第8話 輪廻の果てに…

□聖闘士星矢 海皇再起 RERISE OF POSEIDON
　第8話 輪廻の果てに…

バイアン、イオ、アイザックは、アカシックデスティネイションに呑まれ、
もうひとつの世界へと飛ばされてしまいます。

13年前 ギリシア聖域──
双子座のサガは、アテナを弑殺しようとする教皇の短剣を払い除けると、
教皇のマスクが取れ、カノンが姿を表します。
カノンは、スターヒルで本当の教皇を殺し、サガに共謀を持ち掛けます。
サガは、カノンを誅殺し、これまでの実弟に対する自らの甘さを悔います。
サガは、アイオロスと共に、教皇シオンを弔い、新教皇アイオロスの
片腕として、やがて来る聖戦に備え、盤石の陣を敷くことになるそうな。
で、海皇ポセイドンの眠りを妨げる者もなく、刻は閑かに流れます。

カナダ バンクーバー──
バイアンは、水泳選手として、華麗な学生生活を送っていましたが、
そんな生活に対し、どこか虚しさを感じていました。
そんな中、彼の環境問題に関する小論文が評価され、
英国ケンブリッジ大学のコスモポリタン・アカデミーから留学の誘いが。
バイアンは、ガールフレンドにそのことを話し、キスをして帰ります。
バイアンの活躍を快く思わない不良学生を軽く遇ってみたりと。
この辺りは、男坂、リングにかけろがオマージュされていました。
そんな帰り道で、バイアンは、水面に人魚の幻を見ます。
その後、バイアンは、ごくごく普通に学生生活を過ごして行きます。

南太平洋チリ沖 サンフェリクス島──
イオは、漁師の息子として、漁を手伝って暮らしていましたが、
島外の学校に留学するようで、今日が島で暮らす最後の日らしい。
イオは、海中の景色を目に焼きつけようと、海に潜っていると、
海中に差し込む太陽光に照らされた人魚の幻を見ます。
で、イオも都会の学校で、学生生活をごくごく普通に過ごして行きます。

バイアンもイオも違和感を感じ、自分たちには、果たすべき使命が……。
話していた女性の姿がテティスに変わり、ふたりは、記憶を取り戻します。
因みに、前述の人魚の幻を見て、海皇の啓示を受け、海闘士になったとか。
海皇の小宇宙が時空を超え、ふたりの記憶を呼び戻したようです。
アイネイアースは、与えた人生を謳歌すべきではないかと言いますが、
バイアンとイオは、テティスに導かれ、海闘士としての人生を選択します。

バイアンとイオが復活し、アイネイアースと本格的に対峙します。
アイザックは、どーなったんじゃろ？まだ夢の人生の中なのかな？

NEXT DIMENSIONが再開されましたので、火曜日にも更新します。