コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

鮭とイクラの親子丼

2005年10月05日 | MS & MA
No.0082「MS-06K/ザクキャノン」
H:18.4m/W:59.1t
役職はなぜかしら「お客様」でした。


第82回「ザクキャノン」
「ザクキャノン」は当初、対空防御手段として考案された仕様で、J型に対空砲をオプション
装備するという計画でしたが、重量バランスなどの問題が解決できないままでした。その後、
開発を担当していたキャリフォルニアベースへ連邦軍の「ガンキャノン」のデータが送られ、
計画は再検討されています。検討に際してコンセプト自体も見直されており、対空防御を主目
的とせず、対MS戦における支援用として変更されています。計画の変更後、程なくしてキャ
リフォルニアベースで1号機がロールアウトしています。
機体は、J型からモニターアイを全週式に変更し、右肩に180mmキャノン砲を備えています。
この火砲は通常火薬式で、背部のバックパックと一体化されており、通常型のバックパックと
交換でき、換装すればJ型と同様に運用することが可能となっています。また、バックパック
には大量MS戦を想定して開発された火砲「ビッグガン」を装着することもできます。この他、
両脚部には「グフ」で培われた技術を活かした補助推進装置が設置されており、地上における
機動力の低下が抑えられています。
K型と呼ばれる本機種は、量産計画は却下されたものの、試作された9機による実戦部隊が編
成され、総てが北米戦線で実戦参加しています。中でもイアン=グレーデン中尉などが搭乗し
た機体は、頭部に2本のアンテナが備えられており、「ラビットタイプ」と呼ばれています。
また、東南アジア地区では、下半身を塹壕に埋めた現地改修機と思われる機体が、豪州方面で
もヒューエンデン基地の防衛などに投入されたという興味深い報告例もあります。
大戦後、本機は連邦軍に接収されており、一応の近代化を施された宇宙戦仕様として改修され、
アレキサンドリア級巡洋艦ハリオに3機が配備されています。

以上で第82回の講義を終了いたします。
次回の第87回では「プロトタイプドム」についてお話しいたします。
※83~86は既出のMSなので、保留とさせていただきます。
コメント (6)
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