フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

帰国しました

2016-10-24 | スペイン2016
無事に帰国しました。
帰国前夜、夫が送ってきた写真。

これが最後のお弁当、って。冷凍食品ばっかりやな・・・でも感謝(大阪市の中学校は給食なのだが、テスト期間や部活のある土日など、けっこうお弁当の日が多いのだ。苦労かけちゃった。)
これからはスペインのセニョーラみたいにお家をピカピカにして、家族の為にご飯作りも頑張ろう。
Blogを気に掛けて下さった方、有り難うございました。大変だったけど・・・やると決めたらやり切ってしまう性分なもので。

明日からレッスンも再開!みんな元気かな?フラメンコ踊ろう!

関空からのバス内にて



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マドリッドへ 帰国前

2016-10-22 | スペイン2016
アルマグロを発つ朝、雨が降った後の中庭を、部屋の窓から望む。

地下の洞窟部屋も覗いてみた。

グラナダみたい。

静かで快適で、もう少し滞在したくなるような宿だった。
列車の時間まで荷物を預けて、もう一度広場周辺を散策。


昨夜のバルにも訪れて、ワインとチーズを再び。チーズのボカディージョは半分持ち帰りにしてもらった。





無人のアルマグロ駅で、今度はどっちのホームだろう?と立ちすくむ。そのうち3人ほどやってきたので、同じホームで待機。何事も慣れだと思った。今度は後に付いて行かず、自分が乗る車両を目指して、ドアボタンをプッシュ。何かあっても、乗る時は車掌さんがチェックしに降りてくるようだ。
近郊線はがら空き、スーツケース置き場は私のマレタだけ。

2時間半弱で到着。マドリッドは緊張する。
空港近くのオスタルを予約していたので、シャトルバスで空港へ。そこから予約先のオスタルに電話して、迎えサービスを頼んだ。(近郊線なら、終点のチャマルティン駅まで行って、そこから1本で空港に行く方法もあるようだ)

順調そうに書いたけど、改札の出方が分からなかったり(←紙しか持ってないのに、自動改札なんだもん。それにもともと、改札入って無いし。)ドタバタの末に辿り着いた部屋。

オスタル近くの広場で人だかりが!

山車は、ほんのちょっぴりずつ進む。夕飯を食べる前に見て、食べ終わって出てきたら、まだ広場一周出来てなかった

更に部屋で。

帰ったら、白いご飯と納豆を食べたいなぁ。
さあ!今からシャワー浴びて、荷物を整理して詰めよう。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルマグロ

2016-10-22 | スペイン2016

モントロの朝靄がかかった景色を、深呼吸しながら目に焼き付けた。

いったんコルドバに引き返す為、バス停へ。今度は乗る時に乗車券を買う。順調にコルドバに着き、次はAVEでシウダッド・レアルに向かう。かなり待ち時間があったので、駅構内のカフェでblogに集中した。(これで追いつきそう!)

乗車時間が来て、早めにプラットホームへ。今度は、日本で用意してきたプリント用紙を見せるだけで通れた。(なんで紙がOKで、iPhoneの画面がNGなのだろう)
列車が到着するギリギリ前までベンチに座って待っていたら、スーツケースの置き場争奪戦に負けた
仕方なく置き場の近くに並べて、自分はその近くの補助椅子に座った。
初めて降りるシウダッド・レアル。

ここから乗り換えて、アルマグロまでは一駅。この切符はiPhoneに通知されてくる画面でOK。車掌さんが検札に回ってきた。ほどなく到着し、私はドアが開くのを待ってた・・・が、こちらでは待ってても開かないのだった!慌ててスイッチを押したら反応なく、無情にも列車は走り出してしまった
今まで必ず誰かが押してくれてたんやね。
不安な気持ちで次の駅で降りた。

無人駅員さん居ない。
引き返すには反対のホームよね?と信じて疑わない私は、反対側に渡って、貼ってある時刻表を見た。良かった、10分ほどで来るみたい。
あちらのホームにお爺さんが1人だけいる。ほどなくして、こちら側にも男の人が来た。アナウンスが流れて、立ち上がる私の様子を見た男の人が、あっちのホームだよ!渡るんだよ!って。マジですか?!来た時と同じ線路を、逆に走ってくるの?!
慌てて渡り、男の人にグラシアスと叫んだ。ドア叩くみたいなジェスチャーしてる・・・あ、乗る時もボタン押して開けるのね?ひゃあー、若い人が駆け込んできたので、その人に付いていって、無事乗り込めた。助かったわぁ!!あとの電車はしばらく無いみたいだったから。ゾゾーッ。


居合わせた車掌さんに事情を話して、アルマグロに到着。

あーん、ここも無人。タクシーの電話番号が貼り出してある。今日はiPhoneの地図が見れるので、それを頼りに歩いて行く。石畳にスーツケースがキツイ。

到着した宿泊先を見てテンションが上がった。


マダムが出迎えてくれて、敷地内を案内してくれた。


地下の部屋に小説家が住んでたとか。
歴史のある家。アンティークな調度品のあつらえも美しく、手入れの行き届いた部屋には揺り椅子まである。夢のようやわー。(しかもなぜか、安いんです!)

部屋の小窓。

マッサージシャワー!!


部屋で嬉しがっていた直後、まさかの試練が待っていた。(あ〜、なんかこの旅行、踏んだり蹴ったりが続くなぁ)
iPhoneを充電しようとしたら、コード類一式入ったポーチが無いっ。ここに入れてた筈、というところに無い朝ホテルを出る時に、これが無くなったら大変や〜と思いながら鞄に入れたの覚えてる。コルドバの駅で充電器使ってるから、その時はあった筈。あぁ、スラれたか自分で落としたか置いてきたか???
ポーチから出して使っていた充電器本体は無事だ。でももうすっかり電力無いし、iPhoneも30%になってる。
落ち着け、わたしー。手も足もあるー。もっと無くなったら困るものはあるー。
気を取り直して、宿の人に充電コードを買えるところはないか聞いた。movistar という携帯ショップと、電気屋さんの場所を教えてくれた。まずmovistarへ。ここは、店で充電もしてくれるみたい。iPhoneは出来ない、って。宿の人が教えてくれた所と同じ電気屋さんに行ってみるよう言われた。あぁ、iPhone6に合うのを置いているだろうか?
電気屋さんに行くと、店員さんは電話で話し中。(やっぱり長い)その間に見て廻ったら、あるある!USBコードとアダプターが!ひゃっほーう
帰国前ですが、買っちゃいました。アダプターはスペイン仕様なので、こちらでしか使えないけどね。(お貸しします)

気分が落ち着き、街歩き。




アルマグロの広場は、実際に見たら、とても美しい。来て良かった。
周辺を散歩。







↑こちらではよく見る光景

お土産屋さんも充実。手編みレース。


名物の、ナスの酢漬けみたいなの。オリーブみたいな味なんだけど、もっとピリッと。美味しかった!!ワインもすっごく美味しい


サラダにかかってる黒いドレッシングも美味しい!!
大好きなケソ・マンチェゴを本場で食べれた


ラマンチャ地方の虜になった。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モントロ

2016-10-21 | スペイン2016
コルドバからバスで1時間足らずの街、モントロを目指す。前日にバス・ステーションで確認したら、当日の10分前に来たらいい、と言われて発車時刻を口頭で教えてくれた。(セビージャのバスセンターみたいに時刻表が提示されていない
11:00発に乗ると決めて、当日10:20に行ったら数人並んでいて、窓口は開いてない
10:30過ぎに開いて、チケット購入。その後あっという間に列が長くなった。10分前に行ってたら、間に合わへんやん?


Villa del Rio行きなんやぁ←良くわかってない人。
バスは、かなり空いてて快適だった。オリーブ畑が荒涼と広がる中を進む。
着いたバス停は、公舎らしき物がなく、え?ほんまにここですか?・・・ポール1本立ってるだけだった。

さて、宿泊するホテル mirador de montroがどこにあるのかサッパリ分からない。露店のおじさんに聞いてみた。なんか遠そう・・・言われた通りに坂道を下っていく。のどかな街並みを抜けて、目の前に広がりつつある景色に、テンションが上がって来る。


ほんまにこっちで合ってるのかな?通りがかりのおっちゃんに聞くと、この景色はどうだ!とばかりに得意そうに同じ方向を指す。
スーツケースをゴロゴロしながら、時々立ち止まって眺めつつ、降り続けた。




遊歩道からの景色に感激。・・・で、ホテルはどこ??
もしや?!?!
買い物帰りのオバちゃんを掴まえて聞いた。ホテルmirador de montroは何処ですか? と。
ずーっとアリーバよ!って、坂の上の方を指してくれた。やってもーた・・・。
ホテルと頭に言わなかったから、ミラドールなポイントを教えてくれてたんだ。
同じ道を引き返すのは嫌なので、少しでも早く着くなら!と恐ろしいほどの急勾配に挑む私。中腰で、スーツケースを後ろから押しながら石畳を登っていった。
よれよれになりながらも、ちょっと賑やかな場所に上がって来れた。とりあえず休憩しよう
入ったバルで、カフェは無いと言われた。ビール飲んだら歩けなくなりそうなので、ホテルへの行き方を聞くだけにした。
「あそこに車があるだろう?あれはタクシーなんだ。あの人に聞くんだよ。」・・・全然タクシーに見えませんけど?
でももう歩いて行くのは無理や!自称タクシー?のおっちゃんに頼る事にした。ずいぶん愛想がいい。(←って事は怪しい)
私は助手席に座らされ、アンタさっき見たよ、写真撮ってたね、とか、日本人?30年前に日本人の恋人がいたんだよー、とか、娘の写真を見せてきたり、こっち見て喋らないで前見て運転してくれ〜い。やっぱりメーターらしきものは無い。あれ?この道、さっきバス降りたとこやん
ホテルはバス停の近くだった・・・チーン
親切だけどイヤラしそうなオッちゃんに 、いくらか聞いたら6ユーロと言われた。ぼったくってると思うが、サッと払ってバイバイした。

さあ、ホテルに着いた。


バルコニーから、さっきの遊歩道が一望できる


休憩して街歩きに。

部屋を出た所の壁が岩だ。

まず腹ごしらえ。

チュロスみたいに見えるこれは、ナスを揚げて、ハチミツをかけたもの。コルドバ圏の郷土料理の一つ。
揚げ餃子みたいに見えるこれは、ラボ・デ・トロが入ったパナイージャ。


スペイン広場で休憩。遠くに見えてた塔はこれだったのか。

ホテルに着くまでのひと騒動が尾を引いて、疲れて眠たい。


前を歩いているカップル。目指す場所は同じ。

観光名所になっているコンチャの家。(カップルが撮ってくれた)

貝殻で装飾されている。

これでホテルから渡された地図の、オススメ目抜通りは制覇したし、違う道を通って帰ろう。

ドアの前に布をかけている家が多い地区があった。




特にお店も無いので、今晩はホテルのレストランで食べる事にした。



1皿目にサルモレホ。

2皿目にアスパラガスのフリートを頼んで失敗!

昼にも揚げもん食べたのにバカだしかもセビージャのフリートとタイプが違うのね
既に大量のオリーブオイルが消化できてない感じがする昔、これで具合悪くなった経験があるので、無理せず残した。添えられていたポテトフライが、やけに美味しかった。息子に食べさせたいなぁ。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セビージャからコルドバへ

2016-10-21 | スペイン2016
少し旅をしながらマドリッドへ向かう。まず、いつも行ってしまうコルドバへ(思い出の場所なので)。予約したオスタルが14:30までにチェックインしないといけないという注意書きに気が付き、先日慌ててrenfeのサイトから予約した。(当初、レッスン受けてから夕方バスで行こうと思っていたのはボツ
12:00にピソを出ればいいので、それまでに荷物をまとめて用事を済ます。マルケシータが店番する店へ、sizeが無くて取り寄せとなったブラウスを取りに行く。10:00過ぎに行ったら開いてない10:30に行っても開いてないっ店の前のカフェに行ってみたらマルケシータが居た。店は11:00からだけど、急いでいるなら15分早く開けるわね、って。

長居したら買い物が増える危険な場所である

ミリアムへのプチ贈り物も探して、大急ぎで戻って支度。ミリアムはとても親切にしてくれた。iPhone事件の時も「大丈夫よ、落ち着いて。貴方には手も足もあるじゃない!心配することじゃないわ、大丈夫!」と励ましてくれた。
干渉される事が苦手な私が、スペイン人は、事細かく状況を話してコミュニケーションをとるのが当たり前なんだな?と察してからは、ミリアムが楽になった。あんまり喋れなくてゴメ〜ンやったけど。

次はいつ来るの?って。
来年、再来年は無理だけど、またスペインに来れますように。

スーツケースごろごろ。歩いて15分足らずで駅に到着。出発時間まで余裕と思っていたら、そうじゃなかった!iPhoneのチケット画面を見せるだけでは、出発ホームに入れないんやっ何?どうすんの?なんか説明されるが良く分からない。言われた方向にある機械で、プリントアウトしたらいいのかな?予約番号入力したり、いろいろ試すがうまくいかない。どうしよー、もう時間が無いよぉ窓口は列が出来てる。働いてる人は、それぞれの職務以外のことはノータッチ。オフィシーナに行けと言われて、飛び込む。男2人ペチャクチャお喋りしてる中に割り込んで(いーっつもお喋り中なんだからっ)アピール。あと5分あるよ、とお喋りを続けながらチケットを発行してくれた。手荷物チェックも、お喋りしててチェックしてへんやん?ホームを駆けて、AVANTOに乗り込んだ直後にビーッと扉が閉まった。セーフぅ。

コルドバのオスタルに辿り着いて、階段を上がろうとした瞬間、スーツケースの取っ手が壊れた。が、がーん!

オスタルの人が親切に「鞄や靴を修理するところで直せると思う。まず写真をとって相談ね。」と地図を書いてくれたが、修理出来るとしても、スーツケースの中身を全部出して持っていく事を思うと萎える。明日の朝には出発するし。不便だけど我慢しよう。

初めてここに滞在した時の、ご主人パコは亡くなったそうだが、奥さんのパストーラは元気だって。(受付の貴方(娘)は随分太ったわね・・・フラメンコの発表会で踊ってたね。)
私がご両親に世話になったと知ると、バルコニー付きの2ベッドの部屋に変えてくれた。



安宿だけど雰囲気がいい。広場がやかましいのは我慢。
今夜は広場を眺めながら、買ってきた物を食べることにしよう
お昼ご飯は、いつもの店へ。


コルドバの名物料理、ラボ・デ・トロ美味しかった。

珍しくデザートまで頂いちゃった。ナティージャ(プリン)

特に観光はせず、少しだけ街歩き。



タブラオ発見!プレミオ・ナショナルをとった人が出ると受付で聞いたけど・・・セビージャが良かったから、止めておこう。


広場近くのポトロ広場。

セビージャより閑散としている。

こんなん前からあったっけ?マリオ・マジャが生まれた通りだって・・・コルドバ生まれだったのか。

オスタルが子供達の代に引き継がれて、前のご主人の顛末を知る事も出来て、自分の中で何かが片付いた気がする。コルドバはこれで最後になるかもしれないと思った。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする