コキュートスの記憶

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ガンダムバンディエラ 第13話

2020年08月06日 | バンディエラ
□機動戦士ガンダム バンディエラ
 第13話

レプス隊は、サイド5宙域での作戦を終え、
MS再配備のため、月面のグラナダ基地に寄港します。
戦闘の模様は、ジオン国営放送で本国にも華々しく放映されます。
また、グラナダ市でも歓迎を以って迎えられたと伝えられます。
お歴々は、お飾り部隊と考えていたが、利用価値があると認識します。
その様子を眺める痩躯の将官の姿もありました。

グラナダ市駐屯地──
セリダ一等兵は、レプス隊の活躍を伝える新聞を読み、
戦死者や行方不明者は報道されていないと表情を曇らせます。
同僚は、仲間が死ぬことにも慣れないと身が持たないと忠告します。
その場を、ランニング中のユーリー中尉が通り過ぎます。

ユーリー中尉は、木陰で休息を取ります。
彼は、シモンとの戦闘が頭から離れず、高揚感を感じます。
ただ、戦場ではなく、ピッチでシモンと会いたかったと独り言ちます。
できる訳がないことと判ってはいるのですが……。
呼び出しが掛かり、ユーリー中尉は、身支度を整え、急行します。

ユーリー中尉を呼びだしたのは、マ・クベ大佐でした。
マ・クベ大佐は、公務ではないと告げます。
国民の英雄を、それも軍人ではなく、
サッカー界のヒーローを一目見てみたくなったのだと話します。
そして、MS乗りとして祭り上げられている状況について聞きます。
ユーリー中尉は、名誉なことだと思っているとくぐもり気味に答えると、
大佐は、戦争を生き残り、もう一度サッカーをしたいと思うか?と。
中尉は、予想だにしていなかった問に、巧く答えられませんでした。
すると、大佐は、私はスポーツには疎い方だが、宇宙世紀の開闢以前から
少なくとも250年余りに亘り続いて来た、サッカーという文化を
継承している君のような人物を貴重だと思っていると語り掛けます。
タイミング悪く、時間を区切る報せが入り、大佐の言葉を遮ります。
マ・クベ大佐は、君は、存在自体が後世に続く文化となり得る、
文化を残すために戦うべきなのだよと、中尉に言い残し、退出します。

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