□機動戦士ガンダム バンディエラ
第37話
第37話
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セリダ一等兵は、「ニュータイプ」の試験を受けます。
その影響下で、セリダ一等兵は、過去を回想します。
彼女の母親、アマイア・ミルウェイは、女優だったようですが、
連邦のプロパガンダ映画に出演したとして、糾弾されます。
その映画の監督は、宇宙移民独立反対派のアースノイドで、
セリダの父親ではないかとの噂も囁かれます。
それが原因か、アマイアは、心労で、病床に伏してしまいます。
セリダは、母親の看護の際、ユーリーのサッカーの試合を見て、
自分の一番好きな場所に… いるのね… と思います。
セリダ一等兵は、睡眠時脳波検査が終了し、目を覚まします。
そして、始めてあった時のユーリーは、涙する母と同じ目をしていたと。
その様子を見ていた、被験者のひとりが彼女の心を読み取ります。
セリダ一等兵は、心に触れられたと感じ、狼狽します。
そこへ、ユーリー中尉が現れ、倒れ込みそうな彼女を支えます。
腰を抜かしてしまったセリダ一等兵は、ユーリー中尉に背負われ、
その場所から早々に立ち去ろうとします。
ユーリー中尉は、この施設の違和感を感じ取り、
また、セリダ一等兵が怯えている様子を察知します。
ユーリー中尉は、命令とは言え、セリダのような普通の女の子が
いたくない場所にいる必要はないと思うと話します。
セリダ一等兵は、それをあなたが言うのですか?と思いますが……。
先程のセリダ一等兵の心を読んだ被験者は、さらに彼女の心を読みます。
彼女が、ユーリー中尉が本当に戻りたい場所に戻してあげたいと願い、
そのため、わたしは、わたしはどうすればいいの?と考えているようです。
セリダ一等兵は、職員のひとりに自分の考えを相談したようで、
職員は、彼女にニュータイプの素質があると言い、強化手術を勧めます。