「火怨-北の燿星アテルイ」高橋 克彦
坂上田村麻呂の蝦夷平定に至るまでの,朝廷と蝦夷の戦いの歴史を,
蝦夷の英雄アテルイの一生を通して描いた物語。
ボリュームもさることながら,中身もなかなかに読み応えがありますが,
2000年の吉川英治文学賞受賞作だそう。
吉川英治文学賞といえば,私にとっては山岡荘八の「徳川家康」ですねー。
私にとっての時代小説(というカテゴリにしてしまっていいんだろうか)の原点は,
間違いなくこれです。父の本棚から引っぱり出して読んだずっしり重い全26巻。
何が好きって,あの人の描く信長と濃姫が好き。
私の中で織田信長夫妻はあれが基本になってしまっているので,
ちょっと趣の違うエピソードを見るとものすごい違和感があります。
「火怨」から話がすっかりそれてしまった。
えーと,蝦夷側の戦略があまりにうまく運びすぎねーか??とか,
つっこみたいところはそこそこありますが,物語としては,
そういうことや上下巻のかなりのボリュームが気にならないほど,
純粋に面白いです。
坂上田村麻呂の蝦夷平定に至るまでの,朝廷と蝦夷の戦いの歴史を,
蝦夷の英雄アテルイの一生を通して描いた物語。
ボリュームもさることながら,中身もなかなかに読み応えがありますが,
2000年の吉川英治文学賞受賞作だそう。
吉川英治文学賞といえば,私にとっては山岡荘八の「徳川家康」ですねー。
私にとっての時代小説(というカテゴリにしてしまっていいんだろうか)の原点は,
間違いなくこれです。父の本棚から引っぱり出して読んだずっしり重い全26巻。
何が好きって,あの人の描く信長と濃姫が好き。
私の中で織田信長夫妻はあれが基本になってしまっているので,
ちょっと趣の違うエピソードを見るとものすごい違和感があります。
「火怨」から話がすっかりそれてしまった。
えーと,蝦夷側の戦略があまりにうまく運びすぎねーか??とか,
つっこみたいところはそこそこありますが,物語としては,
そういうことや上下巻のかなりのボリュームが気にならないほど,
純粋に面白いです。
山岡荘八の「徳川家康」は私も幼いときによく読みました。懐かしくてついコメントしました。
今ちょうど、そのあやこ女史の「人は最期の日でさえやりなおせる」を読んでいます。偶然ですね。
チビちゃん,だいぶ大きくなりましたねー。
「人は最期の日でさえやりなおせる」という本は未読でした。探してみよう…