□聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング
第7話 正義の代行者(※本誌表記は、第6話)
第7話 正義の代行者(※本誌表記は、第6話)
水鏡カトレア、5歳。アテナとしては、未覚醒。
父の水鏡空彦(外科医)、母の水鏡リリー(内科医)、兄の水鏡マツリ。
マツリは10歳で、私立グラード国際大学附属小学校4年A組です。
で、家族でキャンプ旅行に出掛けていました。
その往く道で、対向車との正面衝突事故を起こし、彼女だけが生存。
シャルロットの調査によると、10年以上も前のことなので、
痕跡などは残っていなかったのですが、その場に眠る死者の魂は、
事故の瞬間に強い力──小宇宙を感じたと話したそうです。
夜姫は、カトレアが覚醒しなければ、戦わずに済むのかしらと……。
また、この1年間、ジュリアスを調査すれど、正体は判明せず。
名前からすると、天貴星の冥闘士のように思えますが。
そして、運命の日──
研修旅行の客船で、あの事件が起こります。
シャルロットが聖衣の光を見た直後、大きな揺れが客船を襲います。
シャルロットは、夜姫と翔一郎が船から落ちるところを目撃し、
彼女たちを救助できなかった、惣次郎とカトレアの姿も目にします。
それを見て、シャルロットは、揺れがアテナの仕業ではないと知ります。
シャルロットは、逃げ遅れた女生徒を惣次郎に任せ、
先程見掛けた黄金聖闘士らしき人物を見付け出そうと冥衣を装着。
瞬間、エクスカリバーの一閃を喰らってしまいます。