コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

ガンダムエース2023.04 No.248

2023年03月31日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2023年04月号〉 



□機動戦士ガンダムNT
 第45話『最後の闘い』

白の三ツ星のマリクとシークは、遠方の臨界爆発を視認します。
彼女たちは、母艦を失くし、ゾルタン大尉に従う理由もないとします。
また、連邦に自分たちの位置が捕捉されたのは、モナハン大臣による
口封じだとし、その報せを受けたエリクを、ゾルタン大尉が殺したと。
そして、内情を知る自分たちは、本国にすら戻れる場所がないと結論。
ビアギッテの奪還、それだけが自分たちの最大の、最後の任務とします。

ダマスカスでは、ミシェルが最後の、最大の任務を前に決意を固めます。
アバーエフ艦長たちは、ゼネラル・レビル艦隊が潰滅したと理解します。
ヨナ少尉は、リタの手伝って欲しいという意思を感じ取ります。
その声は、ミシェルにも聞こえたようで、ヨナ少尉にペンダントを渡し、
わたしたち三人で、もう一度、三人で……と、彼を送り出します。
ミシェルは、ブリックに、ヨナ少尉がナラティブに乗る準備をさせます。

ゾルタン大尉のIIネオ・ジオングは、ジェガン部隊を迎撃します。
が、これまでの部隊とは異なり、ゾルタン大尉機の攻撃を躱します。
ゾルタン大尉は、さらに攻撃を繰り出しますが、敵機を捉えることはなく。
逆に、ジェガン部隊は、Iフィールドの死角を衝き、増槽を破壊します。
ゾルタン大尉は、敵機の機動に違和感を抱き、周囲に意識を巡らせます。
彼方に、ジェガン部隊を繰るフェネクスの姿がありました。
同じ頃、ヨナ少尉のナラティブがダマスカスから出撃します。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第12話 戦華の魔女たち(前編)

ノイジー・フェアリーは、連邦兵から北米の魔女と呼ばれているそうな。
で、彼女たちを追うリリス少尉たちの部隊が北米を進攻していました。

アルマ少尉のティターニアが完成し、景気付けの誕生祭が開催されます。
バルバラ中尉は、北米は既に激戦区で、誕生祭に乗り気ではありませんが、
キリー少佐は、戦争をしているが、自分たちは、殺人マシーンではないと。
そこへ、北米キャリフォルニア基地からの支援要請が入ります。

目標は、孤立気味に移動しているビッグ・トレー級を擁する部隊で、
旗艦運用されることが多い機体を叩けるのは、千載一遇の機会とします。
先日のヘビィ・フォーク級よりも総合火力が低く、撃沈も可能と判断。
アルマ少尉は、作戦に際し、必ず結果で示すとし、
キリー少佐に、リード・パイロットへの復帰を嘆願します。
バルバラ中尉、ミア技術少尉、ヘレナ曹長も賛同し、復帰と相成ります。

ノイジー・フェアリーは、とある都市の廃墟で敵部隊と交戦になります。
ティターニアの運動性能はずば抜けて高く、ジムを瞬く間に両断します。
アルマ少尉のティターニアが敵部隊を撹乱し、陸ガンと陸ジム部隊を圧倒。
そのまま対空火器が比較的弱いビッグ・トレー級を空中から襲撃します。
ビッグ・トレー級の破壊に成功しますが、ガンタンクの砲撃に遭います。
その爆炎の中から、リリス少尉の深紅のピクシーがアルマ少尉機を奇襲。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 覚醒前夜編(2)

ネオ・ジオンは、戦闘を継続しますが、MS群は、墜とされて行きます。
優勢だったジムIII部隊を、セラーナのディマールが奇襲します。
が、多勢に無勢。ディマールは、ジムIII部隊に取り囲まれてしまいます。
セラーナに応え、ファンネルがジムIII部隊を次々に無効化して行きます。
セラーナは、戦闘を経験し、姉であるハマーンとの会話を回想します。

セラーナは、ハマーンの地球圏への侵攻を止めるように説得します。
ティターンズの行動は目に余るものがあるが、血を流さずに済む道もと。
ハマーンは、スペースノイドが地球連邦政府の決定に関与する術がなく、
シャアも自分もジオンではなくとも、己の意思を武力を以って示すしか、
宇宙の声は、地球の老人どもには届かないとします。
せめてミネバ様が成人される頃には、そうではない時代を築くと。

セラーナは、その生き方は嫌いだったが、姉の夢を終わらせたくないと。
サザダーンにガンダムの位置情報を求め、追撃を掛けますが、
先程無力化されたジムIIIの1機がディマールを捕らえ、自爆を試みます。
ネオ・ジオンのMS群は、セラーナが乗っていると知りますが、手を出せず。

組み付かれた衝撃で、セラーナは、昏倒し、再び過去を追想します。
ハマーンは、セラーナに戦争をしない方法はあるのかと訊ねます。
幼少期のセラーナは、みんなでケーキを食べればいいと答えます。
ハマーンは、答えに笑いながら、皿を寄越せと言われたら?と続けます。
この宇宙では、水や酸素でさえ有限の資源だとセラーナに話した後、
困らせるつもりはなかったと誤り、テーブルを離れます。
ハマーンの姿は、MSの手に握りつぶされるイメージに変わります。

その姿に恐怖したセラーナは、昏倒から目覚め、現状を把握します。
ジムIIIのパイロットに、宇宙に出た連中が地球に戻ってくるなと言われ、
セラーナは、失せるのは貴様だと激昂し、バインダー内のファンネルを
ビーム・サーベルのように発振させ、ジムIIIの四肢を斬り裂きます。
そして、好悪などという私情で戦を語る。恥を知れ俗物と断じます。
セラーナの気迫に、ハマーンのようだと、サザダーンは、沸き立ちます。
セラーナは、姉であるハマーンが助けてくれたのだと感じます。

□機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還
 MATERIAL-Z133[MINARET]

シャア大佐は、展開するミナレットを視て、忌々しい気配を感じ取ります。
アルレットは、破壊と創造がひとつになった力だと評します。
ヤザン機とジョニ子機は、間に合わなかったとしますが、先を急ぎます。
ヤザン大尉は、事情が変わったとし、バレンスタインとカワセと合流。

キマイラにMSが続々と着艦し、ミリィ技師は、艦長に指示を仰ぎます。
艦長は、パイロットの収容を優先し、損傷が激しい機体を投棄と指示。
キマイラは、ニカーヤとのレーザー通信を確立するため、後退します。
ニカーヤは、一端転進し、ミナレットと距離を取りますが、
ジル会長たちは、ミナレットを何とか停止できないか対応を継続します。
オクスナー補佐官は、事の経緯を聞き、レッドがジョニーだったのかと。
そして、宇宙世紀を閉じるのは今ではないと、ミナレットの停止を要請。

ミナレットは、展開した部位から多数のビットを露出させて行きます。
シャア大佐は、アレで、ウイルスを巻くつもりなのかと状況を静観します。
ニカーヤは、ミノフスキー粒子濃度の上昇に対し、急ぎ転進します。

ブランリヴァルでは、ミ粒子濃度の急激な上昇を観測し、ココノエ艦長は、
フィーリウス中尉のガルバルディ部隊を先行させ、自艦も突入します。
コンスタンティン艦長のサラミス改も、旗艦ブランリヴァルに続きます。
ジーメンスは、レッドに呼び掛けますが、彼は、昏倒し、答えません。
そんな中、ウイルスと思しきビット群が発射されてしまいます……。

□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
 第26話「最後の食卓」

入港許可が下り、サウザンズ・ジュピターがフロンティアIVに寄港。
艦長は、ウジューヌ・ケスネルという名前のようです。
親子3人での朝食を終え、リィズとシーブックは、登校します。
リィズは、スクールバスで、ベルトーを見付け、隣に座ります。
シーブックは、チャリ通で、トトカルチョの集金で朝から大忙し。
と、セシリーから貰った観劇券を手に、観に行けるのか?と心配そう。

セシリーは、テスとの朝食を終え、こちらも登校の準備中。
テスは、件のイヤリングの心配をしますが、巧く行きそう。
セシリーが家を出ると、この子との食事は、これで最後かと独り言ち、
次に会う時は、ベラ・ロナ。もうセシリーではないのだなと感慨深げ。

学園祭の最終日が始まり、クロスボーンの艦隊がフロンティアに迫ります。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第17話「ジョエルの乾杯」

ウミトの思惑で、外洋訓練航行中だったタケミカズチ級のMS部隊が現れ、
ミヤビたちに、救助支援に移行すると告げ、タツミと機体を回収します。

両腕を失ったグラディエイターは、手持ちのストックが無く、現状のまま。
機体は、ザフトが放棄した3機分からパーツを掻き集め、仕上げた機体。
そのため、ヴァレは、次からカラミティに乗ることになります。
ジョエルは、レイダーぽい新機体が用意されているみたいです。

ジョエルは、ワインを抜栓し、ケンに振る舞おうとしますが、断られます。
遺伝子操作されていない、天然の葡萄で造った稀少品だよとも。
で、ケンが流してくれた数々の情報は、我々の役に立ったと感謝します。
ケンは、裏切りが確定した以上、もうデータにはアクセスできないと。
ただ、当初の予定では、タツミの1号機も奪取する手筈だったそうな。
ジョエルは、エクリプスを止められるのは、同型の機体のみだとし、
使わないにしろ、両方とも抑えたかったと、ケンに詰め寄ります。
ケンは、エクリプスは特注の機体で、特にメインフレーム周りは、
従来機と根本的に異なり、あそこまで壊されたなら、1機分の部材を要す。
部品取りのための2号機がこちらの手にあるのだから、心配ないとします。
モルゲンレーテでも、パーツを1から造るのに1週間は掛かるだろうと。
で、タツミが命を投げ出す覚悟なら、勝てないまでも、こちらの1、2人を
道連れにすることは可能で、そうなる前に彼を行動不能にしたとも。
ジョエルは、「友だちを殺したくなかった」でも良かったと返答します。

救助されたタツミは、病室で目を覚まします。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report14「セイラ・マス(後編)」

セイラは、最終決戦となったア・バオア・クー攻防戦のことを語ります。
アムロは、シャアの存在を感じ、ア・バオア・クーへと突出します。
セイラは、逸るカイとハヤトを窘め、WBの露払いに専念させます。

アムロのガンダムと、シャアのジオングの闘いは、MSから生身へ。
対立するふたりは、ア・バオア・クー要塞内で、相見えます。
そんなふたりの争いを制止したのは、ララァの強い意志だとします。
また、セイラは、ふたりがララァの声を聞き続けていたとしたら、
それは、慰めなのか、呪いなのかと考えてしまうとも零します。

キッカを見送ったセイラを、リィナが現れ、どうだったかと訊ねます。
セイラは、キッカが本当にアムロの足跡を追うつもりならば、
人の言葉を集めているだけでは、決して真実に辿り着けないと評します。
その点は、NTであるリィナの方が良く判るのではないかと話します。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 #38「輝く未来へ」

ハウゼリーは、例外なき宇宙進出について熱弁します。
0116年5月、3年前に廃案になった地球保全法案を再提出しています。
ディル少尉は、放送を見て、地球での暮らしを夢みていたマトリカを追憶。

カナタ少尉は、シャルルに手紙をしたためています。
彼らは、ジオン軍残党の孫の代で、4年前に火星から出発し、地球圏へ。
で、宇宙に住む多くの人々、特に若者は、地球に拘泥っていないと実感。
問題になっているのは、コロニー間の格差の話ばかりとし、
祖父の代の怨念は、過去のことなのかも知れないと書いていました。

工業コロニーで暴動が起こり、FF隊に出動要請が来ます。
エゥーゴのOBが市長とコロニー公社の汚職に反発し、MSで暴動とのこと。
市長は、モスポール補完されていた機体を、木星開発公団へと転売を予定。
コロニー公社と組み、作業用MSを欲しがる辺境に転売。よくある手だそう。
そうやって作った裏金と横領した公金で、地球のリゾート地に移住計画。
クズの見本のような市長に対し、カナタ少尉は、憤懣やる方なしな雰囲気。

シャオメイ少佐は、元エゥーゴとは言え、組織化が早すぎると訝しみます。
フロンティアIの時のように、テロを指揮している者がいるのではないかと。
ディル少尉は、レガシィではないかとし、怒りの表情を浮かべます。

サイド1 107バンチ「バーラト」──
やっぱり、サイド1は、伝説上の土地の名前が多いですね。
バーラトも古代インドの伝説上の王バラタの領土を意味するそうです。
哨戒に就いていたネモとジム・キャノンIIが撃破されます。
バズ大尉のGキャノンがF90Lのロングレンジライフルによる狙撃でした。
また、バズ大尉は、F90のAIに得体の知れない力を感じ、気に食わないと。
そういう事情もあり、F90の3号機には、カナタ少尉が選抜されています。
カナタ少尉は、コロニーのために立ち上がった敵側に対し、やや感情移入。
敵部隊は、ガンキャノン・ディテクター、ネモIII、バージムを展開。
バージムは、見慣れない長銃身のライフルを携行していました。
これに対し、ディル少尉のF90Eが敵部隊のレーダーを支配し、無力化。
さらにコロニー外周の電子機器をも制圧し、FF隊は、コロニー内に突入。
コロニー内は、大気汚染が酷く、視界が不鮮明。敵部隊も新手が出現。
リック・ディアス3機、メタス3機をカナタ少尉機が相手取ります。
F90の3号機は、C.A.IIIが起動し、瞬く間に6機の敵機を撃墜します。
ギデオン大尉たちは、市庁舎を制圧し、民間人に被害を出さずに作戦終了。
と、逃亡しようとして捕らえられた人物が自害したとのことで、
シャオメイ少佐が言っていた煽動者ではないかと、ディル少尉機を招集。
格納庫で、ティグリスを発見し、そのセキュリティ解除にF90Eを使用。
データはほとんど消去されていましたが、復元できたデータの中に、
ディル少尉が冒頭で回想していたマトリカの画像が発見されます。
脳波の測定を行っているような画像には、バイオ・コンピューターの題が。

同じ頃、ハウゼリー議員は、地球の連邦議会で、喧々囂々の遣り取り。
ハウゼリーは、法に従わぬ者たちを軌道上からビーム攻撃する非道さをと。
物の例えかと思っていましたが、ヴェスバーを備えるトリムールティという
軌道衛星の建造を着々と進めているようです。
トリムールティは、ヒンドゥー教の三神一体という理論だそうな。
作中では、それぞれが何を意味し、三神一体なんでしょうか??

月刊モビルマシーン縮刷版 VOLUME07
今回は、RGM-86RN ジムIII エウリュアレのお話。
その祖型となったムラサメ研のMRX-002 NT専用プロトタイプガンダムは、
RX-78NT-1を基に、18m級のMSに10基の有線ビットを搭載するという、
野心的なコンセプトだったが、当時の技術では、サイコミュ、ビット双方の
小型化は困難を極め、MSV90当時の設定みたく、30m級になったのかな?
その後もMRX-003~007を経て、計画時のMSN-02を範とした40m級へと。

時は流れ、0110年代に86RNが開発されたと推測されています。
筆者のディナ女史は、サイコミュ・システムは、アクシズ系技術者の関与、
有線ビットは、ARX-014などと較べるとお世辞にも洗練されていないが、
枯れた技術の類故、生産コストが安価で、整備も簡便だとしています。
で、開発は、NT-1を入手したサナリィ、その友好関係にあったブッホ、
特務機関との対決路線を強めていたニューホンコンの財界関係者、
同様にマハとの緊張状態にある宇宙引越公社、遺跡調査保全公社を有力視。

完成した機体は、傭兵部隊GBGに貸与されたと見られ、開発者は、
あくまでも傭兵が非合法に開発した機体として実戦データの回収を企図。
GBG以外にも複数の傭兵部隊に貸与されていたという説もあるそうな。
その戦果は、後援者の満足行くもので、連邦軍から型落ちとして放出された
作業、ホビー用RGM-86R向け改造ユニット「エウリュアレ」として密売。
量産化された機体を、86RNbis エウリュアレ改に分類することもあると。
現在でもサイド1のインドア連合軍、サイド2のカイダハム防衛軍に配備。
戦果は、枯れた技術とされていた準サイコミュ兵器の見直しに繋がり、
サイド2のサナリィでは、有線オールレンジ兵器の開発が積極的に。
エウリュアレというとゴルゴン三姉妹が思い浮かびますね。

小太刀右京さんのtwitterによると、ギンザエワが正しいそうです。

□機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE & PIECE
 第2片 キュクロープスの花嫁(3)

トゥ・カーク戦に敗北したフォント少佐は、医務室で目を覚まします。
傍らの黒姫は、トゥを誘惑し、毒薬を使うように仕向けたと告白します。
フォント少佐は、黒姫の真意を計りかね、困惑します。
アーノルド大佐のX-13とトゥの擦れ慰撫ニルスレイヴ・ニルの決勝戦は、
既に始まっていて、アーノルド大佐が劣勢になっていました。

勝敗が気になるフォント少佐は、闘技場に向かおうとします。
黒姫は、彼を支えつつ、経緯を語ります。トゥがフォント少佐を危険視し、
暗殺すらしかねない勢いだったため、薬で弱らせ、勝負で勝った方が良いと
後で助け易い方法を敢えてトゥに選択させたと言うことだそうです。
また、黒姫は、トゥがアーノルド大佐をそれ程高く評価していないことが
隙を生むだろうと予想し、アーノルド大佐の勝利を確信していました。
その予想の通り、アーノルド大佐は、隙を衝き、一気に畳み掛けます。

敗北したトゥは、結果を認めないとし、親衛隊を闘技場に呼び込み、
このコロニーは、我らの、貴族の、私のものだとX-13に集中砲火。
フォント少佐は、機転の利く黒姫に助言を求めますが、
彼女は、アーノルド大佐が勝利するところまでしか想定していなかったと。
フォント少佐は、黒姫と共に、親衛隊のスレイヴ・ニルを奪取し、出撃。
フォント少佐機は、アーノルド大佐機の騎馬になり、敵機を殲滅します。
黒姫は、この世界を大きく、美しいパズルだと喩え、人々の営みや思いが
世界という模様を生み出して行く、そのピースが填っていく様子が、
とても美しく、愛おしいのだと、持論をフォント少佐に語ります。
ただ、世界を思い通りの形にしたいという、殿方のような情熱はなく、
だからこそ、アーノルド大佐のような人物が私には、必要だとします。
フォント少佐は、だからトゥの敗北後の行動が判らなかったのかと得心。
アーノルド大佐は、トゥたち親衛隊の貴族にあるまじき蛮行を断罪し、
闘技会の優勝と共に、ニル国王や観衆からの支持をも得ます。
最後は、フォント少佐の演出で、黒姫がアーノルド大佐を選び、終幕です。

因みに、今回の出来事は、徹頭徹尾黒姫の計画だったみたいです。

□機動戦史ガンダム武頼
 第参拾壱話

是音具は、城内の砲兵を配備し、無人鉄機「鬼」に掃射を命じます。
「鬼」が殲滅されていきますが、是音具を含めた味方機が動きを止めます。

虚のイカルガこと、天炉龍侍は、総全の問いに対し、先刻までの俺は、
回されるだけの車輪だったのだろう…、だが、車輪も歯車も炉に焼べた。
心炉を熾し、俺は、俺のやるべき事をやると答えます。
ただ、拾われた命の恩は返さねばならぬと、四天王として指示を仰ぎます。
総全は、巫路山に行き、鬼の手先を斬り、残る神器の回収を命じます。

で、千夜を襲うアマツレイを止め、彼の計画が予定通り進まないとします。
が、アマツレイは、不敵な笑みを浮かべ、我々の掌の上で回っていると。
そこへ、神器を監視していた筈の潮のエビスが現れ、自らをGUNDAMとし、
この場に揃った神器を起動させ、鍵を完成させようとします。

また、徳轟に技術を提供したのもエビスで、是音具にも細工が施され、
総全に意識は朧気で、是音具を繰るための制御ユニットと化しています。
エビスは、ここに至る全てが計画通りだと勝利を確信しますが、
千夜たちは、私たちの諦めの悪さを甘く見過ぎていると返します。
戦場には、再修行を終えた虎鉄が現れ、「鬼」たちを斬り伏せて行きます。
虎鉄は、頑駄無武頼真打を招来し、総全の是音具と対峙します。

□機動戦士ガンダム エピソード ルナツー
 第4話「アルテイシア」

ルナツーは、ミノフスキー粒子の影響により、ファルメルの接近を許し、
シャア少佐は、並の軍略家ならばムサイ如きで、仕掛けるとは思うまいと、
妙案があるようで、ルナツーへの侵攻を計画します。

また、シャア少佐は、サイド7で再会した妹に似た女性を回想します。
10年前に別れた妹にしては強過ぎる、妹は、もっと優しいと否定します。
シャア少佐は、ノーマルスーツでのルナツー潜入を立案します。
第1目標は、連邦のMSを奪うこと、第2に敵の新造艦を奪う、或いは破壊。

ルナツーでは、WBのこれまでの経緯が報告されます。
WBの戦果に対し、V作戦の優秀さだとする高官もいれば、
軍人でもない彼らにしては、大した成果だとする士官もいました。
ガンダムのパイロットがテム博士の子息であることも伝わります。
また、シャア少佐は、迂闊には攻めてこないとの判断をしていました。

一方、営倉入りのブライト少尉たちは、何かしら手を打とうとします。
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ガンダムエース2023.03 No.247

2023年03月03日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2023年03月号〉



□機動戦士ムーンガンダム
 episode 55

ナナイは、再収監されたサフィラ中尉に接見し、ユッタに付いて詰問。
アゴス少尉の報告だけでは、ミネバとどう親しくなったが不明だとします。
サフィラ中尉は、殿下のご成婚に備えた信用調査かと軽口を叩きます。
ナナイ曰く、殿下は、安易に異性の友人を作るようなことはしないと。
サフィラ中尉は、あんた恋したことないの?と、ナナイに逆に質問します。
また、無償でシャア大佐に尽くすナナイを見て、忠告もします。
ナナイは、大佐とは、男女の役割論を超えた関係を─と言い掛けると、
サフィラ中尉は、何かの間違いで母親にでもなったら無条件だと。
理屈では抑えられない、もう飲む子はいないのに、
無駄に乳房が張り続ける痛み……想像できる?と、ナナイに語ります。
彼女は、ダブリンのコロニー落としで、子供を喪くしたのでしょうか?
ナナイは、サフィラ中尉から何も聞け出せないままに部屋を後にします。

ニタ研御用達の向精神薬ベタナールがミネバの血中から微量発見され、
また、ユッタからは、強化人間レベルの同薬が発見されたとの報告が。
測定ミスではないとの報告でしたが、ナナイは、再検査を要請します。

シャア大佐は、ユッタを伴い、かつてのレアメタル採掘場へと案内します。
複数の国家が存在した旧世紀は、南極を不可侵の地として温存していたが、
地球連邦が樹立されると、開発の手が入り、歯止めも利かなくなったと。
現在は、戦後の復興事業で、機材が引き揚げられ、採掘は中断している。
で、シャア大佐は、現行の地球連邦に対する持論を語ります。

ルナツー──
ラー・ギルスは、突貫の修理を終え、寄港します。
ウバルド大尉が、ラー・ギルス隊に重力下での戦闘をレクチャー中。
彼らは、ネオ・ジオンの南極基地に対する陽動を担当するそうで、
本命は、地上の連邦軍が攻撃を仕掛けるというのがシナリオです。
これまで、ネオ・ジオンの残党狩りをロンド・ベルに任せ切りで、
乗り出すことがなかった連邦が出張ってくることには、何かしら裏が。
ミネバやムーン・ムーンのことを秘匿しておきたい何者かが……。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 覚醒前夜編(1)

宇宙世紀0089年1月──
ダブルゼータの最終話直後から始まります。
セラーナは、サザダーンの艦内で、姉ハマーンの死を感じ取ります。
指導者を失ったネオ・ジオンに対し、連邦・エゥーゴ艦体は、降伏を勧告。
将兵たちは、徹底抗戦を望みますが、セラーナは、自滅してしまえば、
連邦政府が喜ぶだけだと、逸る将兵たちを諫めます。
セラーナが指揮系統を確認すると、サダラーンの艦長になるのですが、
彼も座乗艦を任されただけで、グレミー側の旧ジオン派は勿論のこと、
こちら側の戦隊長にも命令はできないと、サザダーンの艦長は言います。
また、幹部連中には、各々の派閥があり、全軍を動かせる人物がいないと。

そんな中、左翼のエンドラ級が「我に続け」と発光信号を出し、突出。
ドライセンやガルスJを展開させますが、直上からの砲撃を受けます。
サザダーンは、センサーを捜査させると、FAZZの機影を捉えます。
展開した機体群もジムIIIとの戦闘中に、FAZZからの砲撃を受けます。

セラーナは、艦長の許しを得て、MSで出撃することになります。
配備前の機体で、開発コード「LMES5」、ディマールに搭乗します。
エルメスをキュベレイに落とし込んだ際、犠牲になった火力や航続距離を
改善し、ある意味で、先祖返りさせたキュベレイの正統なる発展型機で、
整備兵は、量産型やMk-IIのようなマイナーチェンジではないと強調します。
セラーナは、戦力を温存させるべく、各将の各々の拠点にまで退かせると。
残存の掃討が手間になれば、連邦は、交渉に出ると読みます。
最前線で、旗を振る者がいて、そこに理と利があればとも語り、
喩え、それが文官の手旗でもと説得し、サザダーンから出撃します。

□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
 第25話「モニカの家族」

宇宙世紀0123年3月16日早朝──
フロンティアIのサナリィで、次期主力機選定の準備が行われています。
モニカは、ベイオンとF91の3号機を調整中ですが、3号機は、留守番。
試験日の今日までに、パイロットが揃わなかったためだそうです。
モニカは、慌てるように機体を出たため、ノーパソを3号機に忘れます。
忘れ物に気付きますが、3号機にしか使ってないため、機体内に残置。
ベイオンは、3号機に「あやとり」くらい施してやればいいのにと。
モニカは、1、2号機のデータと比較するため、このままで良いとします。

F91の1、2号機は、ラフィン・ブルに艦載され、スペースアークが同行。
スペースアークのスクード中佐は、マヌエラ少尉の操舵に緊張しつつ、
手持ち無沙汰のレアリー中尉に、整備中の仮想敵の様子を見に行かせます。
レアリー中尉が格納庫に行くと、3機のハイザックが並んでいました。
彼女は、整備中のグルス主任に、随分と旧式な仮想敵だと話し掛けます。
グルス主任は、ジェガンと同じ位の性能にチューンされていると返します。
仲間内では、リビルドハイザック、略して、リビザックと呼んでるそうな。
本物の武器は使わないので、外装はそのまま。ジェネレーターの換装、
フレームの補強、CPUの交換が行われていると、グルス主任が言います。
新人の研究者や整備士の勉強にも打って付けだとも話します。
また、主力機のジェガンだと、アナハイム社に角が立つと内情にも言及。
リビザックには、戦場の空気を体験させるべく、訓練生が搭乗するそうな。
で、オクパル大佐のロンド・ベル級やサウザンズ・ジュピターも来航。

□機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE & PIECE
 第2片 キュクロープスの花嫁(2)

翌日──
闘技場に、コロニーと同素材の天蓋が設置され、闘技会が開催されます。
第1試合。フォントのファントムV2 vs. ヤーラのブルッケング戦開始。
ビーム兵器は、禁止され、実弾系は、装弾数や口径も制限されていると。
コクピット周辺にセンサーが配置され、ダメージがあれば、即時に敗北。
第2試合。ノール姫が警告していた、トゥ・カーク(スレイブ・ニル)が
マッケン・ゾー(ゾロアット)に圧勝します。

昨夜──
ノール姫とニル国王が、フォント少佐とアーノルド大佐の部屋を訪問。
ニル国王は、貴族主義を止めたいのだと、フォント少佐たちに相談します。
ニル国王は、貴族が偉く、市民は従う的な明快な構造が判り易いと思い、
貴族主義の地盤を継いだのですが、実際は、逆らう民衆も多く……。
が、ただ止めるというのでは、反乱も起きるだろうと悩んでいるそうな。
で、ノール姫の、優秀な者に国を譲渡するという案を選んだそうです。
ニル国王は、国を継ぐのがザンスカールでも、一般市民でも良いのですが、
その後の国の安定を願うのであれば、連邦に預けるのが最善だとして、
こうして、フォント少佐たちの部屋を訪ねて来たと来訪の理由を話します。
親衛隊は、ニル国王が貴族主義を止めたがっていると知っているのですが、
現状を維持したい彼らは、闘技会が最後の機会だとして必死なんだそうな。

戻りまして。
第3試合。アッティー・ユウマのスレイヴ・ニルと、
アーノルド大佐のX-13ハーフクロスは、アーノルド大佐の辛勝。
第4試合。アッシュのアンカーV2と、ジャワハルのグラディアスは、
アッシュが勝利し、ジャワハルを無敵運送に勧誘します。

1回線後、フォント少佐は、アッシュに勝たないよう言い含めるため、
その夜のレセプション会場を彷徨いていると、司会からの放送があり、
アッシュが一身上の都合により、闘技会を棄権した旨が伝えられます。

翌日──
フォント少佐とトゥの勝負は、昨夜飲んだワインの中に遅効性の毒が
仕込まれていたようで、フォント少佐の身体は、自由が利かなくなります。
トゥは、騎士は常に勝たねばならず、そのためには、何をしても良いと。
フォント少佐は、実力が発揮できないままに敗戦してしまいます。
これを見ていたノール姫は、不敵な笑みを浮かべます……。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第11話 アルマの選択(2)

ミア技術少尉は、ノーミーデスの火力で、陸上戦艦を攻撃するため、
アルマ少尉とヘレナ曹長に、敵を近付けさせないように牽制を願います。
ミア技術少尉は、必ず2人を守ってみせますと力強く宣言します。
アルマ少尉は、彼女の言葉で、本調子を取り戻し、戦線に復帰します。
ミア技術少尉は、的確な砲撃で、陸上戦艦の艦砲を破壊して行きます。
陸上戦艦に多大な被害を出した連邦軍は、劣勢になり、撤退して行きます。

この戦闘で、アルマ少尉は、自分の力不足への恐怖や焦燥感を払拭し、
チームでの大きな力を再認識します。ミア技術少尉やヘレナ曹長は、
そんな彼女に付いていかなければと、必死だったと打ち明けます。
そこへ、イルメラ軍曹が現れ、アルマ少尉のティターニアが完成したと。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report12「セイラ・マス(中編)」

セイラは、アムロとララァの邂逅を振り返ります。
サイド6のパルダで、アムロは、ララァとシャアに出会い、後に戦場で。
シャアのゲルググは、セイラのコア・ブースターを気遣った隙を衝かれ、
アムロのガンダムに右腕を熔断され、ララァのエルメスは、
ガンダムの追撃からシャアのゲルググを庇い、撃墜されてしまいます。
アムロの心に、この出来事が深い疵を遺すのですが、戦争は、続きます。
次は、ア・バオア・クー戦での話に移ります。

□機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還
 MATERIAL-Y132[HUGH MALKIN KELVIN]

アイシュワリヤは、エキドナが外部カメラを使い、集めていたのでは、
レッドの操縦データだと知り、戦闘を止めさせようとしますが……。
で、ジョニー・ライデンを発見したら、何かしらを起動するらしく、
エキドナは、情報収集により、レッドがジョニーだと97%以上の確信。
スコットは、アイシュワリヤに情報収集を停止、もしくは、遅延を依頼し、
ジル会長に連絡を取り、エキドナの件を報告します。

レッドがレッド機が右肩を犠牲に、シャア大佐機の右脚を熔断した時、
エキドナがレッドをジョニーだと、100%確信し、何かしらが発動。
「おかえり、ジョニー」という言葉が宙域全体に通信されます。
ニカーヤのジル会長は、ヒュー・マルキン・ケルビンの声だとします。

ヒュー大佐の声は、ザビ家を、宇宙の未来を真に導こうとした者達を、
見捨てたこの宇宙を許すことはできないとし、復讐すると語ります。
そして、そのトリガーには、ジョニーが相応しいと話します。
最後に、ジョニー・ライデンの帰還を歓迎し、ミナレットが開封されます。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 INTERMISSION:0122

宇宙世紀0122年10月──
ベルフたちは、ワイルダーなどの犠牲を払いながらOM地上軍を潰滅させ、
宇宙での不穏な動きを見せる「影」を追い、軌道上のエイブラムと合流。
エイブラム合流の1時間前、ベルフ少尉は、F90のコクピットで、回想。
0122年9月12日、F90は、VからCに換装し、雪山で、OM部隊と交戦とか。

ベルフ少尉は、そこに現れたヘルプに、あなたが知ってるパイロットは、
どんな人だったんですか?と訊ねます。
ヘルプは、ベルフ少尉に近付き、コクピットのコンソールを操作しながら、
あいつは、不幸なヤツだった。ガンダムに乗ったから不幸になっちまった。
そして、アイツをガンダムに乗せたのは、俺だと苦い表情で語ります。
けれど、アイツは、純粋で真っ直ぐで、一生懸命に生きたとも。
ベルフが最後のF90のパイロットなら、そういうヤツがいたってことを、
覚えておくのもいいかもなと言い、ハンガーを後にします。
ヘルプが去った後、F90のレベル4が承認され、戦闘記録が解放されます。
解放されたのは、0112年7月30日のラスト・テストと題されたもので、
ベルフ少尉は、F90Nと、そのパイロットの記録を垣間見ます。

エイブラムから入電があり、シャルル艦隊の接近を報せます。
シャルル少佐の座乗艦の傍らには、カナタ少尉との写真がありました。

月刊モビルマシーン縮刷版 VOLUME06
今回は、RFケンプファーのお話。
オールズモビルが旧公国群の機体を模しているのは、
マフティー動乱以降、地球圏全域で、ザクというMSが宇宙史民を守護する
サイクロプス、スペースノイドを苛めるガンダムに立ち向かう抵抗者と
捉えるカルチャーが生まれたことと無縁でないと、ディナ女史は考えます。
OMの技術者は、ジェガンやグスタフ・カールと対等以上に戦えれば、
戦略目的を達成できたため、旧来以上のMSの小型化は考えなかったとも。
RF系の技術は、無償で公開され、OM戦役収束後も地球圏全域に拡散し、
モビルワーカー生産設備があれば、量産は難しくないそうな。
各コロニー国家では、前世紀に活躍したMSのレプリカの配備が流行し、
整備運用保守開発のコストが高い第2期小型MS以上に普及しつつあると。
連邦軍もジャベリンの後継機を、16~18m級に大型化しようとしている
との説もあるとしています。ジェイブスのことでしょうね。
シャルル専用のゲルググのカラーリングが、ボッシュ機を踏襲と推測。
(U.C.0146年11月19日 ディナ・キム・ザンギエワ)ザンギエワでいいの?

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION
 第103話「大義の闘い」

モンシア大尉は、コロニーを止めるため、ファルを制御室に送り、
コロニー内部で、ベイト大尉たちと合流する手筈を決めます。
アル・ギザは、コロニーを追尾せよとの命令が下ります。

モンシア大尉たちのハイザックは、カイトのリベリオンに出会します。
ファルは、グラナダへのコロニー落としを止めてくれと訴え掛けますが、
カイトは、カイトは死んだとだけ答えます。

カイエンのギスケル大尉は、コロニーが作戦ルートと違うことを知り、
ガトー少佐ことカイトに通信し、その理由を訊ねます。
カイトは、グラナダの破壊は、スペースノイドの独立を掲げる大義に、
反する行為だとし、作戦が失敗しようとも、連邦に大義を示すとします。
ギスケル大尉は、お前は、ガトーの代役。指示通りに行動しろと命じます。
カイトは、私は、アナベル・ガトーだと明言します。

ファルは、制御室に向かうため、ハイザックを降ります。
モンシア大尉は、互いのやるべきことをするというならば、
俺がヤツを倒すことになると、改めてファルの覚悟を問います。
ファルは、兄のカイトは、独立戦争で死にましたとだけ答えます。
モンシア大尉は、カイトにファルを機体から降ろすと通信しますが、
ガトーを名乗るカイトは、容赦せずにファルに銃撃を向けます。
モンシア大尉は、防盾で防ぎ、ガトーを飽くまで主張するんだなと確認。
モンシア大尉のハイザックと、カイトのリベリオンが斬り結びます。

□機動戦史ガンダム武頼
 第参拾話

画叫老人から託された浮世絵によると、巫路山には仕掛けがあるらしく、
この地上から集めた力を、光の柱として空高く放つようで、
その放たれた光の柱が、「天の星」に火を灯すと記されているそうな。
「天の星」が、アマツレイの言う「甕星」かも知れないと。

千夜は、千里と再修行する虎鉄に先駆け、黒星、白星と共に祠杜岡藩へ。

参勤鋼對最終戦当日──
各藩から代表者が集結し、その中には、弾十郎やアゲハ太夫の姿も。
京都と逢阪は、対戦が乱入で流れたので、始まる前から殺気立っています。
徳轟総全からの開戦の言葉があり、各藩の代表者に問い掛けをします。
対戦中に現れた暴走鉄機、尽華流に現れた無人機、宇栄多に現れた蜘蛛、
これらは、人の世に徒なす「鬼」と称される旧時代の鉄機だと語ります。
京都の土御門は、この政の最中に鬼が次々と目覚めることは、奇妙で、
各地から楔たる神器が持ち去られ、最近では、七羅の威狛山の神器も。
その遺跡付近に赤い天狗が現れ、遺跡の鉄機と共に立ち去ったと聞く。
天炉も神器を所有していたが、姿が見えないとし、徳轟総全に対し、
今の世を、旧時代のように滅ぼすつもりかと問い質します。
総全は、頑駄無を保有していながら、その存在にあぐらをかき、
傍観し続けていたお前たちが、今になって口を挟む気かと断じます。
その瞬間、土御門は、言い得ぬ悪寒を感じます。

参勤鋼對の最終戦が開始されようとした時、ある藩の鉄機が破壊されます。
各地で出土したと言われる鉄鬼が多数現れ、各藩の鉄機を取り囲みます。
徳轟総全は、頃合いだと見て、主城を鉄機城是音具へと変形させます。
総全は、最終戦前の肩慣らしだとし、鉄鬼の殲滅を命じます。

祠杜岡藩に先行していた千夜たちは、アマツレイの元に向かいます。
アマツレイは、2体の鉄機人形を呼び、黒星と白星に対峙させ、
自らは、千夜の鍵を狙い、襲い掛かりますが、逆に拳撃を喰らいます。

□機動戦士ガンダム0079 エピソード ルナツー
 第3話「拘束」

ワッケイン少佐は、士官候補生と民間人が、軍の機密に相当する
ホワイトベースとガンダムを使用したとして、ブライト少尉たちを拘束。
また、全員軍裁判に掛けられるものと覚悟しておくことと話します。
重傷のパオロ艦長は、WBの修理と子供たちを少佐に任せ、退艦します。
ホワイトベースは没収、ガンダムも封印され、軍の管轄下になります。

ブライト少尉は、赤い彗星ことシャア少佐の追撃があるだろうとし、
ガンダムの封印に異を唱えますが、ワッケイン少佐は、却下します。
ブライト少尉は、シャア少佐の恐ろしさを以って説得しますが、
ワッケイン少佐は、名だたる戦士がムサイ級のみで、挑むことはないと。
 同じ頃、シャア少佐のムサイ級がルナツーに接近しつつありました。
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ガンダムエース2023.02(No.246)

2023年01月27日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2023年02月号〉


□機動戦士ムーンガンダム
 episode 54

ムーン・ムーンに寄港したアタラント3は、特に利用価値もなく、放置。
リュース少佐の部下、ウーリッヒ曰く、ムーン・ムーンが秘密裏に、
取り引きをしているメディシンの正体がルオ商会ではないかと。
しかし、イリア大尉は、メディシンとアルツトが医療に関する言葉で、
妥当な隠語のように思えるが、その前提が間違っているとすれば……と。
彼女の祖先は、南米コロンビアの生まれで、そこでは、政府よりも強力な
犯罪組織があり、その名をメデジンと呼んでいたと話します。
で、ルオ商会の出自は、アジアなので、南米の組織の可能性を示唆します。
ただ、ルオ商会が動いていることも事実なので、更なる調査を要します。

ミシェルたちは、ミネバの消息を追うため、ガルダ級を手配します。
ガルダ級のクルーは、マフィアのタクシー代わりかよと不満を呈します。
ザク・フリッパー+ド・ダイ改によると、南極開発部会の報告書にある
採掘基地再開の予備調査が始まったばかりとの規模感ではなく、
北東の採掘場では、MSが中隊規模で訓練を重ねていた痕跡も確認。
以上から、ミネバが南極基地にいることは間違いないとの結論に至ります。

ステファニーは、ミシェルが今回の件に絡みたがったことを訝しみます。
ミシェルは、質問されますが、適当な解答で、はぐらかします。
真意は、連邦軍内のNT関連施設を調べ尽くし、ティターンズ傘下の
ニタ研の研究所がネオ・ジオンに落ち延びたという噂を聞き付け、
リタを捜し、ネオ・ジオンの内情をも探ろうとしているみたいです。

ネオ・ジオン側は、「定期便」を避け、訓練を再開します。
彼らが南極にいることは黙認されていて、「定期便」の際に、
隠れることは、「協力者」に対する仁義だと話していました。
ギュネイ准尉は、訓練中にユッタが見せたサイコミュ・ジャックに
挑戦しますが、思うようにはいかず、ペトラ准尉に本物との差だと。
シャア大佐も昔ララァという愛人と共鳴したことがあると言い、
それが本物になる条件なら、私と恋でもしてみる?と、ペトラ准尉。
ギュネイ准尉は、NTは人類の先駆け、原始的な感情に左右されるかと。
が、共鳴が、他者との意識の共有が重要なステップであることは事実とも。

身体検査中のユッタとミネバは交感し、参集する人物たちを観ます。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report12「セイラ・マス(前編)」

キッカは、セイラに会い、アムロの話を取材します。
セイラは、戦災孤児の救援活動で、ステファニーと知り合ったそうです。
彼女の義妹ミシェルも戦災孤児で、ティターンズ傘下の「施設」から
救出された子供たちを支援するプロジェクトに協力したそうな。
セイラは、ニュータイプは、戦争の道具を示す言葉に成り下がり、
多くの犠牲を生み出したと語り、その一端を担ってしまったという
後悔があったからこそ、キッカと会い、話してみたいと思ったとも。

セイラは、ララァ・スンという名前に聞き覚えがあるかと訊ねます。
キッカは、フラウから話を聞いていたので、知っているようです。
セイラは、ララァ・スンは、紛れもなくニュータイプだったとし、
兄・シャアは、その才能を見抜いた上で、戦争の道具として使ったと。
キッカは、ソロモンの亡霊の戦果を、オスカの証言で聞いていました。
セイラは、彼女が兄、そして、アムロの運命を変えたと語ります。

□機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還
 MATERIAL-Y131[GET OVER THE EDGE]

ユーマ機は、シャア機の銃撃からレッド機を庇い、右腕部を損壊。
レッド機は、ヤザン機を足蹴に加速し、シャア機の右腕を斬断します。
ただ、攻撃は浅く、シャア機は、その場を離脱し、態勢を整えます。
ユーマは、イングリッド機を行かせ、ジャコビアス機から武器?を受領。

レッド機とシャア機は、ミナレットの方角へと雪崩れ込んでいきます。
レッドは、ジーメンスに、軌道ではなく、先を読めと援護射撃を要請。
クリストバル機も盾を犠牲にしつつ、シャア機への射撃を行います。
シャア機は、サラミス級を破壊し、その爆風と瓦礫に紛れます。
シャアは、キシリアが自分を撃つために組織したキマイラ…、
彼らに無様を晒す情けない私では、会わせる顔がないなと独り言ちます。
そこへ、レッド機が突入しますが、シャア機は、ギリギリで躱します。
レッドは、見えているのか!?と驚愕します。
シャアは、だと良いのだが、と未だ余裕を見せます。

アイシュワリヤが外部カメラが追っていた目的を見付け出し、
レッド機とシャア機との戦闘を止めて下さいと早急に依頼します。

□機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE & PIECE
 第2片 キュクロープスの花嫁(1)

フォント少佐は、アーノルド大佐に宇宙平和の安定のため、結婚を提案。
U.C.0169年──
今回は、首切り王との決戦までの100日間に起きた物語だそうです。
この時期、フォント少佐とアーノルド大佐は、表向き協力態勢だったが、
フォント少佐は、100日後の決戦で、首切り王を完全に倒す気でいて、
アーノルド大佐は、首切り王との自演で、コロニーの人口調整が可能と。

現在、宇宙には、様々な勢力が乱立し、再び乱世に戻りつつあると。
特に、サイド2のネオ・ザンスカールと、
サイド4のネオ・コスモバビロニアが険悪な状態にあるそうです。
でネオ・コスモバビロニアのニル国王が、娘の花婿を決めるため、
モビルスーツ闘技会の開催を宣言したとの情報が舞い込みます。
参加資格は、自由で、広く宇宙から募集するというもの。

アーノルド大佐が娘を娶り、キュクロープスとネオ・コスモバビロニアを
結ぶ強力なラインとして、ネオ・ザンスカールの動きを掣肘できると。
この方法なら1週間程度で、両国の安定が望めるため、首切り王戦に
集中したい自分たちに取って、ベストな選択だと、フォント少佐は熱弁。
フォント少佐は、アーノルド大佐に、ノール・ニル姫の画像を提示します。
セーラームーンのネヘレニアを幼くした感じの女性ぽい。
彼女は、連邦の大学を、16歳で主席卒業した才女で、豊かな黒髪を、
滝のように棚引かせる姿から、黒姫(ノワールプリンセス)と呼ばれる。
ただ、まだ17歳なので、まずは、ご婚約を望まれているそうな。
これを聞き、アーノルド大佐は、もう少しセクシー系が良いとの所感。
このやり取りの中、勢いの余り、フォント少佐は、既婚者だとうっかりと。

ともあれ、あの地域の安定は重要だとし、アーノルド大佐も首肯します。
婚約ならば、相手が気に入らなければ、破棄すればいいと楽観視。
肝心の機体は、クロスボーン・ガンダムX-13ハーフクロスを用意。
X-13は、木星が元々量産目的で、コストダウンを図った機体で、
その製作に携わっていた地球圏の工房が勝手に幾つかを生産し、
売りに出していたそうで、本機は、そのひとつを回収したモノだそう。
フォントは、一体どの位あるんだっ! クロスボーン・ガンダム!と激昂。
フォントは、アーノルド大佐を優勝させるため、黒塗装のファントムで、
別枠から参加し、アーノルド大佐と当たった段階で、負ける手筈とのこと。

んで、ふたりは、当該のコロニーに到着。
闘技会に挑む8人が紹介されます。まず身内とも言うべき、
国から騎士の称号を与えられた、アッシュ・ユウマとトゥー・カーク。
2人は、ネオ・コスモバビロニアの量産機、スレイブ・ニルに搭乗。
隣国のネオ・ザンスカールから、カーラ・レルガモ少佐のブルッケング、
マッケン・ゾー大佐のゾロアットが参加します。レストア機との予想。
キュクロープスからは、フォントのファントム、アーノルドのX-13。
XBは、木星を倒したマザーバンガードの機体で、ネオ・CBでは、
その資金援助を貴族主義者がしていたとして、人気が高いみたい。
一般参加で、サイド2の修行僧ジャワハル・ガーダルのグラ・ディアス。
最後は、サイド5の無敵運送アッシュ・キングのアンカーが参加します。

フォントは、アッシュに参加理由を訊ねると、勧誘予定のジャワハルが、
腕試しで、闘技会に参加してるってことで、追って来たとのこと。
これを聞き、各々思惑のある闘技会の真の目的を疑うようになります。
ややあって。メガネを掛け、ヒールを脱いだ黒姫に出会います。
彼女は、フォントの思惑を見透かすようなことを話し、父の目的を……。

クロスボーン情報局
アーノルド・ジルベスター

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第16話「ケンの忠告」

ケンの2号機は、攻撃の手を弛めず、タツミの1号機を攻撃し続けます。
タツミ機は、腹部を貫かれ、ライジンストライカーも脱落します。

オーブのタケミカズチ級が外洋訓練航海中。
副官のアマギ一尉は、艦長のトダカ一佐に、大洋州連合との国境線の
ギリギリですが、大丈夫かと訊ねると、政治というヤツだと答えます。
同乗しているウミトが既に手を回したとのことです。

タツミ機が倒され、ジョエルのカラミティは、ミヤビの座乗艦を狙い、
砲撃しますが、ケン機が銃身を跳ね上げ、照準をずらします。
ケンは、ジョエルに、そこまでする必要はないと通信を入れます。
ジョエルは、情が湧いたかね?と訊ねると、軍艦が近付いていると通信。
ジョエルは、止むを得ないとし、部下たちに撤退を指示します。

ジョエルは、ケンの2号機にヴァレ機を任せ、撤退を始めます。
ヴァレは、機体の両腕がないと言いますが、ジョエルは、頑張れとだけ。
で、ヴァレ機は、何とかケンの2号機に飛び乗り、全機撤退します。
ミヤビは、一連の出来事に対し、項垂れます……。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第11話 アルマの選択(1)

アルマ少尉は、戦闘の悪夢に魘され、隊長の辞退を申し出ます。
キリー少佐は、強さだけが隊長の条件ではないと説明しますが、
弱い隊長では、生き残ることができないと頑ななアルマ少尉に対し、
ミア技術少尉に暫く任せるとし、その間に今一度考えて欲しいと。

ミア技術少尉のドム・ノーミーデスが完成し、アルマ少尉きのみ。
ヘレナ曹長は、アルマ少尉が本当の気持ちを見せ始めていると理解を示す。

ノイジー・フェアリー隊は、北米キャリフォルニア基地への攻撃があり、
展開している一部を奇襲し、出足を挫き、時間を稼ぐ作戦に当たります。
彼女たちは、歩哨の陸ガン1、陸ジム1、ジム・キャノン1を発見し、
アルマ少尉とヘレナ曹長が前衛で、ミア技術少尉が後方支援で攻撃開始。
ミア技術少尉は、スコープを使うのに邪魔なので、コンタクトに換装。

先ず、ノーミーデスの砲撃で混乱させ、イフリート・イェーガーで射撃。
アルマ少尉は、攻勢の部隊を見て、自分が隊長でなくても…と考えます。
そこへ、連邦軍のヘビィ・フォーク級が敵増援として登場します。

□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
 第24話「尖兵たちの出港」

ザビーネ中尉のザムス・ジェスの偽装も終わり、出港準備が始まります。
連邦軍は、6隻程度の艦体移動では、検問や査察は無いそうです。
また、完成区域では、艦体が管制されると思われるが、
総てがコンピューター任せだそうで、武器を隠せば、安心だそうです。

ドレル大尉のザムス・ギリも、艦長の娘ユウリ・シモンズに伴われ、
マイッツァー総帥も座乗し、出港準備が整います。
ドレル大尉は、父のカロッゾの感情が読めないと不信を吐露しますが、
総帥は、我が子が可愛くない親などいないと説きます。
ただ、総帥もカロッゾの心中に対し、不穏な気配も感じているようです。

そのカロッゾが座乗するザムス・ガルも準備が整い、出港します。
何れの艦体にも貼ってあるBLACK BIRD CO.は、企業名なのかな??
カロッゾは、回線を開かせ、総司令として、全艦に演説を行います。
演説と共に、クロスボーン・バンガードの6隻の艦体が進攻します。

□機動戦士ガンダムNT
 第44話『エピローグ』─ボクト キミト─

ボナヴェント会長の邸宅は、区画一帯の電源消失で、通報が遅れ、全焼。
生存者は、会長の腹心と、彼が助けたティートの2名のみでした。
コロニー貨物船労働協会は、暫時的措置で、連邦政府の管轄下に入り、
最終的に解体され、連邦政府主導による立て直しが図られるようです。
ティートの担当医は、ティートと面識のある青年との会話で、
ティートは、ラソイオが今際の際に渡した、ドッグタグを握り締め、
自分は、ゾルタン・アッカネンだと名乗っている、と話します。
第一に現着した消防士の証言によると、屋敷の住人の遺体の他に、
身元不明の完全武装状態の男たちの遺体が発見されたそうで、
屋敷内で、連邦政府の極秘任務が行われていたらしいとも話します。
聞いていた青年は、屋敷の住人は、火災ではなく、寧ろ火災自体が……と。
医師は、遺体の中には、重婚や類する痕跡があったが、箝口令が敷かれ、
現場検証も現在は、連邦政府主導で、コロニー側は、締め出されていると。
遺体は、何れも病院関連にも警察施設にも搬送されておらず、
連邦から派遣された、火災事故調査委員会の真の目的も隠蔽工作だと。
青年は、これを聞き、連邦政府に対し、憤りを顕わにします。
また、医師は、この出来事で、精神的な負担が計り知れないとも話します。
青年は、ティートは、元々不思議な力があったと話し、鋭い勘……、
予知能力に似た感じのモノを持っていたようでと、屋敷での事故を予兆し、
助けられたことや、イマジナリーフレンドのことを医師に話します。
で、ここまで話しておいて、医師は、青年にティートとの関係を聞きます。
青年は、ティートは、父親の知り合いの息子で、屋敷で時々会っていたと。
そして、自分は、バハロ議員の息子で、モナハンだと名乗ります。

ティートは、ラソイオの面影がある仮面を着けたイマジナリーフレンドに
ボクにはもう、キミしかトモダチが……イナインダ……と話し掛けます。

宇宙世紀0097年に戻りまして。
モナハン外務大臣に、ゼネラル・レビルとの交戦が始まったとの報せが。
数々の命令違反とコロニー内での戦闘行為、ヘリウム3備蓄基地への攻撃、
ここまでだ……、ここまでだよ、ティート坊ちゃん……と独り言ちます。

ゾルタン大尉は、コクピットで、父親とブライアーの弱さに涙します。
そして、ビアギッテ曹長を呼び寄せ、何かを言い掛け、止めます。
言葉の代わりに、ヤツラを残らず始末する、一匹残らず跡形もなくだと。


□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 #37「砕けた夢の欠片を追って」

リベラ大尉は、少尉時代に、アクシズの降下を間近で体験していて、
その恐怖の光景は、現在でも悪夢として、彼の心を侵食しているみたい。
悪夢に起こされ、何者かが機密情報にアクセスしていることを知ります。

オールズモビルの蹴撃から1週間後。
カムナ准将の妻のエレンが亡くなり、息子のシュンが出奔することに。

ディル少尉が出会ったとされるユーリーの映像は、悉くが改竄され、
ボリノーク・サマーンによるモノだとされます。
また、データベースにも侵入を試みるも、撃退されたと。
ただ、ミズマは、件の機体が連邦政府を乗っ取る目的で開発され、
足跡そのモノを隠蔽できるとし、撃退されたことに疑問を呈します。
で、MSA-0120に行き当たり、この機体を追えば、ユーリーに至ると。

ヴェロニカ中尉は、艦内から機密情報に不正アクセスを試みます。
U.C.0111年4月、第5世代兵器搭載試験型RGM-109II(後のRGM-111X)の
ムーバブル・フレームをベースに開発されたとされるのがMSA-0120。
その技術素体は、U.C.0110年に開発された、RX-110となっている、と。
見張りに就いていたアーサー少尉は、ガブスレイではなく?と訊ねると、
ヴェロニカ中尉は、恐らくは予算取りのダミーだろうと答えています。
そのコンソールの画面には、ゾーリン・ソールが映っていました。

で、0120の1号機は、事故で失われ、F90とのコンペで負けた2号機は、
RGM-111開発のため、月面グラナダにあるそうな。
シルエットフォーミュラ計画に際し、6機が増産、月面フォン・ブラウンと
地球に、詳細な所在は判然としないものの、各2機ずつが搬入されていて、
問題となる残りの2機(7、8号機)は、ルナツーに輸送されていますが、
その最中にテロリストの攻撃を受け、所在不明になっているとか。
アーサー少尉は、ヤバいブツをその筋に譲渡する何時もの遣り口だと。
その輸送船には、ラウ副社長(当時)が乗り合わせていて、対外的には、
デブリとの衝突と発表され、連邦とAEの間で、相当問題になったらしい。
また、タブー破りのサイコフレームが積まれていたとの疑いも……。
副社長は、シルエットフォーミュラ計画に反対だったらしい。
ヴェロニカ中尉たちは、噂に聞くシークレットフォーミュラ計画にも至り、
警備隊が到着する前に、MSを拝借し、何とか館外へと脱出を図ります。

リベラ大尉に、カラス先生が定時連絡の時間だと連絡が入ります。
手伝いましょうかというカラス先生の言葉を、リベラ大尉は、断ります。

ヴェロニカ中尉たちは、彼女がMSレーサーをしていた頃の伝手を頼り、
合流地点で待っていると、リベラ大尉のEWACジェガンがSFSで参上し、
ゼータのハイパー・メガ・ランチャーを乱射しながら距離を縮めます。
ヴェロニカ中尉は、重圧を感じ、手練れのリベラ大尉に驚愕します。
リベラ大尉は、HMLを放ち、ヴェロニカ大尉の回避を予測し、肉迫。
リベラ大尉機は、蹴撃を繰り出し、距離を取るヴェロニカ中尉機を狙撃。
ニュータイプに、それも女なんかに世界なんて変えられるかと勝利を確信。
しかし、光弾がリベラ大尉機を直撃し、左腕部を丸ごと破壊します。

新手のパイロットは、ニュータイプは、世界を変えられないかも知れない、
けれど、女は命を生み出し、宇宙だって生まれ変わらせることができると。
ヴェロニカ中尉は、新手の0120を見て、ツインアイの1号機だと推測。
0120は、開放型銃身のメガ・ビーム・ライフルを携行していました。
リベラ大尉は、ヴェロニカ中尉の背後に、ラウ副社長派がいるとして、
それを焙り出せば、自身の手柄になるとし、ダミーを撒き、撤退します。
0120の方も、ファステスト・フォーミュラ隊が駆け付けたため、
ヴェロニカ中尉たちの機体を曳航しつつ、メガブーストで離脱します。
ディル少尉は、あの0120から禍々しさを感じなかったと独り言ちます。

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION

軌道艦隊は、鶴翼陣形を敷き、核ミサイルによる飽和攻撃を予定。
ミラー少佐は、このコロニー落としが成功しないことは判っている筈で、
ネオ・デラーズ・フリートの狙いが他にあると考えます。

このコロニーを本気で地球へ墜とすつもりかとファルが訊ねると、
ギスケル大尉は、地球ではなく、月面グラナダを狙っていると答えます。
ファルは、今は連邦の軍事基地ですが、元はジオンの……。
それに、軍属以外にも多くの民間人が住む都市だと抗議しますが、
ギスケル大尉は、そいつらは、連邦に迎合する輩だとし、連邦の機体を
製造する工廠に流れた技術者や研究者の末路なんて気にする必要はないと。
また、ハイザックを指し、ジオンの象徴が降ることが赦されないとも。
大尉は、話を終えると、ファルを内火艇で、サイド3に送り届けろと。
ファルは、兄が利用されているとして、大尉に話をさせてくれと願います。

コロニー内では、クゥエルがほぼ鎮圧に成功しますが、停電に紛れ、
カイトのリベリオンがクゥエルに襲い掛かります。
コロニー内の電力供給に異常が確認され、アル・ギザは、出港します。

ファルは、内火艇を奪い、兄カイトがいる戦場に向かいますが、
クゥエルとリック・ドムIIの戦闘に巻き込まれ、内火艇に被弾します。
そこへ、モンシア大尉のハイザックが運良く現れ、彼女を同乗させます。
ファルが広域通信でカイトに呼び掛けていたため、発見できたみたい。

モンシア大尉たちは、コロニーの後部から推進器が迫り出すのを発見。
ファル曰く、ブリティッシュ作戦の再攻撃を想定し、父が作ったとのこと。
この仕組みが独立戦争の遺産で、公表できずにいたと自分を責めます。
で、どうにかするためには、ファルが内部から操作する必要があると。
カイトのリベリオンもコロニー内にいるとして、モンシア大尉たちも突入。

□機動戦史ガンダム武頼
 第弐拾玖話

虎鉄は、辺津鏡により、封じられていた記憶が甦ります。
その記憶により、天炉藩の事件が自分が招いたことではないかと悔恨。
黒星と白星は、それ以外に方法が無かったと虎鉄の責任ではないとしますが、
虎鉄は、自責の念に囚われ、屋敷から姿を消してしまいます。

虎鉄湖水に身を浮かべ、頑駄無のために造られた存在なのに、
四天王に敗れ、武頼も制御できずにいる自らの力の無さを自嘲します。
虎鉄は、思慮にふける余り、湖水に沈んで行きます……。
虎鉄を捜していた千夜がその姿を見付け、湖水に飛び込み、虎鉄を救助。
千夜は、意気消沈していた虎鉄に檄を飛ばし、一応の回復を見ます。

そこへ、千夜の鍵に反応し、湖底から鉄鬼が現れます。
両人の窮地に、白星が鉄機獣の狛犬と獅子を喚び、鉄鬼と対峙します。
また、千里も現れ、炎心が託した、刀を虎鉄に手渡します。
虎鉄が刀を抜くと、刀自身が所有者を認識し、流星刀へと変化します。
同じ頃、鱗状の外装が剥がれ落ち、蛹状態だった武頼が覚醒を始めます。
千里は、頑駄無が無ければ、戦えないとは、如月流の名折れだとし、
鉄鬼を斬り伏せて見せろ、できなければ破門だと、虎鉄に発破を掛けます。
虎鉄は、流星刀を構え、鉄鬼の頭部を真っ二つに斬り伏せます。

アマツレイは、GUNDAMが頑駄無を討つその時が楽しみだとし、
百機夜行が、我らが甕星が輝きを取り戻す最後の祭だと独り言ちます。

虎鉄は、武頼の改修と同じく、千里の元で、再修行を行うようです。
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ガンダムエース2023.01(No.245)

2022年12月30日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2023年01月号〉



□機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE & PIECE
 第1片 KA・RR・AS(2)

グレイのガンプがノーティラスの節肢に斬り掛かると、
カラスは、目を付けた少女を伴い、小型艇から脱出します。
ガンプが投げ付けられた小型艇を受け止め、ルートミネルバに託します。
ガンプは、高振動ワイヤーを斬り伏せ、ノーティラスに迫ります。
カラスは、その動きからグレイがNTであると看破します。
その時、囚われた少女がクォのホルスターから拳銃を抜き、構えます。
しかし、カラスも銃を抜き、少女に銃口を向け、一触即発の状態に。

カラスは、持論を話します。
私の目的は、私の勝利ではなく、強き者が生き残ることだと。
彼女と同じ位の歳の時に起こった出来事を語ります。
自分を含めた7人が救命艇で宇宙を漂流していた時のこと。
7人で、3日間の水と食料が無く、カラスは、全員を殺したと告白。
そして、21日間を生き延び、木星総統のクラックスに救出されたと。

昔話を終えると、カラスは、少女に銃爪を弾くか、死を選択させます。
進退窮まった少女は、銃を撃ち、弾丸は、カラスの頬を掠めます。
カラスは、ニヤリと笑い、コクピットのハッチを開けます。
銃撃の反動で宇宙へと放り出された少女を見て、グレイは、救助へ。
高振動ワイヤーが狙いますが、グレイは、ガンプの左腕を犠牲にします。
ノーティラスは、さらに主砲を放ちますが、ガンプが横面を殴ります。
カラスは、このまま続ければ、必ず相討ちになるとし、
来るべき時のためにもっと優秀な生徒を集めなくてはいけないと撤退。
グレイは、勝ちを譲られたと感じますが、今は、救助を優先とします。

グレイが救助した子供たちは、ジュピトリス級に保護されます。
グレイは、少女に拘泥っていたカラスが引き上げたことを訝しみます。
少女は、自分との約束を守り、解放してくれたんだと話します。
少女は、カラスの印象を訊かれ、綺麗な目をしていたと答えます。
また、カラスが仲間を見殺しにした悪い人なのに、
自分が知っている大人たちよりも真剣に向き合ってくれた気がすると。
また、少女は、一生あのカラスの目を忘れることは出来ないだろうとも。

クロスボーン情報局
グレイ・ストークって誰?

□機動戦士ムーンガンダム
 episode 53

ユッタが占拠したサイコバウをこじ開けようと、兵が集まります。
ユッタと交感したミネバは、シャア大佐の思惑を看破します。
シャア大佐は、2人が知らない自分のことを語ることに疑問を覚えます。
瞬間、ミネバの背後に、ハマーンの姿が見え、シャア大佐は戦きます。

ギュネイ准尉は、サイコバウに搭乗し、ユッタ機に襲い掛かりますが、
右腕を絡め取られ、組み伏せられてしまいます。

シャア大佐は、ナナイに連絡を取ろうとしますが、
ミネバの背後には、ハマーンに変わり、カミーユやカツが現れます。

ギュネイ准尉機は、ビーム・サーベルを抜刀し、斬り掛かりますが、
ユッタ機は、さらりと躱し、ギュネイ准尉機のプレートをも操り、
ギュネイ准尉機を強かに打ちのめし、ユッタ機も抜刀します。
そこへ、ナナイがサフィラ中尉を伴って現れ、ユッタに声を掛けます。
ナナイは、投降しなければ、サフィラ中尉を射殺すると強迫します。
が、サフィラ中尉は、隙を見て、ミネバと行けるとこまで突き進めと。
サフィラ中尉は、再び拘束され、当て身を受け、昏倒します。
それを見たユッタは、ミネバとの交感が途絶し、機体から排除されます。
シャア大佐は、ミネバが昏倒したことで、作戦が成功したことを知ります。
また、シャア大佐は、面白いものが手に入ったとユッタを評します。

リセ艦長は、アゴス少尉をグワーシャの軍務隊に引き渡すとします。
アゴス少尉は、何故自分を殺さないのかと訊ねると、
リセ艦長は、そう思ったときもあった。でも、アンタを救うために、
命を捨てたバカな男もいるんだと、それを無駄にすることは出来ないと。
これを聞き、アゴス少尉は、死なせてくれれば良かったと呟きます。
艦長は、押し殺していた感情を爆発させ、アゴス少尉の襟元を掴みます。
アゴス少尉は、泣きながら憶えていないのにこの手が、クラース中尉を、
ファーザーを覚えている……と。終わらせて欲しいと声を震わせます。
それが出来ないのなら、再調整で記憶を消してくれても良いとも。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 #36「ファースト・コンタクト」

ディル少尉のF90が、キッチ大尉機のショットガンを吹き飛ばしますが、
キッチ大尉機は、プラズマワイヤーを射出し、ディル少尉自体を狙います。
ジョブは、リヴ(ディル少尉)だけを排除したがっているということは、
彼らは、どこからかAIの存在を入手しているのではないかと考えます。
ディル少尉は、R型のアーマーをパージし、ワイヤーから逃れ、
そのまま上空に跳び、2挺のH型のピーム・ピストルを掃射します。
キッチ大尉のケンプファーは、背部のインコムを展開させます。
ディル少尉は、瞬時にインコムではなく、ビットだと看破します。
ビットとショットガンの乱射に、ディル少尉は、窮地に陥りますが、
マトリカの姿を幻視します。瞬間、2機の間を大出力砲が割ります。
ウスライ少尉のハルファイターが現れ、ディル少尉のF90と合体します。
合体したF90は、残像を残しながらもビットを掻い潜ります。
また、ハウゼリー議員が渡したヘッドセットを介し、サイコミュを使用。
ディル少尉機は、ビットからの殺気を感じ取り、その総てを破壊し、
MK-IIがガルバルディβを蹴ったが如く、ケンプファーを蹴撃します。
ディル少尉のF90は、その勢いのままケンプファーを地表に叩き付けます。

が、キッチ大尉は、何物かを持ち出し、ケンプファーから離れます。
彼は、ハウゼリー議員にだけは、怨念返しをしなければ、死に切れないと。
その様子を視ていたディル少尉は、アステロイド採掘用の小型核と判り、
ウスライ少尉にF90を任せ、キッチ大尉の後を追跡します。
キッチ大尉は、マハに妻子を殺された過去があり、
そんな連中に、宇宙史民の解放など出来ないとします。
が、彼をサイファーが待ち受け、議員に死なれては困ると、大尉を銃殺。
ドラグンに議員を討てと献策したのは、貴様だと言い遺し、大尉は死亡。
ディル少尉が遅れて登場し、核を渡せとサイファーに命じます。
サイファーは、臆することなく、私は、キミの味方だよと話します。
そして、私は、ユーリー・ミノフスキーだと名乗り、
ジュピター・サナリィに所属するF90のパイロットだと自己紹介します。
ディル少尉も聞き覚えのある名前のようで、F9の最初期のパイロットで、
5年前のコンペで、0120を敗った後、姿を消したとされているそうな。

ただ、ハジメとアインツベリを殺し、アメリアのテロに関わっていると、
ディル少尉は、ユーリーことサイファーに怒りを向けます。
ユーリーは、不敵に微笑みつつ、だとしたらどうするね?と訊ねます。
死者は千人にもなるまい。一年戦争では、30億が死んだのだと平然と。
ディル少尉は、銃を構えますが、ユーリーは、ディル少尉に寄り添い、
キミに丸腰の人間は撃てない──と囁きます。
ディル少尉は、足払いを狙いますが、難なく躱されてしまいます。
手足を撃ち抜くと言いますが、ユーリーは、ハッチを開け、宇宙へ。
そのまま待機していたボリノーク・サマーンに回収されます。
木星人は、平気な顔で、生身で宇宙に出る人が多い気がするw

コロニー外に待機していたヴェロニカ中尉機は、ユーリーの姿と、
ボリノーク・サマーン、そして、0120の姿をカメラに捉えます。
自分たちは、F90を追うだけの部隊ではないとしたら、
一体、何をさせられようとしているのかと疑問が襲い掛かって来ます。

月刊モビルマシン 縮刷版 VOLUME 04
ディナ・キムによるF71評。サナリィ側のデッドコピー発言に対し、
「頭でっかちの学者が考えたものから武人の蛮用に耐える現実的なもの」に
アナハイムがアップデートしたと、ディナは、表現していました。
サナリィの技官として、ミヤ・サエミックという人物が出ていたのですが、
サナリィ開発部内2課のミヤ・サミエックの誤植と思われます。
彼は、ヴェスバーの開発にも携わっていた人物で、一年戦争では、
連邦軍第22MS機動大隊に所属し、ア・バオア・クー戦に参加したとか。
また、Gキャノンのガレムソン機に付いても書かれていました。
その中で、砲を廃した仕様を、F71ネイキッドと呼んでいました。
ガレムソン機は、格闘用のF60のデータ収集が目的だったとも。
最後に、ロメロ・ムスタング(野生馬)・マラバルの、
「マシーンとは、小学生でも乗れ、難民でも整備できるほど簡単で、
たんじゅんであるべき」という設計思想で締め括っていました。
後の、Vシリーズみたいなイメージなのでしょうか?
U.C.0146年10月10日 ディナ・キム

F71 Gキャノン(バズ・ガレムソン専用機)
全高:14.3m
全備重量:21.4t
固定武装:
 バルカン砲×2(頭部)
 ビーム・キャノン×2(背部)
 ダブルビーム・ガン×2(腕部)
 ビーム・スパイク×2(腕部)
 ハンド・グレネード×4(右腰部)?
携行武装:
 ビーム・ライフル

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION
 第101話「継承の誓い」

U.C.0079 サイド3──
ガトー大尉は、配属先が決定したカイトからの挨拶を受けます。
カイトは、配属願いが受理され、地上機動師団として、地球に降下。
傍らのファルは、兄がガトー大尉への憧れが強過ぎて、最近では、
大尉の喋り方や所作まで真似していると笑っています。
ガトー大尉は、宇宙攻撃軍第302哨戒中隊として、ソロモンに駐留。
ガトー大尉用の06R型がありましたが、早くても降下作戦後だったような。
ブルーディスティニーでもニムバス大尉がルウム戦役で、
06R型に乗ってる回想がありましたが、オリジン時空なのかな??

戻りまして。
ファルは、父の忠臣だったギスケル大尉に、兄がガトー少佐の名を騙り、
このような行動を起こしたのかと訊ねると、内密にと経緯を喋ります。
ガトー少佐の脱出ポッドが地上に墜ちたとの情報を聞き、救助に向かい、
連邦軍よりも先にポッドを発見するものの、ガトー少佐の姿はなく……。
現場がそのままだったため、連邦軍以外の何者かが連れだした後だと推測。
ギスケル大尉もガトー少佐が生きている可能性が多分にあるという
楽観的な考えではなかったのですが、記憶を取り戻しつつあったカイトが
ポッドの近くに埋没していたガトー少佐のヘルメットを発見したことで、
我々がこれから成すべき役目を悟ったのだと語ります。
ファルは、そんな殺戮を兄が望んでいるなんて考えられないとし、
兄と話をさせて欲しいと訴えますが、ギスケル大尉は、この作戦は、
あなたの父上が発案したものだということは、ご存知の筈と答えます。

ネオ・デラーズによるコロニー落としの軌道修正が出来ない状況に陥り、
バスク大佐の軌道艦隊がコロニーを破壊するしか手が無くなります。
ジャマイカン少佐は、失態を挽回すべく、ガトー少佐の拘束を命じます。

モンシア大尉は、持ち帰ったハイザックを使えるように整備を依頼。
整備士は、負荷の掛かった右腕部だけでも1時間は必要だと訴えます。
30分だ。動けばいい、微調整は乗りながらやると、整備士に強く出ます。
整備士は、仕方なく40分で何とかします、と最終的に折れます。
ベイト大尉のあのゲルググを気にしているのか?との言葉に対し、
モンシア大尉は、ガトーが偽物か本物かは今更どうでも良い。
ただ、中途半端に流れた闘いに決着が付けたい。それだけだと返します。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第15話「ケン・ノーランド」

半年前──
ケンの母親と思しきノエミ・ノーランドが亡くなります。
父親とされるスセ家の当主は、彼らを「買った」と言っていていました。
スセ家の当主は、大氏族無き後、成り上がりのセイラン家に代わり、
我がスセ家が復権を果たす時だとします。ケンは、その道具のような扱い。

戻りまして。
ケンは、ミヤビとの通信を切り、最初から敵同士だったとタツミに告げ、
タツミ機の右腕を断斬し、ビーム・サーベルを収め、両手を拡げます。
ミヤビは、何かを悟ったのか、タツミにケン機を撃つように命じます。
状況が飲み込めないタツミは、無抵抗なケン機を前に躊躇します。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第10話 白黒(モノクロ)の黙示録(2)

ミア技術少尉は、光学迷彩に対し、違和感のある空間への攻撃を指示。
アルマ少尉は、自分では的確に操縦しているつもりなのですが、
思い通りに機体が追従してくれず、恐慌に陥ります。
そこへ、潔癖性のノアが機体を汚されたことに怒り、シェキナーを発射。
命中こそしませんでしたが、アルマ少尉機を掠め、大岩を抉ります。
アルマ少尉は、光学迷彩機と高出力砲に劣勢を感じ、HLVの破壊を企図。
そんな彼女とは対照的に、ミア技術少尉とヘレナ曹長は、強敵を前にし、
アルマ少尉には、尚更に新機体が必要だと奮起します。

ヘレナ曹長は、射撃を抑えるため、ホワイトライダーに接近戦を挑み、
ミア技術少尉は、砂塵を巻き上げ、ブラックライダーの姿を浮彫にします。
そこを、アルマ少尉機が、ブラックライダーのスチールヤードを破壊。
アキンは、機体が破壊され、叱られると、逆上し、THEMISを発動します。
性能が向上したブラックライダーは、アルマ少尉機を圧倒しますが、
あと一歩の所で、機体が停止し、ホワイトライダーに連れられ、撤退。
アルマ少尉たちは、HLVを回収し、無事に帰還します。

HLVから回収した機体は、外装が無く、フレームの状態で、
イルメラ軍曹たちは、機体の仕様に付いて思案します。
後のケンプファーのように、設計からは、強襲用の仕様が読み取れますが、
帰還を重視していない仕様に対し、キリー少佐は、猛反対します。
また、仕様はまだですが、機体名をティターニアと命名し、
妖精の女王の名に相応しい機体にして欲しいとイルメラ軍曹たちに依頼。
その後、気持ちの逸るアルマ少尉を呼び出します。

ノア・カーペンター[Noah Carpenter]
ホワイトライダーのテストパイロット。27歳。
神経質な性格で、病的な潔癖性。私生活では、白服ばかりを着ているが、
服が汚れると気持ちが落ち着かなくなる。

アキン・ヴァンデンベルグ[Akin Vandenbergh]
ブラックライダーのテストパイロット。18歳。
破壊衝動が強く、物や生物を玩具のように弄び、壊したいという欲望に
駆られている。研究所で虐待を受けていたため、叱られることに対し、
異常な程に恐怖感を抱いている。

□機動戦士ガンダム0079 エピソード ルナツー
 第1話「ルナツーへ」

サイド7から脱出したホワイトベースは、ルナツーに寄港します。
ルナツーへの寄港は、U.C.0079.09.20のことです。

□機動戦史ガンダム武頼
 第弐拾捌話

少しばかり前のこと──
蛇の鉄機が宇栄多藩の城下町を襲撃します。
弾十郎(幸光)は、不動丸で対応しますが、
アマツレイが現れ、幸輝に貸したものを回収に来たと言い、
十種のひとつである死返玉(まかるかへしのたま)を回収します。
弾十郎は、家族の仇だとアマツレイに殴り掛かりますが、
アマツレイは、指を鳴らし、大蛇(おろち)を再起動させます。
そして、宇栄多の地を人質に、道返玉(ちかへしのたま)を要求。
弾十郎は、十種の鍵を知らないと答えます。
すると、不動丸のコクピットに印籠が現れ、中から玉が出て来ます。
弾十郎は、宇栄多の民を守るため、道返玉をアマツレイに渡します。
アマツレイは、祠杜岡で待ってると残し、宇栄多の地を去ります。

弾十郎は、これまでの経緯を千夜たちに語ります。
黒星は、アマツレイの名を天津技研にいた時、資料で見掛けたと。
アマツレイとメガネを掛けた人物の写真と、4人の写真がありました。
4人の中には、黒星のオリジナルと思しき人物も写っていました。
そこへ、十契藩の藩主、半藏が、画叫老人卍を連れて現れます。
彼の師匠は、アマツレイと一緒に写っていたメガネの人物のようで、
その初代画叫老人から、自分が旧時代の人間だと聞かされてきたと。
そして、巫獄三十六景図と書かれた物から多数の紙を取り出します。

祠杜岡藩では、虚のイカルガが戻り、潮のエビスに神器を渡します。
エビスは、素顔のイカルガを見て、予備を用意すると言います。
イカルガは、徳轟総全に聞きたいことがあると詰め寄りますが、
総全は、己が何者か思い出したか、イカルガ。いや、天炉龍侍と問います。
総全は、全ては、取り戻すためだとイカルガに答えます。
人は、世は、選択を迫られていると。
鬼と頑駄無に抗い、未来を回す歯車か、
鬼にも頑駄無にも抗わぬ、過去に回される車輪かを。
旧きもの共を滅ぼさぬ限り、我々の世は来ぬのだと持論を展開します。
そして、イカルガこと、天炉龍侍にお前はどちらだと?選択を迫ります。

□機動戦士ガンダムNT
 第43話『過ちの炎』

ラソイオが仕掛けた時限発砲装置が作動し、ブライアーは、腹部を損傷。
ラソイオは、ブライアーが殺気を感じ取ると推察し、ラソイオの意思が
関与しない自動の発砲装置を仕掛けていました。
22口径のホローポイント弾で、体内に大きなダメージを与えるそうな。
屋敷の周囲でも火事が発見され、消防にも連絡が行きます。

ブライアーは、重傷を負いながらも、ティートを助けるべく行動します。
が、頑ななティートは、彼女が差し出した手をはね除けてしまいます。
ブライアーもボナヴェントも嘘を吐いていたとして、嫌いだと涙します。
ブライアーは、世界中の誰よりもティート様をと言い掛け、絶命します。
ティートは、この時初めて、ブライアーの傷に気付き、駆け寄ります。
彼女を呼ぶティートの声に応えることなく、また、フラニーも消えます。

そこへ、ラソイオが現れ、お前は、オレだとドッグタグを手渡します。
誰からも愛されずに生まれ、誰からも愛されずに育った、オレとな。
ドッグタグを受け取ったティートは、何かに導かれるように拳銃を拾い、
ラソイオへと銃口を構えます。ラソイオは、傑作だ。やっぱりお前は、
オレと同じなんだ。オレと一緒に地獄にと言い掛けた所で、銃殺されます。
何発目かの銃弾が跳弾し、ティートの右眼を掠り、傷付けます。
会長代理が駆け付け、唯一生存していたティートと共に避難します。

コロニー貨物船労働協会本部が全焼し、この事件により、屋敷内にいた
ほぼ全ての人間が死亡し、協会は、会長を含む幹部の大多数を失います。
協会は、業務統治や管理を行うことが事実上不可能な状態に陥り、
協会の業務は、連邦商務省から派遣された特任斑に委任されることになり、
協会の一部勢力が実施していたストライキは、即日に解除され、
サイド3において、長らく続いていた混乱の一部も回収されます。

そして、コロニー貨物船労働協会の解体を含めた、組織再編が
コロニーと連邦の両高官により、執り行われることになります。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギス
 最終話:後編[Resonance IV」

タイタニアIIから染み出して来たシロッコを慕う情念がマシロに迫り、
包み込もうとした瞬間、シロッコの思念がそれらを引き裂きます。
シロッコの思念は、これらの無秩序な大衆の望を感情で受け止めては、
容易に圧し潰されてしまうとし、絶対的指導者は、常人には務まらないと。
それでも、その道を往くのか?と、思念は、マシロに問い掛けます。
マシロが首肯すると、シロッコの思念は、世俗に生きる者には、
私の記憶も能力も呪縛でしかないと言い、それらをマシロから分離します。
そして、ただのお前として、生きて見せろと、マシロの前から消失します。

マシロは、古城のようなフィーの深層に赴きます。
閉ざされた巨大な扉を前に、玉座で膝を抱えるフィーに語り掛けます。
フィーは、先鋭化されていたとは言え、表に出た攻撃性は、私のもの。
こんな身勝手な破壊衝動を抱えていたなんてと、自分に恐怖します。
これを聞き、マシロは、それは、俺も同じことだと答えます。
シャマールも俺だとして、犯した過ちは、自分とは無縁では無いとも。
だけど、あいつを否定する自分もちゃんとここにいると持論を話します。
また、シロッコも戦争を遊びとし、他人を駒のように動かし、
サイコマシーンで、誰かを操ろうとしたのかも知れないが、
それがシロッコの全てではなく、世界を救えるのは、自分だけだとし、
ならば自分がやらなければと、そう思える男でもあったと評します。
先鋭化し過ぎた直感や感情でも、肥大化し過ぎた理性でもいけない。
俺たちは、その間に居続けるんだと閉ざされた扉を開け、フィーと対面。
フィーは、マシロの言葉を、硝子のロープを目隠しで渡るようだとし、
マシロは、滑り落ちないように、人と人は、繋がるんだと手を取ります。

瞬間、タイタニアIIから脱出ポッドが射出され、マシロは、後を追います。
タイタニアIIが背後で爆発し、オーヴェロンは、ポッドの方に飛ばされます。
マシロは、必死にポッドを捉えようとしますが、シロッコの言葉通り、
彼の記憶も能力もマシロには無く、操縦方法をも忘れてしまいます。
それでも何とかポッドを捉えると、接触通信で、フィーに話し掛けます。
が、フィーは、マシロのことは疎か、自分のことも判らない様子……。
マシロは、戸惑うフィーに優しく語り掛けます。
 俺たちが進む未来を一緒に考えよう、生まれ変わったつもりで、と。
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ガンダムエース2022.12(No.244)

2022年11月25日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2022年12月号〉
2023年01月号は、明日発売ですが、
本日は、2022年12月号からの備忘録です。



□機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE & PIECE
 第1片 KA・RR・AS(1)

U.C.0103年 暗礁宙域──
連邦のニタ研から脱走した少女たちの小型艇が警備のMSに追われ、
そこに、ノーティラスが現れ、彼女たちの窮地を救います。
ディミアン・カラス、あなた方を向かえに来た…教師ですと名乗り、
ノーティラスの巨体を巧みに操艦し、取り囲むMS群の攻撃を躱します。
そして、高振動ワイヤーを繰り出し、MS群を瞬く間に断斬します。
同乗していたクォ・グレーは、1分48秒で9機撃墜と新記録を祝福。
カラス先生は、機体をクォ・グレーに任せ、小型艇に移乗します。
宇宙空間でも生身で数秒は居れるようですが、
白スーツのみで、ダイブするのは、辞めた方が良いと思います。

カラス先生は、リーダーらしき少女に、これまでの経緯を訊ねます。
彼女たちは、貧しいコロニーから集められ、選別され、施設へと。
そこで、火災が起き、仲間と共に脱出を図ったということだそうです。
カラス先生は、時系列の記憶も正確で、混乱もしていないと褒めます。
彼女は、一緒に脱出した他の小型艇も助けて欲しいと依頼しますが、
カラス先生は、その必要は、認められないと断ります。
基地を爆破したのは、私ですが、あなた方を助けるためではないと、
私は、私の基準で、私の生徒に足り得る人物を捜しに来たのだとします。

そう言ってカラス先生は、他の小型艇の様子をモニターに映させます。
子どもたちが泣き叫びながら助けを求めますが、小型艇は隕石に衝突。
少女は、非道だと断じますが、カラス先生は、NTであるかではなく、
生きようとする力、生き延びる意志を持つかどうかだと持論を展開し、
この艇を助けたのも貴女に目を付けたからで、他の子どもはついでだと。
3つ目の小型艇も隕石との衝突コースに乗り、カラス先生は、
これが最初の受業だと言い、その様子を彼女に見せようとします。
彼女は、神様に祈りますが、カラス先生は、気の済むまで祈りなさい、
その心に刻みつけるのです。神など…存在しないということを、と。

そこへ、木星お兄さんのガンプが現れ、小型艇を衝突から救います。

□機動戦士MOONガンダム
 episode 52

シャア大佐は、地球寒冷化作戦に先立ち、氷上でのMSの操縦を、
部下たちに意識させつつ、帰投します。扉絵が、近藤和久っぽい。
正しくは、月刊ニュータイプ1987年11月号付録のポスター。
捕虜になったサフィラ中尉は、ナナイからの尋問を受けます。
ミネバを泳がせ、シャアの所在を突き止めるのが目的でしたが、
実際は、ミネバを移送していたのは、リュース少佐だった。
この事実を前に、連邦はどう動くのかとナナイは、訊ねます。

サフィラ中尉は、ティターンズの残党にアイデアを渡し、
サイコプレートを造らせた謎の人物、エンキドゥに言及します。
ENKIDUは、DEIKUNのアナグラム、父の名を継ぐ意思表示と推察。
総ては、あなたたちが小細工が引き起こしたことだと断じます。
ただ、その小細工に引っ掛かり、後押しをした自分も同罪だとします。

ギュネイ准尉は、ユッタに、アゴス少尉のことを訊ねます。
尋問ではなく、個人的に知りたいだけだと前置きします。
ギュネイ准尉は、アゴス少尉の調整や特別任務の内容を話すと、
ユッタは、ギュネイ准尉に友だちなの?と訊ねます。
ギュネイ准尉は、ライバルと言えば聞こえは良いが、蹴落とす相手だと。
特別任務も自分がやりたかった、あいつは一足先に少尉に任官された。
後任の募集が掛かるかも知れないから、奴の生死が知りたいと話します。
ユッタは、この言葉に激昂し、アゴス少尉がされたことは、
人が人でなくなってしまうことだとし、
そうまでして手に入れなきゃならないものなんてと言い掛けた所で、
ギュネイ准尉は、言葉を遮り、お前は、どこの楽園から来たんだ!?
ここは、人でなしでなきゃ生き残れない世界なんだ怒りをぶつけます。
首を絞められたユッタは、膝蹴りで反撃し、椅子を投げ付け、脱走。
ユッタの脱走は直ぐに伝わり、施設内は警備が厳になります。

シャア大佐は、ミネバの部屋を訪ね、真贋を訊ねるような質問を。
わたしにバイオリンを聞かせて下さった、何という曲でしたか……。

ユッタは、格納庫で、サイコバウを見付け、サイコプレートを介し、
ムーンとリンクし、ミネバの居場所を探ろうとします。
サフィラ中尉は、その気配を感じ、ミネバもユッタを感じ取ります。
ミネバは、シャア大佐の言葉巧みな懐柔を姑息だと一蹴し、
あの時の曲を、なんなら弾いてみせようか?とシャア大佐を見据えます。

□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
 第23話「マハラジャの友情」

U.C.0123年3月13日 フロンティアIV──
リィズは、18日に花丸を付け、母親が帰って来る日を指折り数えます。
シーブックは、15日から開催される学祭で、模擬店とは別件で忙殺。
そこへ、アーサーから連絡があり、シシカバブの羊肉がないとのこと。
シーブックは、牛や豚で良くない?と言うのですが、サムが作った、
幟やフライヤーには、デカデカと羊の絵とマトンの文字がありました。
落ち込むアーサーを見て、シーブックも近くの店を探すことに。
結局、無駄足になり、遠方の店には、電話で訊ねることになります。
最後の最後に見付かり、ふたりは、リニアに乗り、地球側の港へ。
港近くの駅に着くと、シーブックの連絡で、サムとジョージも到着。

学校のOBというマイクズ・フレッシュ・ミートの店員と契約でき、
当日、商品を納めて貰うことになり、一安心。
その帰り、サムが昔の古いホラー映画で、6人の子どもが証明写真を撮る、
それが何か良くってさと、4人は、証明写真を撮ります……。

□機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還
 MATERIAL-Y130[MONSTERS]

アイシュワリヤが調査した結果、外部カメラのデータの送り先は、
エキドナと呼ばれるシステムで、得られた総てのデータが送られていると。
スコットは、試験機のデータを採っているような動きだとしますが、
アイシュワリヤは、それらのデータがあれば、監視対象を操っている
パイロットのバイタルデータを取得することも可能だと断言します。
で、エキドナは、何かしらを特定するよう作られているのではないかと。
アイシュワリヤは、エキドナに潜るか、出力信号を解析できないか尽力。
また、自分では判断できかねることもあるとして、会長を召喚します。
ただ、アイシュワリヤは、間に合わないかも知れないと呟きます。
エキドナが乗っているOSは、他とは違うようで、存在は知っていたが、
動いているのを見るのは初めてと、アイシュワリヤは言います。
そのOSは、Harmonyと言うモノで、ギレン暗殺計画では、
ジオニック系列のコード・ロジカル社製で、モバイル用OSとの解説。
79年代に15.5.0なので、15.1.0...を見ると、それ以前のver.のようです。

ヤザン大尉は、血路を開いてやると独り言ち、キマイラとセッション。
本機の貴様を品定めしてやると、シャア大佐機に挑み掛かります。
シャア大佐の方も、腑抜けた貴様に飽き飽きしていた所だと応じます。
ジョニ子は、ヤザン大尉が仕掛けることを感じ取り、自分の役目は、
シャア大佐機のファンネルを止めることだと、集中します。
ジョニーとユーマもヤザン大尉の意図を察し、その一瞬に賭けます。

ヤザン大尉機は、急激にシャア大佐機に接近し、増加装甲をパージし、
右手に持った海ヘビで、シャア大佐機の動きを封じます。
ジョニ子がファンネルを展開し、シャア大佐機側のファンネルを掣肘。
ジョニー機を、ユーマ機が身を呈し、シャア大佐機の射撃から庇い、
ジョニー機がビーム・ナギナタで、シャア大佐機に斬り掛かります。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギス
 最終話:前編「Resonance III」

ファーヴニルのハイメガ砲がタイタニアIIに直撃しますが、
Iフィールドに弾かれてしまいます。
マシロは、出力の大半をIフィールドの生成に消費され、
2射目を警戒し、周囲に気が散っている今ならと再び斬り掛かります。
が、オーヴェロンは、手にしたビーム・サーベルを手放します。
シロッコの思念が現れ、力尽くで引き離しても、
書き換えられた心は元には戻らん。増幅された敵意に生涯呪われ、
苛まれるだけだとマシロに忠告します。
マシロは、その忠告を、人の必死さを嗤っていると否定します。
シロッコの思念は、マシロの言葉を聞き、言われても恥じはしないが、
大義を唱え、私情を否定し、私欲を捨てたつもりになっても、
たったひとりを失っただけで、激情に駆られた男だと自嘲します。
そして、彼女とオーヴェロンは、繋がっているのだろうと助言します。

マシロは、シロッコの思念に礼を言い、お前が本当に人の意思に、
応えるものなら、繋げ、俺たちの心をとオーヴェロンに呼び掛けます。
オーヴェロンは、増加装甲をパージし、タイタニアIIと力場が同調。
フィーは、それをグリプスの呪縛と否定しますが、マシロは、絆だと。
オーヴェロンがタイタニアIIに接触すると、黒色の何かしらが逆流。

ロクサーヌ少佐たちに元に、エゥーゴ艦隊とネモ・リメス部隊が増援に。
セラーナの元にも親衛隊が駆け付けますが、ガンダムは放置しろと。
また、ハマーン・カーンは死んだとも言い、撤退を命令します。

セイン大尉機は、推進剤が尽き掛ける中で、焦燥しますが、
ケミカルライトの光を発見し、漂流するフレドリカ艦長を回収。
ただ、セイン大尉機も推進剤が尽き、帰還は無理な様子。
そこへ、レント大尉のネモ・リメスが駆け付けます。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第10話 白黒(モノクロ)の黙示録(1)

左遷されたシャア少佐が、マッド・アングラー隊の指揮官に就任し、
大佐に昇格したことが報されます。11月初旬位のことでしょうか?
キリー少佐は、改めて連邦軍の白い悪魔の脅威を再認識します。

U.C.0079年1月──
キリー少佐もブリティッシュ作戦に参加していたようです。
しかし、コロニー落としの惨状や、部下の死を目の当たりにし、
敵を倒すことよりも、ひとりでも多くの仲間を帰還させることに拘泥。
で、女性のみの部隊が設立されることになり、指揮官に推薦されます。
MSを降りることに葛藤があったが、MSに乗らずにいるからこそ、
救える命もあると考え、ノイジー・フェアリーの指揮官に。

戻りまして。
キシリア少佐に要請していた物資が、キャリフォルニア基地に
HLVで届くとの連絡があります。アルマ用の新機体だそうです。
ですが、HLVが軌道を逸れ、連邦勢力圏の北米オーガスタ方面に落着。
ヘレナ曹長のイフリートが改修を終え、HLVの捜索に全員が出撃。
機密を連邦軍に渡す訳にはいかないため、回収が困難な場合は破壊。

落着したHLVは、簡単に見付かりますが、ホワイトライダーが彷徨き、
1機だけとアルマ少尉機が突出し、ブラックライダーの攻撃に晒されます。
ブラックライダーは、光学迷彩を起動させ、ヘレナ曹長機を圧倒。
因みに、ホワイトのパイロットは、ノア、ブラックは、アキンとのこと。
ノアは、ペイルライダー計画が最終段階に入り、捨て駒のように、
突然に実戦投入されたと、グレイヴに愚痴を零します。
アキンの方は、模擬戦ばっかりで、本物の敵と戦えると嬉しそう。
ノアは、それ程楽観的ではなく、勝敗に限らず、逃亡したとしても
結局は、用済みの自分たちが生かされることはないだろうとします。
そこへ、アルマ少尉機の射撃が、ホワイトの胸部を小破させます。
その瞬間、ノアの表情が一変します。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 #35「そこに残った若さ取り出し」

サナリィもオールズモビルの襲撃に遭い、漸くフレームが完成したF91を
渡す訳にはいかないと、ジョブがF90の3号機に乗らんとしていましたが、
そこへ、ディル少尉を伴い、ハウゼリー議員が駆け付けます。
その地下では、カガチがボリノーク・サマーンを使い、メインフレームに
遅効性ウィルスの注入作業を行っていました。サイファーもまた。
ディル少尉は、戦闘用のAI「K.B.」が搭載されている白い3号機に搭乗。
何故セータの主題歌のタイトルがと思いましたが、このためですね。
3号機は、研究所内でのデータ収集・反映を主体とし、実戦は非想定。

共和国解放戦線が陽動している間に、NSPのキッチ大尉の小隊が潜行。
キッチ大尉のケンプファー、部下のふたりは、ゲルググタイプ。
で、F90と共に、ハウゼリー議員の存在を確認し、謀殺に向かいます。
部下は、コロニー開発を進め、スペースノイドの権利強化を唱える議員で、
我らの同志ではないかと上申しますが、キッチ大尉は、抵抗の象徴である
ガンダムを、ジオン潰しに使おうとする政治家が信じられるかと断じます。
ロナ家は、マハとガンダムを使い、地球圏を簒奪しようとしているとの
ライン・ドラグン閣下は仰ったとも言っていました。
次の瞬間、キッチ大尉の部下の14C型(リヤ機)が破壊されます。

避難中のナナは、誰かしら(ディル少尉と機体?)の怒りを感じ取ります。

ディル少尉のF90(R型のステルスアーマー+L型のロングライフル)は、
迎撃を受け持ち、ギデオン大尉たちに救助と消火を任せます。
また、ディル少尉は、目の前の敵ではないプレッシャーを感じ取ります。
F90の火砲は、K.B.の支援で、14型(ハインツ機)の回避を予測し、撃破。
キッチ大尉は、発砲の熱源を辿り、ディル少尉のF90に強襲を掛けます。

サイファーは、サナリィの技術がオープンソースになれば、
地球圏の技術革新が進むと、カガチに語りますが、本心ははぐらかし、
ただ、英雄の介添人とだけ自称します。

月刊モビルマシーン縮尺版 VOLUME 03
今号は、F7系のお話。F90は、F90Sの単なる量産型ではなく、耐弾性を
強化したコクピット、F91に繋がる背部、脚部のスラスター・ベーン、
腕部、腰部、脚部にF90同様のハードポイントが装備され、高出力だが、
整備に手間の掛かった脚部の双発ジェネレーターは、背部に移設されている。
疑似人格CPの支援なしで、F90と同等の火器管制能力を確保している。
S型のユニットを装着し、火力支援任務に特化。B型のユニットを装備し、
重爆撃機としての運用も可能にしている。
また、ヘビーガンと同様に主砲を廃し、近接格闘戦にも対応が可能な設計。
が、サナリィの思惑通り、F70が量産されることはなかった……。
次号は、その辺りについて語られるそうな。
U.C.0146年10月10日 ディナ・キム

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第14話「Reactor2」(後編)

ジョエルのカラミティは、左腕部のビームガントレットを発振させ、
ライジン装備の右翼部を斬断し、バランスを崩したエクリプスを鎚撃。
そこへ、ケニーのエクリプス2号が駆け付け、カラミティを剣で殴打。
ケニーは、出来もしないことをするな、出来ることだけをしろと忠告。
お姫様は、お前を助けるため、こいつを起動させちまったと通信し、
左腰部のビームサーベルを抜刀し、タツミ機を斬撃する軌道を取ります。

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION
 第100話「負傷兵」

モンシア大尉のマリーネが、ネオ・デラーズのハイザックに組み付き、
投降を呼び掛けますが、ネオ・デラーズ側の僚機が加勢に現れます。
その機体を、ベイト大尉とアデル少尉のクゥエルが撃破します。
ハイザックのパイロットは、逃亡しますが、モンシア大尉は、仲間と合流。
当初の任務だった、ハイザックの奪還を終わらせ、アル・ギザに帰還します。

ファルは、ネオ・デラーズに保護され、艦橋に案内されます。
ファルは、そこで、父親ジュウゾウの忠臣、ギスケル大尉に再会します。
彼は、ジュウゾウの特命を受け、地球に降りていたとのことです。
その特命とは、ファルの兄、カイト・レゥ・アマトの捜索でした。
一応、カイトは、地球降下作戦で戦死したとの通知が来ていましたが、
ジュウゾウは、それを信じず、と言うよりも信じたくなかった……。
ア・バオア・クー戦で自身も重傷を負い、病床にあり、特命を発したと。
この艦は、ジュウゾウの座乗艦だった、カイエンという艦名だそうです。
また、ファルは、強襲機動型ゲルググRに付いてもギスケル大尉に訊くと、
大尉は、このコロニーにある独立戦争の遺産の封印を解きに来たと。

大尉は、カイトの捜索に付いても話します。記者を装い調査を続け、
3年近く過ぎた0083年の半ば頃、ボランティア運営の施設病院で発見。
3年前の戦闘で瀕死の傷を追いながらも、何とか生きていましたが、
重度の記憶障害が残り、自分の名前さえも思い出せない状態だったと。
で、残党の拠点に潜み、宇宙に上がる機会を探っていた間に、
デラーズ紛争が始まり、演説を見たカイトは、徐々に記憶を取り戻し。
ファルは、その話を聞き、件のゲルググRには、兄が?と察します。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report11「まどろみの追憶」

キッカは、次の取材場所に向かう飛行機の中で、一年戦争を追憶します。
ア・バオア・クー戦でのアムロが内火艇に合流する迄の一連の流れ。

西欧イギリス・ヒースロー空港に到着します。天気は晴れ。
ほぼ曇りの空港と聞きますが、実際どうなんでしょうか??

□ザ・ブルー・ディスティニー
 STAGE 60 戦場に二人(後編)

フィリップ少尉は、ドミナンスの射撃で、ギャンの行動不能を狙いますが、
ジル少尉は、整備にも関わっていたため、彼の戦法を読んでいました。
また、ジル少尉は、通信を切り、フィリップ少尉との舌戦も避けます。
フィリップ少尉は、戦争はもうすぐ終わる、互いに戦う必要なんてない。
EXAMを巡る争いだったら、ユウとニムバスで決着を付ければいい。
スパイ故にジオンにも連邦にも生きる場所のないジル少尉は、
フィリップ少尉への罪滅ぼしに討たれることを望んでいると解します。

両機は、機体が接触する程に肉迫し、フィリップ少尉のドミニオンは、
クロスカウンターのようにギャンのランスの剣撃を逸らし、右腕を斬断。
そのままギャンに組み付き、接触回線で、ジル少尉に呼び掛けます。
フィリップ少尉は、これでジオンのお前は死んだとしますが、
ジル少尉は、機体の融合炉を暴走させ、初めて逢った日のことを語ります。
そして、フィリップ少尉に別れを告げ、ギャンを自壊させます。

病床にあったトリスタン少尉は、医務室を抜け出し、戦場を欲します。
ビットリオ曹長に火傷の痛みを抑える注射を受けるのですが、
大量に使用すれば、神経系に副作用があるとのことで、
トリスタン少尉は、未来は、ニムバス大尉にだけあればいいとし、
狂気に染まるトリスタン少尉は、さらなる力を求め、
この研究所で、実験中止になった機体に搭乗し、出撃を試みます。

□機動戦史ガンダム武頼
 第弐拾漆話

虚のイカルガは、刀身に映った素顔を見て、記憶が甦ります。
満身創痍の龍侍は、炎心への復讐を誓う、アマツレイと対峙します。
アマツレイは、ただ殺したのでは芸がないと、左手の義手を翳します。
そして、俺が打ち直してやろうと、龍侍の額に義手を当てます。
「己の過去を全て失ったお前は、虚ろな刃となり、
 恐怖と屈辱の中を生きるのだ。そして、憎悪しろ。
 お前の全てを奪うもの、頑駄無を」とアマツレイは、呪詛を唱えます。

愕然とする龍侍に、千夜が兄上と声を掛けます。
彼女の声を聞き、自分は今まで何をやっていたのかと自責の念に囚われ、
千夜の待ってと言う声を振り切り、迦楼羅に搭乗し、その場を去ります。

千里は、落ち込む千夜に檄を飛ばし、生きているなら龍侍に聞けば良い。
虎徹の生まれが何であろうと関係なく、千夜の刃として戦っている。
天炉の過去は、後ろに置き、立って為すべきことを為せと奮い立たせます。
千夜は、やや冷静を取り戻し、後始末の手配を指揮します。
千里は、伝手があるとし、虎徹を宇栄多藩に運ぶことになります。

宇栄多藩で、黒星は、炎心から口止めされていた過去の件を話します。
武頼の鎧一式を外し、整備を行おうとしていましたが、
少し目を離した内に、鱗状の物質が武頼を覆い尽くしていました。
錫乃は、蛹のようだと評します。鉄正たちも顔を見せます。
鉄正によると、錫乃たちが尽華流藩を出た後、格納庫の扉が開き、
その奥に旧時代の鍛冶場があり、古い文字で設計図らしきモノがあったと。
必死に解読した所、武頼が送信主で、急ぎ鎧を造れとのことでした。
で、ある程度形になったモノを持ち込み、ここで仕上げるそうな。
祠杜岡藩での最終決戦までの1ヶ月、武頼の改修に取り掛かることに。
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