□機動戦士ガンダム バンディエラ
第28話
第28話
ユーリー中尉は、観兵式に先立ち、新聞社の掲載写真を撮影します。
愛機のコクピットに立ち、ノーマルスーツ姿で、ポーズを決めます。
取材は、キャリフォルニアウィークなどが行っていました。
また、軍事パレードを指揮するマラッパ・ダッグス中尉が現れ、
ユーリー中尉と挨拶を交わし、握手をします。
眼下には、観兵式に向け、アッガイやゴッグなどが輸送されています。
アントレ艦長が現れ、ユーリー中尉のメディア対応を労います。
ユーリー中尉は、ついこの間までただのサッカー選手だった自分に、
皆が頼り切る程に厳しい状況なんですねと話します。
地球最後の拠点がこんな寥しい場所なんだと驚きを吐露します。
艦長は、主力部隊がジャブロー侵攻で、南米に出払っているためと話し、
だからこそ、ユーリー中尉の力が必要なのだと訴えます。
傍らにいたセリダ一等兵は、ユーリー中尉の機体の損傷は激しく、
多くの機体が運ばれていたことから、新型機の配備を要請します。
が、艦長は、運搬されているのは、中身がない機体だと答えます。
ジャブロー攻略と本国防衛の軍備増強のため、余剰がないとします。
艦長は、クラウデン少尉と出会ってから、求められているモノを考え、
何が起ころうとも中尉に総てを背負わせることはしないと決めたそうです。
エルレ中将がジオン軍の軍事パレード妨害工作の概要を話し、
陽動作戦に乗るのではなく、キャリフォルニア奪還計画の前哨戦で、
パレードを妨害し、喧伝の要であるレプス部隊を殲滅せしめれば、
地球でのジオン軍の残存兵力の士気は下がると檄を飛ばします。
で、作戦の指揮を執るマーレ・カルーア少佐が紹介されます。
この間処分を受けた彼女ですが、先の件で、大尉から少佐に昇進。
輸送部隊の戦力では、心許ないと話す部下に対し、エルレ中将は、
地球で戦闘部隊と合流することになっていると答えます。
そこへ、エルレ中将の妹であるエムエム・クルガ開発主任から通信。
マーレ少佐が送った、テム博士の設計図により、難航していた、
バランサーの調整が奇跡的に上手くいったと喜びを隠せない様子。
そして、エムエム開発主任は、ガンダム系の新型機をお披露目します。