□機動戦士ガンダム バンディエラ
第33話
第33話
シモン伍長のガンダムは、頭部に砲口を向けられ、窮地に陥ります。
ただ、ユーリー中尉のザクは、投降を狙っているのか、構えたまま。
その隙を突き、ガンダムは、左腕部の防盾を振り、ザクの脚を薙ぎます。
ハッティ大尉たちのナイトシーカーは、レプス隊を制圧中。
セリダ一等兵のザクが生き残りますが、素人として捨て置かれます。
大尉たちは、パレードの妨害に成功し、この場を離れるようです。
シモン伍長のガンダムは、左腕の防盾を返す刀で、ザクの右腕を切断。
水中からバーニアを使い、怯んだザクに追い討ちを掛けます。
ユーリー中尉のザクは、右腕で腰後のヒートホークを掴み、投擲します。
ヒートホークは、ガンダムの左脚に食い込み、ガンダムは膝を付きます。
シモン伍長のガンダムは、逃げるザクに向かい、左肩のミサイルを掃射。
ザクは、爆風に呷られるように吹き飛ばされてしまいます。
シモン伍長は、ガンダムの力を体感し、テム博士の言葉を思い出します。
「…君にしか果たせない使命が、この外にあるのだろう?」
シモン伍長は、胴体だけとなったザクに近付きつつ、サーベルを発振。
ユーリー・コーベルの姿を思いつつ、ザクにサーベルを突き立てます。
「…これが、オレの使命か?」とシモン伍長は、涙します。