やれ短距離路線に進んだ方がいいとか、SS系は安田記念とは相性が悪いとか、さんざんくさしてしまい、申し訳ない。この場を借りてお詫びいたします。いくら4kg貰いの恩恵があったにせよ、勝ちは勝ち。
これで、ディープ産駒は府中のマイルG1での成績はリアルとコティリオンの2頭で、【1-1-1-0/3】とパーフェクト。しかも、牝馬ではマルセリーナが阪神のマイルG1桜花賞を制した。今のマイル戦線は層が薄いといわれる中、ディープ産駒がマイル重賞を総なめにする時は、そう遠くはない。
■血統傾向更新■
父SS系が3勝目。二代目SS系では2勝目。
これ以上ない究極の仕上げで臨んだスマイルジャックだったが、昨年に引き続き3着。これで父タニギムは4年連続3着以内に入ったことになる。また、2着には父シンボリクリスエス。安田記念の最大のポイントであるミスプロ系×ノーザン系よりも、ロベルト系が主流になるのでは?
1番人気に推されたアパパネは、直線で垂れて6着敗退。レース前に指摘しておいたとおり、やはり出涸らしであったということ。アパパネに二番は効かない、というよりも国枝調教師は、当初からヴィクトリアマイルがメイチ勝負で、安田は行きがけの駄賃で出走させただけの話。あれだけ体調万全とか言っていたのが、手の平を返して「目に見えない疲れが~」とは、驚いた。まあ、目に見えないんだから仕方ないのだろうけど、アパパネ、いやマスコミの情報を信じて馬券を買ったファンは堪らない。アパパネの名誉のために言っておくが、アパパネが負けたのではなく、陣営が負けたのだ。アパパネは強い。
「目に見えない疲れ」もあったのかもしれないが、これもレース前にオカルトということで紹介していたように、前開催までは活躍していたキンカメ産駒が、アパパネ自身が勝ったヴィクトワールマイルを最後に、今開催に替わってピタリと来なくなった。
■東京芝1600m傾向■
土曜日の芝1600mは3鞍組まれていて、キンカメ産駒は4頭出走していたのだが、いずれもそこそこの人気を背負いながらも悉く馬券圏外に消えていったのだ。
6月4日(土)芝1600m
6R:サンデースイセイ…4着(4番人気)
9R:ブライティアパレス…5着(5番人気)
10R:エオリアンハープ…8着(4番人気)/カネトシディオス…10着(3番人気)
いずれも、新聞紙上では◎~▲が付いていた馬である。
日曜日も3鞍組まれていたが、キンカメ産駒の出走は安田記念のアパパネ1頭のみ。前開催とは打って変わり、何がそうしたのかは分からないが、今開催になってキンカメ産駒には合わない馬場になっていたとしか思えない。
やはり府中も杜には魔物が棲んでいるのだ。
ところで、テスコボーイの血の繋がりを感じて一票を投じたクレバートウショウだが、内を付いて伸びてきたものの4着が精一杯。勘ぐりすぎたかと思っていたら、そうではない。安田記念の終了後のオーロラビジョンを見て驚いた。
ちょっと見にくいが、画面には「2011東京競馬場 5週連続G1開催」のタイトルの下に、左から順にNHKマイル⇒ヴィクトリアマイル⇒オークス⇒ダービー⇒安田記念のそれぞれの勝馬が映し出されている。
5週連続開催の初っ端をバクシンオー産駒のグランプリボスが勝ち、グランプリボスが勝った朝日杯、京王杯2歳Sの2着、そしてNHKで3着のリアルインパクトが、最後の安田記念を締め括った。
これで、一つに繋がった。こじつけだろうが何だろうが、そういうことにする。
いや、ひょっとしたら未だ続きがあるかもしれない。来週の6月12日(火)に、グランプリボスがイギリスのマイルG1であるセントジェームスパレスSに出走する。ブックメーカーが提示するグランプリボスの単勝オッズが一気に10倍を切るオッズを提示し始めたらしい。その理由は、言うまでもなくリアルインパクトが安田記念を勝ったこと。
リアルに負けたことがないグランプリボス。その祖父テスコボーイは、英国産で、アスコット競馬場の芝8FのクインアンSを勝った。
血のドラマはまだ終っていない。アスコットの杜で、テスコボーイの血が騒ぐ―
=おしまい=
これで、ディープ産駒は府中のマイルG1での成績はリアルとコティリオンの2頭で、【1-1-1-0/3】とパーフェクト。しかも、牝馬ではマルセリーナが阪神のマイルG1桜花賞を制した。今のマイル戦線は層が薄いといわれる中、ディープ産駒がマイル重賞を総なめにする時は、そう遠くはない。
■血統傾向更新■
父SS系が3勝目。二代目SS系では2勝目。
これ以上ない究極の仕上げで臨んだスマイルジャックだったが、昨年に引き続き3着。これで父タニギムは4年連続3着以内に入ったことになる。また、2着には父シンボリクリスエス。安田記念の最大のポイントであるミスプロ系×ノーザン系よりも、ロベルト系が主流になるのでは?
1番人気に推されたアパパネは、直線で垂れて6着敗退。レース前に指摘しておいたとおり、やはり出涸らしであったということ。アパパネに二番は効かない、というよりも国枝調教師は、当初からヴィクトリアマイルがメイチ勝負で、安田は行きがけの駄賃で出走させただけの話。あれだけ体調万全とか言っていたのが、手の平を返して「目に見えない疲れが~」とは、驚いた。まあ、目に見えないんだから仕方ないのだろうけど、アパパネ、いやマスコミの情報を信じて馬券を買ったファンは堪らない。アパパネの名誉のために言っておくが、アパパネが負けたのではなく、陣営が負けたのだ。アパパネは強い。
「目に見えない疲れ」もあったのかもしれないが、これもレース前にオカルトということで紹介していたように、前開催までは活躍していたキンカメ産駒が、アパパネ自身が勝ったヴィクトワールマイルを最後に、今開催に替わってピタリと来なくなった。
■東京芝1600m傾向■
土曜日の芝1600mは3鞍組まれていて、キンカメ産駒は4頭出走していたのだが、いずれもそこそこの人気を背負いながらも悉く馬券圏外に消えていったのだ。
6月4日(土)芝1600m
6R:サンデースイセイ…4着(4番人気)
9R:ブライティアパレス…5着(5番人気)
10R:エオリアンハープ…8着(4番人気)/カネトシディオス…10着(3番人気)
いずれも、新聞紙上では◎~▲が付いていた馬である。
日曜日も3鞍組まれていたが、キンカメ産駒の出走は安田記念のアパパネ1頭のみ。前開催とは打って変わり、何がそうしたのかは分からないが、今開催になってキンカメ産駒には合わない馬場になっていたとしか思えない。
やはり府中も杜には魔物が棲んでいるのだ。
ところで、テスコボーイの血の繋がりを感じて一票を投じたクレバートウショウだが、内を付いて伸びてきたものの4着が精一杯。勘ぐりすぎたかと思っていたら、そうではない。安田記念の終了後のオーロラビジョンを見て驚いた。
ちょっと見にくいが、画面には「2011東京競馬場 5週連続G1開催」のタイトルの下に、左から順にNHKマイル⇒ヴィクトリアマイル⇒オークス⇒ダービー⇒安田記念のそれぞれの勝馬が映し出されている。
5週連続開催の初っ端をバクシンオー産駒のグランプリボスが勝ち、グランプリボスが勝った朝日杯、京王杯2歳Sの2着、そしてNHKで3着のリアルインパクトが、最後の安田記念を締め括った。
これで、一つに繋がった。こじつけだろうが何だろうが、そういうことにする。
いや、ひょっとしたら未だ続きがあるかもしれない。来週の6月12日(火)に、グランプリボスがイギリスのマイルG1であるセントジェームスパレスSに出走する。ブックメーカーが提示するグランプリボスの単勝オッズが一気に10倍を切るオッズを提示し始めたらしい。その理由は、言うまでもなくリアルインパクトが安田記念を勝ったこと。
リアルに負けたことがないグランプリボス。その祖父テスコボーイは、英国産で、アスコット競馬場の芝8FのクインアンSを勝った。
血のドラマはまだ終っていない。アスコットの杜で、テスコボーイの血が騒ぐ―
=おしまい=
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