〈月刊ガンダムエース2025年01月号〉
□機動戦士ガンダムF91 エターナルウインド
第1話『新開地を襲う敵』
宇宙世紀0123年3月16日 フロンティア・サイド──
アンナマリー偵察戦隊が尖兵として、フロンティアIVを偵察。
コロニー外で作業中だったレズリーたちは、訝しげに眺めています。
アンナマリー偵察戦隊から通信があり、ザビーネ大隊が出撃します。
ザビーネ中尉のベルガ・ギロスは、獅子の図柄のビームフラッグを展張。
ドレル大尉のベルガ・ダラスは、太陽の図柄のビームフラッグを展張。
アゾリー隊やコウドリアン隊も続きます。
ザムス・ガルの蒼の戦隊は、サウザンズ・ジュピターの制圧を担当。
蒼の部隊は、第3戦隊のゼルゲス大隊のことでしょうか??
ミノフスキー粒子がサイド全体を覆えば、情報伝達が不確かになるとし、
鉄仮面は、ネオ・サイコミュで、戦場をリアルタイムで見ると、離席。
鉄仮面が去り、ジレ大佐は、半ば呆れたような態度を見せます。
多数のCV機がコロニーに押し寄せ、コロニー公社の職員は、動揺します。
連邦軍の駐留艦が攻撃を受け、レズリーたちは、反乱だと気付きます。
ザビーネ戦闘大隊は、15番ハッチを焼き破り、コロニーへと侵攻します。
そこへ、ジェガン小隊が現れ、彼らを迎撃する状態になります。
シオは、店のパンを、軍事施設に配達していました。
その帰り、CVの侵攻を聞き付け、件の計画が始まったことを知り、
セシリーに着けた発振器付きのイヤリングを気に掛けます。
シオ自身は、他人の子を我が子のように育てて来た、天からの報酬だと。
シーブックたちも参加している学園祭では、ミスコンの発表中。
ドワイト会長がミスキャンとして、セシリーの名を呼びますが、
セシリーは、その挨拶で、辞退しますと宣言し、トトカルチョに言及。
ジェガン小隊は、コロニー内へと後退しつつ、CV軍を迎撃します。
さらにコロニー内でも構わず、ミサイルを掃射し、内壁を破壊します。
その影響で、コロニー内の大気が宇宙へと吸い出され、学園祭にも影響。
その瞬間、シーブックは、宇宙から何か来ると、セシリーは、耳鳴りを。
1機のジェガンが校舎へと尻餅を付き、ミスコン会場に迫ります。
生徒たちは、警察や連邦軍に通報しようとしますが、携帯の電波が無く、
黒の戦隊のデナン・ゲーがジェガンに銃口を向ける姿を撮影していました。
□機動戦士MOONガンダム
episode 67(後編)
紅棍のメガライダーによる攻撃は、管制室を避け、南極基地を破壊。
ウバルド大尉は、人質を取り戻す作戦なのにと悪態を付きますが、
ユッタの落ち着きようを見て、人質が無事であると確信します。
ウバルド大尉は、逡巡するユッタに、お前が本物のNTかどうかなんて、
どうでも良いが、お前がそうと決めた相手に対しては責任を取れと。
全力で守るんだ。例え世界中を敵に回すことになったとしても!と説得。
ユッタは、ウバルド大尉の言葉に押され、覚悟を決めます。
サフィラ中尉のリガズィードに同乗するミネバは、敵の狙いは私だと。
私が連邦の手に落ちることを、どんな手段を使ってでも防ぎたい、
ムーン・ムーンの秘密を守りたい者が紛れ込んでいるため、
一緒にいれば、巻き添えを食うと話します。発振器のことも明かします。
紅棍のメガライダーは、北極基地の電源設備を破壊するため、
第二射の準備を始めますが、アムロ大尉のジェダが停止を呼び掛けます。
□機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ASTRAY
develop03:想定外の邂逅
ロウたちの母艦リ・ホームは、一路メンデル・コロニーを目指します。
そのメンデルでは、イライジャのヴァンセイバーが周辺宙域を警戒中。
劾は、コロニー内のディラーと面会し、今回の依頼内容を伝えます。
ザク量産試作型(ベースキャンプ運用仕様)を、電源として利用。
ディラーは、5年経つ今、発掘の目標は達成していませんが……、と。
劾は、情報によると、間もなく襲撃があり、君を保護する必要があると。
そこへ、リ・ホームの艦影が視認され、イライジャが迎撃に向かいます。
劾は、イライジャに、1分だけ時間を稼ぎ、艦からMSを発進させるなと。
イライジャは、艦影に、所属と目的を訊ねますが、相手は、何も答えず、
左肩部にLOWEの個人章がある機体を、左舷から発進させようとします。
イライジャが、劾にも個人章を確認させると、相手の艦が砲撃で轟沈。
劾のブルーフレームが、ザク量産試作型のNジャマーキャンセラーを用い、
ローエングリンランチャーをコロニー内から艦を狙撃していました。
劾は、あれは、ロウたちではないと、ディラーに説明し、君がいる限り、
今後もリスクが継続されると、メンデルから移動すべきだと説明します。
ディラーは、それを受け入れ、ザク量産試作型にコンテナを背負わせ、
不要になったジオグーンは、メンデルに置いていくことになります。
劾は、そのジオグーンを意味ありげに見詰めていました。
劾たちサーペントテールと入れ違いで、ロウたちがメンデルに到着。
ジオグーンはあったのですが、ディラーの姿はなく、コックピットには、
行動に注意しろとの劾からのメッセージが残されていました。
□機動戦士ガンダムF90 クラスター
第5話「ウルスラグナ」
ハルファイターと合体したF90R2型を見て、三銃士は、情報に無いと。
ガンマッド少佐は、ユーリーの名を聞き、ジュピター・サナリィで、
10年前にF90型に最初に乗り込んだというニュータイプを思い返します。
ガンマッド少佐は、相手がNTだと判断し、デスホーント・スクリューと。
これを聞き、ドドンガ中尉とイアン中尉は、ディヤウス卿の許可なく、
リミッターを外すんですかい?と。少佐は、二度言わせるなと返します。
イアン中尉機が先陣を切ると、F90R2型は、ハルファイター側が制御を
担い、ドドンガ中尉機の牽制を捌きつつ、巨大な指からビーム砲を放ち、
10本の光条が彼らの陣形を崩します。ガンマッド少佐のデスホーント・
スクリューは、ここからだろうという声に応え、ドドンガ中尉機は、
左肩部の大型防盾を前面に、被弾に構わず、F90R2型と距離を詰めます。
ドドンガ中尉は、死は、木星の日常だと、今さらビビるかよ!と強気に。
自称ユーリーは、自分の心が死んだことに気付いていない亡者と、
三銃士を評し、力押しのドドンガ中尉機の斬撃を軽くいなします。
しかし、F90R2型の動きを止めたとし、ガンマッド少佐が射撃します。
自称ユーリーは、その殺気を感じ取り、F90R2型への攻撃を躱します。
さらに、イアン中尉機が死霊の連携からは逃げられないと、追撃します。
F90R2型は、守勢に回ることなく、三銃士の陣形を崩して行きます。
イヴァルは、流星のように流れる景色を見ながら、これがエースの見る
景色なのかと感嘆します。が、自称ユーリー曰く、三銃士の目的は、
この機体を手に入れることで、まだまだ手加減をしていると忠告します。
ドドンガ中尉とイアン中尉は、このまま舐められ続けては、名が廃ると、
胴体なんて関係ない。小僧ごとバラして、残骸を持って帰ろうと提案。
ガンマッド少佐は、その必要はないと遮り、ツマらない手だが、
大人の時間と行こうと、イヴァルに、周辺の友人たちを捕捉していると。
そして、これは慈悲ではなく、強迫だとし、機体の明け渡しを求めます。
自称ユーリーは、こうなる前に、連中の戦力を削っておきたかったとし、
脅威となるF80O型を、大ダメージ覚悟で、墜とすしかないと判断します。
自称ユーリーは、F90R2型を奔らせ、ガンマッド少佐のF80O型へ。
ガンマッド少佐機は、残念だよと言い、レオンのザクに銃口を向けます。
瞬間、イヴァルの拒絶に反応し、F90R2型のウルスラグナが起動し、
イヴァルに合わせ、最適化され、有線サイコミュ的に巨腕がザクを庇い、
サイコミュバリアを展張し、ガンマッド少佐機の射撃を無効化します。
その隙を衝き、ドドンガ中尉機とイアン中尉機がF90R2型を攻撃します。
自称ユーリーは、制御が離れ、イヴァルに権限があると察知し、
落ち着けと宥めますが、イヴァルは、ジオンに生まれたからって、
それだけで殺されてたまるか!と、ファンネルを飛翔させ、迎撃します。
ガンマッド少佐は、イヴァルに、ユーリーに勝るとも劣らない鋭さを、
それ以上に、ガンダムから放たれる殺気を感じ、殺さねば、殺されると。
イヴァルのF90R2型と、ガンマッド少佐のF80O型が斬り結ぶ瞬間、
ビーム砲が両機の間に放たれ、ディヤウス卿のRGM-111型が現れます。
卿は、ガンマッド少佐に、ソレを壊さずに持って帰る約束だと言い、
また、見るべきものは、見たとして、この件から手を引こうと思うと。
月刊モビルマシーン縮刷版
VOLUME26 疑似人格AI座談会
今回は、ディナ・キム・ギンザエワ、リー・ドンフェイ、カーマイン・
エクセター、ファレス・ムアワッド、ゲトル・デプレによる座談会。
ドンフェイは、元キリマンジャロ工廠の優秀なエンジニアで、現在は、
宇宙引越公社に籍を置いているとのこと。
カーマインは、アメリア工科大学の教授で、AIの専門家と紹介されます。
専門は、人工知能応用心理学。月刊モビルマシーンは、学生時の愛読書。
ファレスは、カーマイン女教授がルポルタージュの傑作と評している
『ザク・スピードを追う』を担当した、MM編集部お抱えの用兵史家。
ディナ曰く、G-4計画は、宇宙軍と空軍のみが明らかになっていて、
陸軍と海軍のものは、今以って不明のままらしい。
最後に、カーマインがUC計画の話をすることが出来るかも知れないと。
その機会は訪れることはなく、座談会の一週間後、スペース・バスの
搭乗中に、サイド2連合の紛争によると思われるデブリの直撃を受け、
他の乗客87名と共に亡くなったことが伝えられます。
U.C.0148年8月25日 ヒストリカ・クロニカ
□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
CASE-16[選択と選別]
リュコス艦長から、資源衛星バリハイからの脱出直後、ロゼールが、
艦内で殺害され、犯人を特定できる痕跡や目撃情報が皆無だと放送が。
そして、艦の平穏を守るため、再び投票の機会がやって来たとし、
投票期間は24時間、前回同様にクルー用の端末からの匿名によると。
クロコッタ少尉は、あと48時間もしない内に、友軍艦と合流できるのに
今さらそんな必要はと異議を唱えますが、傍らのヴァーリ少尉は、
艦長はイカれてるとし、きっと楽しんでいるんだと。隊長の時もと。
マカミ軍曹は、死体の第一発見者で、乗組員から余所余所しい態度を。
レト少尉は、そんなマカミ軍曹を迎え、事件の調査を再び始めようと。
マカミ軍曹は、応えますが、レト少尉が自分に疑惑を持っていると確信。
マリット衛生士は、マカミ軍曹を心配そうに階上から見詰めていました。
撃墜されたカーシィは、ヘカーテの捕虜になり、尋問を受けていました。
ツインテールの髪型は、ウィッグで、本人は、ショートのようです。
カーシィは、クラート様に勝てる訳がないと、降伏を勧めます。
リュコス艦長は、カーシィに、クラート様のために女装してるのか?と。
そんなに尽くしても、捨てられちゃったんですものと、挑発します。
拘束着のカーシィは、違うと激昂しますが、係員の注射で昏倒します。
リュコス艦長は、あなたという道具には、相応しい役目を上げると。
レト少尉曰く、ガルニエが厨房に向かう姿が目撃されてから遺体発見まで
約1時間。監視カメラ網はダウンしたまま。大半のクルーが犯行可能と。
アジャク医師による検視結果は、頸動脈への一撃が致命傷になったと。
現場にあった大型の料理庖丁によるものだと推測します。首の切断も。
ただ、犯人は、見付かる危険を冒してまで、何故、首を切断したのか?
レト少尉は、マカミ軍曹に、犯人の立場としたら、どう考えますか?と。
少尉は、軍曹を犯人だとは思っていないと付け加えます。
余裕すら感じさせる犯行と、第一発見者という苦しい立場のちぐはぐさ
だけではなく、仮に犯人だとすれば、今度も事故に見せ掛けた筈だと。
で、これは、マカミ軍曹を陥れるための舞台ではないかと推測します。
が、それこそが軍曹を疑う理由でもあるとします。MSを操縦できたことを
黙っていたように、あなたは何かを隠していると、レト少尉は続けます。
恐らく、これまで艦内で起きた全ての異常事態とも無関係ではないと。
マカミ軍曹は、沈黙や誤魔化しで、レト少尉は、納得しないだろうとし、
暴露をするか、口封じをするかの二者択一を考えていると、ハルが現れ、
リュコス艦長から全乗組員に、重要告知の一斉送信があったと報せます。
レト少尉は、捕虜も投票の対象となったことを、艦長に抗議します。
リュコス艦長は、彼には殺せないと思ったなら、投票しなければいいと。
マカミ軍曹には、ガンダムのパイロットは必要な戦力だとし、
艦長は、今回吊されるのは、あなたじゃないと、耳元で囁きます。
加えて、私とティターンズは、生かすべき者を生かすと、明言します。
これを聞き、マカミ軍曹は、自分の家族は、死ぬべき命だったのかと。
クラートが座乗するエンドラ級では、ガザレロの残骸からの見地で、
脱出ポッドが正常に射出され、カーシィが捕虜になっていると判断。
クラートは、一縷の望み、僥倖と言うべきかと期待します。
副官は、何しろ今あの黒い木馬(ヘカーテ)には、ヴコドラクが
潜入を果たしているのですからと、続けます。
拘束着を解き、自由に行動する者の影が映し出されます。
カーシィ=ヴコドラクの変装なんでしょうか?
それともカーシィの騒動を囮に、ヴコドラクが潜入したんでしょうか?
□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
Report27「ユウ・カジマ(後編)」
キッカは、ユウが見た光は、地球から観測された、極光のような光?と。
タブレットの画像を、ユウに見せます。ユウは、そうだと、首肯します。
軍の発表では、その光は、戦闘で生じた大量のデブリが、大気との摩擦で、
燃え尽きた時に生じたものだとされていました。
ユウもそう聞かされていましたが、あの光は、ガンダムから放たれ、
アクシズに取り付いていた、全ての機体を弾き飛ばすのを、確かに見たと。
が、例のガンダムは、ロンド・ベルが独自に発注した機体だったため、
どんな仕様だったのかは、知りようもないと話します。
ただ、経験から言えるのは、軍は、手に余る兵器を生み出してしまった時、
平然と「なかったこと」にすると。
キッカは、軍の発表は、ガンダムの光を隠すための隠蔽工作だと?と。
ユウは、結局の所、自分の機体を放棄し、ログを持ち帰っていないため、
提示できるような明確な証拠はないとします。
また、戦闘という極限状態に置かれた兵士が、マトモじゃない体験を
することは有名で、聴覚が研ぎ澄まされたり、時間感覚がおかしくなり、
酷くゆっくり、或いは、早く感じることもあると。この目で見る景色も。
だから、俺の証言ひとつで、真実を証明できるとは思っちゃいないとも。
俺の話は、戦場の伝承とでも思ってくれればいいと、自嘲します。
キッカは、カジマさんの証言を信じますと、ユウの顔を見詰めます。
ユウは、根拠を聞いても?と。キッカは、事も無げに、そう感じるからと。
キッカのその言葉に、ユウは、マリオンのことがふと思い出されます。
ユウは、まるでNTのような言い方だなとしつつも、嫌いじゃないと言い、
そう言ってくれる君になら、感じたありのままを伝えられると、前置きし、
あの光は、温かく柔らかに感じられたと。あのガンダムは、NTの存在は、
決して人類に仇為すような悪魔の力ではなかったと、俺は信じていると。
ユウは、サイド6でパン屋を営んでいるかつての戦友を訪ねに行くとし、
この辺りで、インタビューを切り上げても良いかな?と、言います。
キッカは、ユウを見送りながら、温かく感じられたという光の出所を、
軍が隠そうとしたのだとしたら、その理由は、何処にあるのだろう?と。
そう考えていると、女性(ファ)が現れ、キッカ宛の手紙を手渡します。
□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
極夜黎明編(2)
ハイファンは、送り出したフィーたちに起きた事象を通信で知ります。
コニィは、宇宙に出れば、白のグリモアを感知できるかも知れないと、
今ならフィーの回収も叶うかもと、ハイファンに出撃を上申します。
ハイファンは、イレギュラーが発生した以上、アナハイム社の真意から
見極める必要があると、コニィの提案を拒否します。
また、こういう場合に備え、巫女がふたりいるのではないかとも。
ハイファンは、アナハイム社内にいる筈の同調者にコンタクトを取れと。
そして、コニィには、「槍」の最終調整を手伝ってやれと、命じます。
この機体は、嵐の庭で発掘された、デルフィニウムの試作型のようで、
コアは、BB戦士版アレックスのヘッドギアを着けた、FAガンダムで、
強化されたコニィじゃないと、乗りこなすことが出来ないとのこと。
ハイファンは、木星帰りのひとりとして、あの方に及ばぬまでも、
刻の潮目を感じる能力はあるつもりだと。あの方の復活は近いとし、
アンブロージアを移設し、オルフェウスの完成を急がせます。
レイモン室長は、メラニー会長の命により、故フランチェスカ部長の
背任行為の全てを探るように言われ、彼女の豪邸で作業を行います。
部下のヘイミルも、豪邸に泊まり込みでの作業と聞き、勝手に同行し、
フランチェスカの水着を借り、屋外プールで、気ままに遊んでいました。
レイモン曰く、旧世紀のホラー映画なら、最初に死ぬぞと独り言ちます。
部長のデータ類には、アクセスが出来ず、各部署に訊ねてみても、
彼女の周辺の情報も出し渋られます。傍らのヘイミルは、輸送艇の事故の
画像を見て、その破片が、前部署で扱ったマラサイであることに気が付き、
ティターンズの生き残りが頑張っているのかも?と、推察します。
レイモンは、であれば、積み荷のMSを狙っただけで、11R型とは無縁?と。
ヘイミルは、続けて、ジュピトリスもティターンズでしたよね、と。
レイモンは、それを聞き、シロッコ信奉者のクランかと、ハッとします。
フランチェスカは、グリモアをエゥーゴ、ネオ・ジオン、ジュピトリスに
散逸させ、グリプス戦役のような戦争を引き起こすつもりだったのかと。
ジェシー少佐たちは、マシロが検査を受けていた病院の受付に出向き、
ロン博士との面会を希望しますが、博士は、先日退職していると。
ならばと、マシロとフィーの写真を見せ、詳細を訊ねるのですが、
受付の神経質そうな女性は、個人情報だと、取り合ってくれませんでした。
受付の女性は、返す刀で、然るべき捜査権はお持ちなんですか?と。
ジェシー少佐たちは、取り付く島もなく、病院の外のベンチで反省会。
そこへ、マシロとフィーの事件を目撃した若い看護師?が通り掛かり、
ジェシー少佐は、彼女に、二三聞きたいことがあると、同行を求めます。
その頃、マシロは、退屈な授業を受けつつ、窓の外を見ていました。
□機動戦士ガンダム EPISODE STAND BY ME
第8話「拘束」
ジオン軍の士官は、民間の市場から新鮮な野菜類を徴発させます。
一応、ジオン軍は、代金を払うのですが、青果店の店主曰く、
ジオン軍の金は、ここでは通用しないと、拒否します。
ジオン軍の士官は、じゃあしょうがないと、払わずに運び出させます。
その作業中、ジオン軍の兵士は、兵舎に忍び込んだ子供たちを見付け、
捕まえようとします。それに気付いたイアンは、野菜を引っ繰り返し、
子供たちに、逃げろと叫びますが、上官の銃声で、行動を制されます。
兵舎に戻り、イアンは、再び独房送りになります。
夕飯を運んで来た同僚は、イアンに、何を考えてんだ?と窘めます。
イアンは、俺たちは、略奪者ではなく、独立戦争のために来たんだと。
同僚は、軍人は、上からの命令に絶対服従。その内処分されるぞと。
イアンは、一般人にも多くの犠牲者が出ているとしますが、
同僚は、戦争なので、仕方ない。戦争に勝つためには、仕方がないと。
イアンには、同僚の言葉に、どうしても納得できないようです。
その頃、前線基地の本部では、連邦軍のブラッドハウンドの反応が。
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