万超)飛び出しており、本命サイドを買うのは愚の骨頂。100万馬券の3回を調べてみると、共通する大波乱の立役者が浮かび上がってきた。

06年:2、160、190円
1着ネイティヴハート(14番人気)…前走スワンS16着(14番人気)
2着コパノフウジン(6番人気)…前走シルクロードS4着(2番人気)
3着シンボリグラン(1番人気)…前走CBC賞1着(3番人気)

08年:1、521、320円
1着プレミアムボックス(7番人気)…前走山城S1着(4番人気)
2着エムオーウイナー(12番人気)…前走スプリンターズS16着(14番人気)
3着ナカヤマパラダイス(6番人気)…前走バレンタインS4着(8番人気)

12年:2、661、980円
1着ワンカラット(9番人気)…前走淀短距離S4着(3番人気)
2着グランプリエンゼル(5番人気)…前走シルクロードS5着(5番人気)
3着ベイリングボーイ(14番人気)…前走淀短距離S12着(13番人気)

100万馬券の使者―それは、「前走二桁人気、前走二桁着順、当日二桁人気」「トリプル・ダブル」の馬である。しかも、その3頭すべては3枠に入っていたという共通点もある。

<100万馬券の使者の枠番>
06年1着3枠5番ネイティヴハート
08年2着3枠6番エムオーウイナー
12年3着3枠6番ベイリングボーイ

また、100万馬券となった3回のうち06年と08年は、前走1着馬、前走4着馬、前走二桁着順馬で決まっており、12年も前走4着馬と前走二桁着順馬が絡んでの100万馬券と相成った。
この「前走1着馬」と「前走4着馬」というのも、キーワード。100万馬券にならなかった年も含めて、過去8年で前者は6回、後者は4回も馬券に絡んでいる。
出走馬が確定したら、まずは前走の着順に注目すべし!