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新潟の法則~外回りの法則

2008-05-07 00:11:15 | 新潟の法則
Nカップと京都新聞杯の予想が完璧に仕上がったので、あとは出走馬が確定するのを待つばかり。
手持ち無沙汰なので、新潟大賞典のヒントを探そうと例の本を見ていると、いいのがありました。
新潟大賞典についてではないけれど、これはお金を拾うのに凄く役に立つと思いますよ。
ダメですか?

水上学著『素人でも儲かる!「血統」驚きの法則』より引用。

「新潟芝の外回りコースはコレ!」

「 直線が600m以上もある新潟外回りの芝は、スローペースからの上がり3ハロン勝負になるのが必定です。こうした展開で活躍していたのは、07年を見るにタニノギムレット、ダンスインザダーク、スペシャルウィーク産駒が御三家的存在となっていました。

ただ、タニノギムレット産駒は外回りに限ったことではなくて、新潟の芝中距離では内回りでも活躍。つまり、平坦コースの野芝が向いているのでしょう。元々、こうしたローカルの野芝コースは、グレイソブリン系が得意としていたので、タニノギムレットの母父クリスタルパレス(グレイソブリン系、秋天馬プレクラスニーの父)の要素が強く出ているのかもしれません。一瞬の内に好位から先頭付近へ踊りだして、そこから粘るレースが多く、瞬発力に秀でたレースができることがプラスに作用したのだと思います。

一方、スペシャルウィークとダンスインザダークは、ともにサンデー×ニジンスキー系という配合からか、脚の使いどころまでよく似ていて、長い直線をジワジワ加速して追い上げてくる感じです。上がり3Fは同じ33秒台だとしても、タニノギムレット産駒とスペシャル、ダンスの産駒とは、その内容が違っています。これは先ほど、瞬発力と持続力について書いた説明の通りです。」

直線600mの新潟外回りコースはこちら↓

コース図出展:「競馬ラボ~コースまる裸」

ということで、本当にタニギム、ダンス、スペシャルは新潟外回りの御三家なのか?
先週行なわれた新潟芝外回り全コースの傾向を調べてみた↓


ダンスインザダークが2-0-1。
これで御三家とは、驚いた。
ならば、マンハッタンカフェの1-1-0はどうなるんだ???

でも、開幕週だけのデータなので、こんなもんなのかもしれない。

で、疑り深い私は昨年の1回新潟開催も調べておいた↓


全28R中
SS系合計:18-11-10
恐るべしSS系!

<内訳>
ダンスインザダーク:5-3-2
スペシャルウィーク:1-2-0
ステイゴールド:2-1-0
アドマイヤベガ:1-0-3
アグネスタキオン:1-0-1
マーベラスサンデー:1-0-1
以下省略

で、タニギムは0-3-0…

ということで、

御三家で 威張れるのは ダンスだけ!


今年はどうなるのか?
興味のある方はご自分で追っかけてみてください。
あしからず。

<おまけ>
おまけとして、文中に出てきた「野芝」についても同書から引用させて頂く。
● 野芝で活躍する「昭和の血」
「 (前略)
野芝というのは、暑さに強く、寒さに弱い。質は堅めで、スピードは出やすくなります。洋芝はその逆です。
野芝だけで行なわれ開催というのは少なくて、年間で夏の新潟と小倉、秋口の中山と阪神開催だけです。
(後略)」

水上氏は「夏の新潟」と書いてありますが、今開催の新潟も野芝での開催です。
こちら↓

背タケは9cm~11cm

ついでに、東京開催の芝はこちら↓

背の高い方が洋芝(12~18cm)で、低いのが野芝(6cm~9cm)。


【芝状態出展:JRAホームページ】


=おしまい=



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