施行時期が7月から8月へ、と同時に距離も1800mから1200mへ変更されて今年で7回目を迎える夏の小倉の風物詩・北九州記念。
■血統傾向■
過去6年で父SS系は【1-1-1】と大不振。勝ったのは07年のキョウワロワリング一頭のみである。
北九州記念の血統傾向のキモはサクラバクシンオー、ヴァイスリージェント系、ミスプロ系の三つ。
1.サクラバクシンオー産駒【1-1-3】
06年3着ホーマンテキーラ
09年1着サンダルフォン・3着カノヤザクラ
10年2着スカイノダン・3着サンダルフォン
<登録馬中のバクシンオー産駒>
アウトクラトール
エーシンダックマン
サンダルフォン
スギノエンデバー
2.ヴァイスリージェント系産駒【1-2-0】
07年2着アルーリングボイス…父フレンチデピュティ
08年1着スリープレスナイト…父フレンチデピュティ
11年2着エーシンリジル…父クロフネ
<登録馬中のヴァイスリージェント系馬>
エーシンリジル…父フレンチデピュティ
シゲルスダチ…父クロフネ
リュンヌ…父クロフネ
3.ミスプロ系保有馬【4-3-4】
父か母父にミスプロ系を持つ馬が、06年以降毎年一頭は必ず馬券になっている。
<登録馬中のミスプロ系保有馬>
エーシンヒットマン…父キングカメハメハ
エーシンヴァーゴウ…母父サンダーガルチ
サンダルフォン…母父ジェイドロバリー
シャウトライン…父スクワートルスクワート
ツルマルレオン…母父キングマンボ
ボストンエンペラー…父キングカメハメハ
■年齢■
3歳:0-1-0-12/13
4歳:2-4-4- 9/19
5歳:1-0-1-29/31
6歳:3-1-0-16/20
7歳:0-0-1-13/14
8歳:0-0-0- 1/ 1
4歳と6歳が中心。
■性別■
牡馬:2-2-3-47/54
牝馬:4-4-3-33/44
勝率と連対率で約2.5倍、複勝率で約2倍、牝馬が牡馬を上回る。
<登録馬中の牝馬>
エピセアローム
エーシンリジル
エーシンヴァーゴウ
コパノオーシャンズ
ジュエルオブナイル
ナイアード
マコトナワラタナ
リュンヌ
■人気■
1番人気【1-0-2-3】、2番人気【0-2-1-3】、3番人気【0-2-0-4】と上位人気はいずれも信頼が置けない。だが、07年以外は毎年1~3番人気が馬券になっているので、無理穴狙いは禁物。
1番人気で馬券になっている三頭には、前走重賞勝利、斤量が55.5kg~56kgの牝馬という共通点がある。
<1番人気で馬券になった馬>
08年1着スリープレスナイト(牝)56.0kg
09年3着カノヤザクラ(牝)56.0kg
11年3着エーシンヴァーゴウ(牝)55.5kg
■斤量■
過去6年で3着以内に入った18頭のうち、勝ち馬4頭を含むちょうど半分の9頭が52kg以下である。また、9頭のうち7頭が牝馬で、そのうちの4頭が前走条件戦で連対している馬である。
<52kg以下&前走条件戦連対の牝馬>
06年1着コスモフォーチュン…疾風特別(新潟芝1000m・1000万下)1着
07年3着ワイキューブ…文月特別(阪神芝1400m・1000万下)1着
09年2着レディルージュ…ジュライS(阪神芝1400m・1600万下)2着
10年2着スカイノダン…北九州短距離S(小倉芝1200m・1600万下)2着
ちなみに昨年2着のエーシンリジルも、53kgではあるが前走船橋S(中山芝1200m・1600万下)を勝った上がり馬であった。
一方、斤量56kg以上で3着以内に入ったのは5頭いて、そのうち4頭は一年以内に芝1200mの重賞勝ちがある。
<56kg以上&一年以内に芝1200m重賞勝ちの馬>
06年2着ゴールデンキャスト(58kg)…05年セントウルS1着
08年1着スリープレスナイト(56kg)…08年CBC賞1着
09年3着カノヤザクラ(56kg)…08年セントウルS1着
10年3着サンダルフォン(56kg)…09年北九州記念1着
なお、06年3着のホーマンテキーラは一年以内に重賞勝利はないものの、05年セントウルSで2着だった。つまり、56kg以上で馬券になった5頭全てに一年以内に芝1200mで重賞連対実績があるということ。
ちなみにトップハンデは【1-1-1-8/11】で、勝率9.8%、連対率18.2%、複勝率27.3%である。
■前走■
今年は函館SSとCBC賞の施行時期の入れ替わり、小倉開催日数の減少、北九州短距離Sが昨年から北九州記念の後に行われるようになっていたりと、これまでの前走データは参考になるかどうか微妙。
その中で使えそうなのは、レースの格不問で新潟直千コース出走馬。
<前走新潟直千出走馬>
06年1着コスモフォーチュン…疾風特別(1000万下)1着
06年3着ホーマンテキーラ…アイビスSD(G3)3着
08年3着ゼットカーク…稲妻特別(1000万下)1着
09年3着カノヤザクラ…アイビスSD(G3)1着
10年1着メリッサ…アイビスSD(G3)18着
11年1着トウカイミステリー…ルミエールS(OP)7着
11年3着エーシンヴァーゴウ…アイビスSD(G3)1着
■枠番■
サンプル数は少ないが、勝ち馬が出ているのは2枠【3-1-1-1】、5枠【1-1-0-4】、8枠【2-1-0-3】の三枠のみで、1枠は一度も馬券になったことがない。
■馬番■
ラッキーナンバーは2勝をあげている4番【2-0-1-3】と15番【2-0-0-3】。一方、デスナンバーは1番、5番、7番、12番、16番、17番。
■コース傾向■
ここまで9鞍行なわれたが、父SS系は【4-4-4】とレース傾向よりは活躍しており、無視することはできない存在。他では母父で【0-3-1】のミスプロ系ウッドマンと【2-1-0】のフレンチデピュティとクロフネ親子(母父でも3着1回あり)。ただ、今週は本番前までに7鞍も組まれているので、現時点で決めつけるのは早計というもの。
というわけで、注目馬は枠順確定&土曜日の傾向を見てからということで。
■血統傾向■
過去6年で父SS系は【1-1-1】と大不振。勝ったのは07年のキョウワロワリング一頭のみである。
北九州記念の血統傾向のキモはサクラバクシンオー、ヴァイスリージェント系、ミスプロ系の三つ。
1.サクラバクシンオー産駒【1-1-3】
06年3着ホーマンテキーラ
09年1着サンダルフォン・3着カノヤザクラ
10年2着スカイノダン・3着サンダルフォン
<登録馬中のバクシンオー産駒>
アウトクラトール
エーシンダックマン
サンダルフォン
スギノエンデバー
2.ヴァイスリージェント系産駒【1-2-0】
07年2着アルーリングボイス…父フレンチデピュティ
08年1着スリープレスナイト…父フレンチデピュティ
11年2着エーシンリジル…父クロフネ
<登録馬中のヴァイスリージェント系馬>
エーシンリジル…父フレンチデピュティ
シゲルスダチ…父クロフネ
リュンヌ…父クロフネ
3.ミスプロ系保有馬【4-3-4】
父か母父にミスプロ系を持つ馬が、06年以降毎年一頭は必ず馬券になっている。
<登録馬中のミスプロ系保有馬>
エーシンヒットマン…父キングカメハメハ
エーシンヴァーゴウ…母父サンダーガルチ
サンダルフォン…母父ジェイドロバリー
シャウトライン…父スクワートルスクワート
ツルマルレオン…母父キングマンボ
ボストンエンペラー…父キングカメハメハ
■年齢■
3歳:0-1-0-12/13
4歳:2-4-4- 9/19
5歳:1-0-1-29/31
6歳:3-1-0-16/20
7歳:0-0-1-13/14
8歳:0-0-0- 1/ 1
4歳と6歳が中心。
■性別■
牡馬:2-2-3-47/54
牝馬:4-4-3-33/44
勝率と連対率で約2.5倍、複勝率で約2倍、牝馬が牡馬を上回る。
<登録馬中の牝馬>
エピセアローム
エーシンリジル
エーシンヴァーゴウ
コパノオーシャンズ
ジュエルオブナイル
ナイアード
マコトナワラタナ
リュンヌ
■人気■
1番人気【1-0-2-3】、2番人気【0-2-1-3】、3番人気【0-2-0-4】と上位人気はいずれも信頼が置けない。だが、07年以外は毎年1~3番人気が馬券になっているので、無理穴狙いは禁物。
1番人気で馬券になっている三頭には、前走重賞勝利、斤量が55.5kg~56kgの牝馬という共通点がある。
<1番人気で馬券になった馬>
08年1着スリープレスナイト(牝)56.0kg
09年3着カノヤザクラ(牝)56.0kg
11年3着エーシンヴァーゴウ(牝)55.5kg
■斤量■
過去6年で3着以内に入った18頭のうち、勝ち馬4頭を含むちょうど半分の9頭が52kg以下である。また、9頭のうち7頭が牝馬で、そのうちの4頭が前走条件戦で連対している馬である。
<52kg以下&前走条件戦連対の牝馬>
06年1着コスモフォーチュン…疾風特別(新潟芝1000m・1000万下)1着
07年3着ワイキューブ…文月特別(阪神芝1400m・1000万下)1着
09年2着レディルージュ…ジュライS(阪神芝1400m・1600万下)2着
10年2着スカイノダン…北九州短距離S(小倉芝1200m・1600万下)2着
ちなみに昨年2着のエーシンリジルも、53kgではあるが前走船橋S(中山芝1200m・1600万下)を勝った上がり馬であった。
一方、斤量56kg以上で3着以内に入ったのは5頭いて、そのうち4頭は一年以内に芝1200mの重賞勝ちがある。
<56kg以上&一年以内に芝1200m重賞勝ちの馬>
06年2着ゴールデンキャスト(58kg)…05年セントウルS1着
08年1着スリープレスナイト(56kg)…08年CBC賞1着
09年3着カノヤザクラ(56kg)…08年セントウルS1着
10年3着サンダルフォン(56kg)…09年北九州記念1着
なお、06年3着のホーマンテキーラは一年以内に重賞勝利はないものの、05年セントウルSで2着だった。つまり、56kg以上で馬券になった5頭全てに一年以内に芝1200mで重賞連対実績があるということ。
ちなみにトップハンデは【1-1-1-8/11】で、勝率9.8%、連対率18.2%、複勝率27.3%である。
■前走■
今年は函館SSとCBC賞の施行時期の入れ替わり、小倉開催日数の減少、北九州短距離Sが昨年から北九州記念の後に行われるようになっていたりと、これまでの前走データは参考になるかどうか微妙。
その中で使えそうなのは、レースの格不問で新潟直千コース出走馬。
<前走新潟直千出走馬>
06年1着コスモフォーチュン…疾風特別(1000万下)1着
06年3着ホーマンテキーラ…アイビスSD(G3)3着
08年3着ゼットカーク…稲妻特別(1000万下)1着
09年3着カノヤザクラ…アイビスSD(G3)1着
10年1着メリッサ…アイビスSD(G3)18着
11年1着トウカイミステリー…ルミエールS(OP)7着
11年3着エーシンヴァーゴウ…アイビスSD(G3)1着
■枠番■
サンプル数は少ないが、勝ち馬が出ているのは2枠【3-1-1-1】、5枠【1-1-0-4】、8枠【2-1-0-3】の三枠のみで、1枠は一度も馬券になったことがない。
■馬番■
ラッキーナンバーは2勝をあげている4番【2-0-1-3】と15番【2-0-0-3】。一方、デスナンバーは1番、5番、7番、12番、16番、17番。
■コース傾向■
ここまで9鞍行なわれたが、父SS系は【4-4-4】とレース傾向よりは活躍しており、無視することはできない存在。他では母父で【0-3-1】のミスプロ系ウッドマンと【2-1-0】のフレンチデピュティとクロフネ親子(母父でも3着1回あり)。ただ、今週は本番前までに7鞍も組まれているので、現時点で決めつけるのは早計というもの。
というわけで、注目馬は枠順確定&土曜日の傾向を見てからということで。
1、2着は母父ブライアンズタイムとはなぁ。
負けはしたものの差しがズバッと決まってレースは爽快でしたね。