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JPの法則

2009-11-12 00:00:00 | 競馬
来年のア共杯で最重要血統のジャングルポケットについて、プロの面白い見解があるので引用させて頂きます。

【ジャングルポケットのステイヤー資質】(netkeiba.com 亀谷敬正氏の09年10月14日付けのコラムより引用)

(前略)

 ジャングルポケットは、現在のリーディング上位ではスタミナ指向の強い産駒が出やすい種牡馬といえる。

 たとえば、昨年の10月4日~先週までのジャングルポケット産駒の芝競馬での距離別成績を調べてみると、芝2000mで16勝の勝ち星を挙げている。

 しかし、1ハロン距離が短い1800mは7勝。勝率も2000mが10%に対して1800mは5%と半分近く下がる。さらに1600mになると3勝で勝率も4%未満だ。

 このように極端な傾向が見られる種牡馬は、馬券的にも様々な活用方法がある。

 単純に「今回芝2000m以上に出走していて、前回は今回よりも短い距離に出走していたジャングルポケット産駒」を狙い続けるパターンも効果的であるし、ジャングルポケット産駒が複数馬券になっている日は「血統的なスタミナが要求されやすい馬場」というように馬場状態の傾向を判断する材料にもなるだろう。

 ジャングルポケットが、現役時代勝利したGIは、ジャパンカップとダービーだからいずれも東京芝2400mの競走だ。

 しかし、産駒の傾向なども加味して考えると、ジャングルポケットは3000mを超える距離に適性がないのではなく、東京以外のコースが向かなかったのかもしれない。

 ジャングルポケットの現役時代を思い返してみると、4歳春には京都芝3200mで行われた天皇賞で、マンハッタンカフェのクビ差2着に走っている。

 京都の適性があまり高くはなく、しかも気性的にも決して操縦しやすくはないジャングルポケットが、京都の芝3200mでマンハッタンカフェに迫れたのは、この馬が優れたスタミナの資質を持ち合わせていたからではないだろうか。

(後略)

というわけで、ジャンポケ産駒は長距離戦ではもちろんのこと、スタミナを問われる馬場、展開で狙い撃ちしましょう♪

ジャングルポケット(1998年・日本)…トニービン×ヌレイエフ

=おしまい=


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