コキュートスの記憶

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機動武闘伝外伝 その4

2024年11月26日 | 短編
機動武闘伝外伝のお話 その4

1995年8月号のお休みを挟みまして、9月号から第2章が始まります。

モヒカンガンダムの謎の光に包まれた、クロウザは、ネオブラジリアの
瓦礫の中から発見されますが、これまでの記憶を失くしていました。
ゲンナイとザンキは、この時点では、行方不明のままになっています。

ネオブラジリアの地下では、各国が開発したモビルファイターを、
他国の機体と互いに戦わせ、その実戦データを取っていました。
本来、ガンダムファイトは、開催期間外、出場機体以外での地球での
バトルが禁止されていましたが、旧世紀に放棄された同地の地下は、
巨大な多層構造都市になっていて、闇ガンダムファイトと言う名の、
実戦異種間試合が行われ、次代のMFの開発に活かされたんだとか。
勿論、どの国も素性が判らないように、偽装しているそうです。

シャイニングニンジャと共に発見されたクロウザは、チームTという
闇ガンダムファイトのサポートチームで、リーダーのティカが自軍の
ガンダムシーフを回収する際に発見し、自軍の工場に運び込んでいます。
多分、対戦していたのは、リグ・シャッコーぽい両肩のガンダム系。
ティカは、シャイニングニンジャを気に入り、修理を行いますが、
肝心のクロウザが記憶喪失で、今月号は、登場しません。

で、ティカのチームは、シーフを改修し、ハイパーガンダムシーフで、
チャンピオンに挑戦していますが、データすら取れず、敗北します。
因みに、チャンピオンは、ダークネスクローを必殺技にしている
白い(光ってる?)マスターガンダムタイプの機体です。
敗北したティカのチームは、スポンサーからこっぴどく怒られています。
シーフのパイロットは、ウエッジという純朴そうな青年です。

ガンダムシーフは、ネオドイツの量産型モビルスーツを改造した機体で、
機動性を重視し、両腕部の装甲を最小限に留めた、軽量級とのこと。
小型ランドセルに懸架された、ビームトマホークが唯一の武器です。

そんな感じで、第2章は、ゆっくりと始まって行きます。

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