聖闘士星矢 第93話

＜第93話 遙かな神＞

ハクレイを殺したハーデスに、シオンは怒り心頭。
必殺技・スターダストレボリューションを放ちます。
が、その拳撃はハーデスの法衣に創られた宇宙に消え行くばかり…。
さらにシオンの拳撃を数倍にし、撃ち返してきます。

まさにその力はヒュプノスたちとも違う、畏怖すべき存在の神の姿。
圧倒的な力の前に愕然とするシオン…、それでも師が繋いだ命…。
せめて、結界だけは解除してみせようと、師の剣に向かいます。

ハーデスもそれに気付いており、アテナの剣を手折ります。
ユズリハは眼前に迫るハーデスに身体が竦んでしまいます。
彼女もまた、ハーデスに畏怖すべき神の存在を感じたのだと思います。
結界を解除する剣を失った二人は為す術もなく…。

が、そんな窮地の二人の前に現れたのは、テンマと童虎。
ハーデスの一撃を天秤座のシールドで防ぎ、ピンチを救います。
テンマたちはシジフォスに頼み込み、駆け付けたようです。

テンマはハーデスに「アローン、お前がやったのか？」と問いますが、
ハーデスは「アローンは既に死んだ」と答えて返します。
テンマは、これを聞き、怒りの心で、流星拳を放ちます…。