ぼてマメ日記

息子ぼてと娘マメとの毎日やなんやかやをテキトーにつづります

最近読んだ本2

2007年09月07日 | Weblog
「火怨-北の燿星アテルイ」高橋 克彦

坂上田村麻呂の蝦夷平定に至るまでの,朝廷と蝦夷の戦いの歴史を,
蝦夷の英雄アテルイの一生を通して描いた物語。
ボリュームもさることながら,中身もなかなかに読み応えがありますが,
2000年の吉川英治文学賞受賞作だそう。

吉川英治文学賞といえば,私にとっては山岡荘八の「徳川家康」ですねー。
私にとっての時代小説(というカテゴリにしてしまっていいんだろうか)の原点は,
間違いなくこれです。父の本棚から引っぱり出して読んだずっしり重い全26巻。
何が好きって,あの人の描く信長と濃姫が好き。
私の中で織田信長夫妻はあれが基本になってしまっているので,
ちょっと趣の違うエピソードを見るとものすごい違和感があります。

「火怨」から話がすっかりそれてしまった。
えーと,蝦夷側の戦略があまりにうまく運びすぎねーか??とか,
つっこみたいところはそこそこありますが,物語としては,
そういうことや上下巻のかなりのボリュームが気にならないほど,
純粋に面白いです。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 最近読んだ本 | トップ | 最近読んだ本3 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sega)
2007-09-09 20:35:41
お久しぶりです。お元気そうでなによりです。

山岡荘八の「徳川家康」は私も幼いときによく読みました。懐かしくてついコメントしました。

今ちょうど、そのあやこ女史の「人は最期の日でさえやりなおせる」を読んでいます。偶然ですね。
返信する
Unknown (ch7)
2007-09-10 21:43:28
コメントありがとうございます。
チビちゃん,だいぶ大きくなりましたねー。

「人は最期の日でさえやりなおせる」という本は未読でした。探してみよう…
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事