『1番人気の武豊は勝てない!』伝説や、『1番人気の1枠1番は勝てない!』伝説とか、『有馬のデスナンバー』など、何とか無い知恵を絞りだして編み出した競馬オヤジたちの都市伝説だが、残念ながら二つとも今年に限っては全く役に立たない。
さぞかし、オヤジどもは落ち込んでいるだろうと思いきや!
なんと、オヤジどもにはまだまだ伝説の引き出しを持っているようで。
こちら↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/b7/b67d7cfc5b031dde92755e400d961916.png)
過去20年のうち、1番人気が4着以下に沈んだのは合計7回(白抜きの年)。
そのうち3回は、ブービー人気あるいはブービーメーカー人気の馬が2着以内に突っ込んで大波乱!
92年:単勝4、940円 馬連31、550円
01年:馬連48、650円
02年:馬連14、830円
また、91年は2着に1番人気のマックイーンが踏みとどまったものの、1着の「アッと驚くダイユウサク!」はブービー人気であった。
91年:単勝13、790円 馬連7、600円
というわけで、オヤジたちの都市伝説…
ブービーを狙え!
決して、宗像コーチの真似をいているわけでもなく、また、ヤケクソになって言っているのではない。
これまでの伝説は、どうやっても酔っ払いのヨタ話としか思えないようなものばかりだったが、今回はちゃんとした根拠がある。
まあ、BB人気馬、BM人気馬が来る根拠ではないのだが、1番人気が4着以下に沈む根拠はある。
1番人気が4着以下に敗退した7回を見ていくと、ある共通点が浮かび上がる。
89年:オグリキャップ(4着)
マイルCS1着⇒JC2着とありえない連闘のあと、中3週での出走。
少し冷静になって考えれば、連闘の反動があることくらいは容易に想像がついたはず。
だが、当時はオグリブーム。誰もがオグリを妄信していた。
92年:トウカイテイオー(11着)
二度目の骨折休養明けで臨んだ秋天7着⇒JC1着で、完全復活となったと勝手に思い込んでしまったファン、あるいはそれを煽ったマスコミが1番人気に押し上げた。
95年:ヒシアマゾン(5着)
ナリタブライアンの変調に加え、JC2着、昨年有馬2着を拠り所に、押し出された1番人気。
98年:セイウンスカイ(4着)
菊花賞1着を過大評価されての1番人気。
01年:テイエムオペラオー(5着)
前年覇者のテイエムオペラオー。前年同様に秋天⇒JCからの参戦であったが、どちらも勝てずじまい。往年の力は既に衰え始めていたのにファンは気付かなかった。
02年:ファインモーション(5着)
秋華賞、エリ女のG12勝を含む6戦全勝だったのだが、当時はまだ3歳である。
しかも牝馬。3歳牝馬が勝てるほどの弱っちいメンバーではなかった。
07年:メイショウサムソン(8着)
いくらG14勝馬とはいえ、決して抜けた実力があるとは思えない。
と、このように、1番人気が4着以下に負けたときは、どれもこれも押し出された人気、あるいは戦前から負ける要素を孕んでおり、他馬を圧倒するような強さを評価されての1番人気ではなかったのである。
否、マックイーン、ディープスカイなど、誰がどう見ても負けっこないと思う馬ですら負けるのである。
じゃあ、今年はどうなのか?
今年の1番人気はおそらくダイスカかゴッホ。
どちらにせよ、決して絶対的な強さを評価されての1番人気ではない。
ダイワスカーレット
昨年2着、秋天でのウオッカとの熱戦を見れば、誰もが最強と認めるところだが、なんてったって牝馬である!
ここまで100%連対の同馬だが、上述のファインモーションも全戦全勝で臨んだ有馬で5着。
マスコミは、トウメイ以来37年振りの牝馬による有馬記念制覇!と煽り立てるが、騙されてはいけない。
ウオッカが出走した昨年は、トウメイ以来36年振り!と書いていたのを忘れてはいけない。
このフレーズは、牝馬が有馬に出走する度に年数を入れ替えさえすれば、何度も使い回しができるのである。
また、37年振りということは、逆もまた真なりで、牝馬は37間も勝っていないということなのだ。
マツリダゴッホ
言っちゃ悪いが、相手を選ぶように戦ってきたゴッホもまた然り。
古馬の一流どころと相交えたのは、昨年の秋天、有馬、今年のJCくらいだ。
中山大将という異名は、歴代の勝馬に比べて一枚落ちる印象は否めない。
というわけで…
☆BB馬券☆
BB人気馬&BM人気馬の単勝と馬連総流し!
ちなみに、本来のブービー(booby)の意味は、「最下位」とか「愚か者」を意味しますが、ここでは、日本で一般的となっている「最下位から二番目」の意味で使っています。
=つづく=
さぞかし、オヤジどもは落ち込んでいるだろうと思いきや!
なんと、オヤジどもにはまだまだ伝説の引き出しを持っているようで。
こちら↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/b7/b67d7cfc5b031dde92755e400d961916.png)
過去20年のうち、1番人気が4着以下に沈んだのは合計7回(白抜きの年)。
そのうち3回は、ブービー人気あるいはブービーメーカー人気の馬が2着以内に突っ込んで大波乱!
92年:単勝4、940円 馬連31、550円
01年:馬連48、650円
02年:馬連14、830円
また、91年は2着に1番人気のマックイーンが踏みとどまったものの、1着の「アッと驚くダイユウサク!」はブービー人気であった。
91年:単勝13、790円 馬連7、600円
というわけで、オヤジたちの都市伝説…
ブービーを狙え!
決して、宗像コーチの真似をいているわけでもなく、また、ヤケクソになって言っているのではない。
これまでの伝説は、どうやっても酔っ払いのヨタ話としか思えないようなものばかりだったが、今回はちゃんとした根拠がある。
まあ、BB人気馬、BM人気馬が来る根拠ではないのだが、1番人気が4着以下に沈む根拠はある。
1番人気が4着以下に敗退した7回を見ていくと、ある共通点が浮かび上がる。
89年:オグリキャップ(4着)
マイルCS1着⇒JC2着とありえない連闘のあと、中3週での出走。
少し冷静になって考えれば、連闘の反動があることくらいは容易に想像がついたはず。
だが、当時はオグリブーム。誰もがオグリを妄信していた。
92年:トウカイテイオー(11着)
二度目の骨折休養明けで臨んだ秋天7着⇒JC1着で、完全復活となったと勝手に思い込んでしまったファン、あるいはそれを煽ったマスコミが1番人気に押し上げた。
95年:ヒシアマゾン(5着)
ナリタブライアンの変調に加え、JC2着、昨年有馬2着を拠り所に、押し出された1番人気。
98年:セイウンスカイ(4着)
菊花賞1着を過大評価されての1番人気。
01年:テイエムオペラオー(5着)
前年覇者のテイエムオペラオー。前年同様に秋天⇒JCからの参戦であったが、どちらも勝てずじまい。往年の力は既に衰え始めていたのにファンは気付かなかった。
02年:ファインモーション(5着)
秋華賞、エリ女のG12勝を含む6戦全勝だったのだが、当時はまだ3歳である。
しかも牝馬。3歳牝馬が勝てるほどの弱っちいメンバーではなかった。
07年:メイショウサムソン(8着)
いくらG14勝馬とはいえ、決して抜けた実力があるとは思えない。
と、このように、1番人気が4着以下に負けたときは、どれもこれも押し出された人気、あるいは戦前から負ける要素を孕んでおり、他馬を圧倒するような強さを評価されての1番人気ではなかったのである。
否、マックイーン、ディープスカイなど、誰がどう見ても負けっこないと思う馬ですら負けるのである。
じゃあ、今年はどうなのか?
今年の1番人気はおそらくダイスカかゴッホ。
どちらにせよ、決して絶対的な強さを評価されての1番人気ではない。
ダイワスカーレット
昨年2着、秋天でのウオッカとの熱戦を見れば、誰もが最強と認めるところだが、なんてったって牝馬である!
ここまで100%連対の同馬だが、上述のファインモーションも全戦全勝で臨んだ有馬で5着。
マスコミは、トウメイ以来37年振りの牝馬による有馬記念制覇!と煽り立てるが、騙されてはいけない。
ウオッカが出走した昨年は、トウメイ以来36年振り!と書いていたのを忘れてはいけない。
このフレーズは、牝馬が有馬に出走する度に年数を入れ替えさえすれば、何度も使い回しができるのである。
また、37年振りということは、逆もまた真なりで、牝馬は37間も勝っていないということなのだ。
マツリダゴッホ
言っちゃ悪いが、相手を選ぶように戦ってきたゴッホもまた然り。
古馬の一流どころと相交えたのは、昨年の秋天、有馬、今年のJCくらいだ。
中山大将という異名は、歴代の勝馬に比べて一枚落ちる印象は否めない。
というわけで…
☆BB馬券☆
BB人気馬&BM人気馬の単勝と馬連総流し!
ちなみに、本来のブービー(booby)の意味は、「最下位」とか「愚か者」を意味しますが、ここでは、日本で一般的となっている「最下位から二番目」の意味で使っています。
=つづく=
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