サンダーボルト 第63話

□機動戦士ガンダムサンダーボルト
第63話 水上都市②

ダリルたちが襲撃した南洋同盟の寺院は、
目的のサイコザクは無く、単なるＭＳ整備場でした。
部隊は戦死した僧兵たちの死体を焼却処理し、
生き残った僧や衆徒たちは捕虜として連行されます。
歩兵たちは、隠れていた女性や子供を発見し、
我先に戦利品を頂戴しようとしますが、
ビリー少尉が軍規違反だとして、制止いたします。

また、寺院では仏像などの移送が始まっていました。
フィッシャー曹長は人類遺産を戦争による焼失から
保護するとは言え、墓泥棒の気分だと呟きます…。
地上部隊は人類遺産と捕虜を伴って基地に帰還し、
ゾックはメガ粒子砲で寺院を破壊いたします。

「将軍」と呼ばれるヨハン中佐^※は、
回収した人類遺産を眺め、満面の笑みを浮かべます。
軍での出世は望めない代わり、多くの美術品を
コレクションしているんだそうです。
で、次は古寺にある仏像が欲しいそうで、
副官のグース中尉に偽情報と計画を命じます。
※ア・バオア・クーの敗走で中佐に降格とのこと

ダリル少尉は作戦を終え、情報部のガセネタには
ウンザリだ、サイコザクに関する確度の高い情報を
掴んで来いとペトロ軍曹に怒気を含めて話します。