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フェブラリーSの法則2

2014-02-22 22:22:22 | ベトナムの法則
◆1番人気投資法◆

過去15年では【8-1-1-6】で、馬券率62.5%の1番人気。だが、これを02年以降で括ると【8-0-1-3】となる。つまり、8勝すべては02年以降にあげたもので、馬券率は75%とグッと上昇する。この馬券率ならば、1番人気を利用した投資法を編み出せるはず。1番人気の相手は、8回中7回が2番~5番人気。これを利用して、ワイド以外の全券種の回収率を調べてみた。

*連勝系は1番人気→2~5番人気流し
単勝:168.3%
複勝: 90.0%
馬連:148.3%
馬単: 99.1%*マルチ
三複:132.6%
三単: 50.7%*マルチ

思った通り、単勝、馬連、三連複で回収率が100%オーバーとなっている。と、ここで決めつけるのは早計というもの。
もともと【8-0-1-3】と競艇でいうところの「ピンロク」スタイルの1番人気を利用するのだから、連単系の折り返しは買わなくてもよいはずだ。頭固定で、2着に来たらあきらめる、というのが正解。ということで、連勝系の券種を1番人気1着固定で調べてみた。

*1番人気1着固定の場合
馬単:198.2%
三単:152.1%

回収率マイナスだったのが、両方とも余裕の100%オーバー。馬単にいたっては約200%と、まさに倍返し。
1番人気が2着になった時のことを考えて、保険として押さえるのは理屈に合わない。保険として押さえるのなら、ヒモが6番人気以下に抜けた時のことを考えて、馬単総流しか、資金を節約するのなら単勝で押さえるのが正解。あとは、ラッキーパンチのご褒美狙いで1番人気1着固定の三連単を自分の資金に合わせて買っておけば万全だ。

◎11ベルシャザール…キングカメハメハ×SS
血統傾向的には押せないが、1番人気投資法でいきならこの馬しかない。タルマエが1番人気になることは、まずないはず。
相手はもちろん2番人気~5番人気の馬。

◆爆穴◆
<コース傾向>

土曜日までで合計14レースが行なわれた1回東京ダート1600m。開幕2日間の5レースで、父SS系が【3-2-3】と活躍していたが、大雪の影響で代替となった10日以降は【0-5-4】と2着が精一杯。代わりに浮上したのが、3勝をあげているフレンチデピュティとクロフネ親子。ただ、これは大いに道悪の影響がありそうなので、良馬場が見込まれる本番ではどうだろうか。

土曜のヒヤシンスSでワン・ツーを決めたのが、メイショウボーラー産駒。自身は05年にフェブラリーSを制しており、不気味な存在。ボーラー産駒は出走しないが、同じデヴィルズバッグ系のロージズインメイ産駒が出走する。

☆10ドリームバレンチノ…ロージズインメイ×マイネルラヴ
ダートに転戦し、JBCスプリント(G1)2着、兵庫CT(G3)1着になり、すわダート界の新星か?と期待されたのも束の間、前走の根岸S8着でミソをつけたのが嫌われてか、単勝71.2倍の13番人気と評価は急降下。「前走6着以下は消し」の前走データからは買えないが、鞍上はゴルシの惨敗からクスブリ続けているウチパクから、岩田にスイッチは好材料。

<血統傾向>

09年2着カジノドライヴの父マインシャフト、10年2着、11年1着のテスタマッタの父タピット、そして昨年1着のグレープブランデーの母父ジャッジアンジェルーチと、過去5年で2勝、2着2回のボールドルーラー系。今年の該当馬は、ベストウォーリア1頭のみ。だが、目下3番人気の同馬。この人気が過剰人気なのかどうかは、結果を待つしかないのだが、血統傾向的には買えても、ちょっと人気になる過ぎな気がする。

ボールドルーラー系を上回る活躍を見せているのが、BTを筆頭としてロベルト系。リピーターのブルーコンコルド、サクセスブロッケン、エスポワールシチーのおかげもあるのだが、過去7年で【3-4-3】の好成績。

☆8グランドシチー…キングカメハメハ×BT
父キンカメは、血統傾向的には押せないが、母父BTはエスポ、ブルコンと同じで、08年3着ワイルドワンダー、11年2着フリオーソ、同3着バーディバーディの父でもある。
前走は昨年1着馬のグレープブランデーが踏んだステップと同じ東海Sの2着なので、こちらは前走データはクリア。目下13番人気だが、鞍上はリスボリ。今年の重賞で吹き荒れている外人ジョッキーの勢いで何とかならないものか。


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