□聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
Part108 炎の彼方から
Part108 炎の彼方から
アスクレピオスは、蛇夫宮に到着します。
かつて、アスクレピオスは、病や痛みに苦しむ人間を救って来たが、
アテナは、彼を追放し、視界の穴へ落としたと。十三番目の蛇夫宮も、
無き物とし、アスクレピオスの存在そのものを抹消しようとしたと。
その神話の時代の恨みを晴らしてくれると意気込みます。
紫龍、氷河、瞬は、サマエルの毒で、瀕死のアテナを見守ります。
その解毒ができると言うオデッセウスの到着を待っています。
そこへ、アスクレピオスが現れ、紫龍たちを一蹴します。
そして、アテナを庇護する殻を、蛇の錫杖で打ち砕いてしまいます。
アスクレピオスは、その錫杖をアテナの首元に向けます。
そのアスクレピオスを、待て!と制止する声があります。
フェニックスの一輝が物々しく現れます。
紫龍たちは、一輝に希望の光を見ますが……。
アスクレピオスは、遅かったではないかと、一輝に声を掛けます。
続けて、その手でアテナを殺すのだと、一輝に命じます。