聖闘士星矢LC 第141話

＜聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話＞
■第141話「決起」

「アテナエクスクラメーション」によって門が破壊されます。

同時刻－。
カノン島のデフテロスは、シジフォスが逝去したことを感じます。
また、弱者のために己を犠牲にすることには、共感はできない、
しかし、シジフォスが己を全うしたことは理解できる、と。

そして、デフテロスは踵を返すと、火山帯の洞穴に歩を進めます。
そこには天秤座の武具が散らばり、その先には童虎の姿が…。
天秤座の武具は傷を癒す童虎を護る結界となっていたようです。

デフテロスは童虎に歩み寄り、ハーデスにやられた傷痕を確かめ、
小瓶に入った液体を指先に垂らし、童虎の心臓へ突き立てます。

心臓をひと突きされた童虎は、その小宇宙が息吹を吹き返します。
復活した童虎は、デフテロスからこれまでの成り行きを聞き、
アテナ軍が空のロストキャンバスへと進軍したことを知ります。

デフテロスは逸る童虎を制し、先ほどの小瓶を取り出し、
このアテナの血を持って、アテナ神殿へ行くことを命じます。
デフテロス自身はことの詳細を知らないようですが、アテナの血に
戦局を左右する程の秘密が隠されていると感じているみたいです。
で、詳しくは教皇に聞いてねってことだそうです…。

童虎はそれほどの秘密を知っているデフテロスに対して
何故、今の今まで聖戦から遠ざかっていたのかと訊ねます。

デフテロスは、時期を待っていたとだけ童虎に答えて、
顕れた双子座の黄金聖衣を纏います。

破格の実力を期待したいところでございますね。
が、ますます教皇の間に集った双子座は誰だって疑問が（笑