コキュートスの記憶

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F90の備忘録 02

2019年07月16日 | MS & MA
□F90の備忘録
 02:ビークラブ67

U.C. GUNDAM MECHANICAL HISTORY CHECK:2 F90 VARIATION
F90HとF90Mの解説が掲載されています。

MSジャーナル側の意見として、H型の開発思想には、
一年戦争時代のドムが念頭にあったと思われるとしています。

サナリィ開発部からは、諸元の提供があったものと思われます。
ホバーシステムは、バックパックに収められた追加反応炉で稼働し、
その最大走行速度は、1G状態の平地で、480km/hを記録しています。
ただ、F90が従来機よりも一回り小さいため、推進剤の搭載量は減少し、
ホバー走行の限界時間は、4時間前後となっています。

ドムは、ガンダムセンチュリーでは、380km/h、5時間。
EB一年戦争編では、徒歩?が90km/h、ホバーが240km/h。
NGC戦士達の軌跡の解説ムービーでは、381km/h、5時間。
PS2ジオニックフロントの動画でも同じようなのがあった気が。
で、381km/hの典拠って何処なんだろう??

M型の解説では、連邦軍に水中用機のノウハウが余り無く、
ジオン系の機体を参考に開発されたとされています。
前時代に較べ、装甲材質や反応炉の出力の向上もあり、
最大潜航深度は、400m(ゴッグの1.6倍)、
バックパックの熱核水流ジェットにより、
最大潜航速度は、90kt(ゴッグの1.2倍)に達しています。

ゴッグの深度限界は、EB一年戦争編では、200m前後、
水中最高速度は、センチュリーやMSVでは、70kt(約130km/h)、
EB一年戦争編では、75kt(約140km/h)とされています。

フリージーヤードやシュノーケルカメラを搭載し、
実際の運用試験の結果も良好で、数あるF90のオプションの中でも
特に成功した部類だと、MSジャーナルは評価していますが、
その反面、連邦政府自体が地球上を舞台とした戦闘は、
今後全く起こらないだろうという見方をしているため、
F90SからF71が生まれたような展開は、無いだろうとしています。
ニュータイプのポスターのような海洋調査や深海作業用としては、
既存の機体で賄えるってことなんでしょうか??
ザクダイバーとかは、どこかで使われたんでしょうか??
型式番号からすると、ジャブロー工廠の筈なのですが、
グリプス戦役の核で失われたりしたんでしょうか??

ちなみに、MSジャーナルによるF90の解説や意見は、
F90の漫画原作の山口宏さんが記者という体裁で書かれています。

次回は、68からの備忘録になります。

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